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SOTAC Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイア&UNITYタイプ ファストマグニファイアマウントセットのレビュー

記事作成日:2022年1月17日

友人が新登場したSOTAC製のレプリカマグニファイアとスイングマウントのセット、『SOTAC Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイア&UNITYタイプ ファストマグニファイアマウントセット』を購入、借りてレビューします。

尚、新品状態で借りたわけではなく、一度ゲームで使用して色々と調整されている状態になります。
また、本来マグニファイアとスイングマウントが別々の箱に入っており、自分で合体させる必要があるのですが、組み立て済みの状態で借りているので、完全な箱出し状態ではありません。
その点ご了承下さい。

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という訳で、SOTAC Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイア&UNITYタイプ ファストマグニファイアマウントセットはこんな感じの製品です。

Aimpointのエントリーモデルマグニファイア、3X-Cを模したレプリカマグニファイアとUnity Tactical FAST FTC Aimpoint Magnifier Mountを模したレプリカスイングマウントの組み合わせの製品となります。

個人的には3X-Cより3X(ハイエンドモデル)の方が人気がある気がするんですが、Cの方がレプリカで出たんですね。

UNITYタイプ ファストマグニファイアマウントについて

こちらのスイングマウントはFASTマウントの高さ(2.26インチ)に合うようになっているので、かなり高さのあるマグニファイア用スイングマウントです。
こちらのメーカーはZ&Zのようです。

側面のUNITYロゴはしっかり入ってます。

マウント基部は20mmレールに取り付ける仕様となっており、AmericanDefenceタイプのQDレバーが付いています。
こちらのQDレバーにもしっかりAmericanDefenceのロゴが入っており、形状は新型(現行タイプ)になっています。

もちろん、幅の調整も行う事が出来ます。
QDレバーを展開した状態で押すと反対側のナットが飛び出すので、ここを回す事で調整可能です。

スイングマウントの正面はこんな感じ。
UNITYらしい凹凸部の角はしっかり面取りされており、なめらかです。

スイングマウントの内側はマグニファイアを折りたたんだ時に入り込む窪みがあります。
内側の処理も割と綺麗ですね。

こちらのスイングマウントにマグニファイアを取り付けるにはリング部にマグニファイアの対物レンズ側を差し込んで、2本のネジを締め込んでクランプします。

尚、チューブ径30mmのマグニファイアに対応しているので、別にAimpoint系じゃなくても対物レンズ側のチューブ径が30mmであれば取り付ける事が可能です。
ただし、チューブ径が30mmであっても対物レンズ側が膨らんでいるような製品は取り付ける事が出来ないので注意が必要です。

それと、スイングマウントのヒンジ部にトルクスネジが付いているのですが、ここを締め込む事でスイングマウントのテンションを調整する事が出来ます。


ヒンジ部に組み込まれているプランジャーが柔らかめな事もあって、結構きつめに締め込まないとゆるくてガタツキが発生します。

多少渋くてもきつめに締め込むのが良い気がします。

一般的なスイングマウントは左右どちらかに倒す仕様なのですが、Unity Tactical FAST FTC Aimpoint Magnifier Mountは上下に動く独特な仕様となっています。

スイングマウントの高さがある故の動きですね。

ちなみに、実物と比較するとほんの僅かに大きいそうです。

Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイアについて

Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイアの方もマウントと同様にフル刻印仕様になっています。
ハウジングを覆っているカバーはラバーで出来ており、Aimpointのロゴがそこに入っています。

ホリゾンタル/バーティカルアジャストダイヤルはそれぞれこんな感じでマイナスドライバーで回す仕様となっています。
クリック感は無く、スルスル回ります。
移動方向はダイヤルに矢印と共に記載されています。

接眼レンズ側には視度調節ダイヤルが付いています。

レンズコーティングと覗いた時の様子について

SOTAC Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイアのレンズは対物レンズ、接眼レンズ共に緑〜青系のコーティングが施されており、接眼レンズ側は角度によって紫色っぽいコーティングも確認出来ます。
レンズコーティングの品質はそんなに悪い感じはしないですね。

覗いた時の様子はこんな感じ。
フチは割と太めで歪みも少々気になる程度はあります。
アイレリーフは50mm〜60mm程度、アイボックスはマグニファイアとしては無難な広さはあるので覗きにくいという事はありません。

尚、像の明るさは若干暗めなので、組み合わせる光学サイトはなるべく明るい方が快適に使えると思います。

ちなみに、このサイズのマグニファイアだと普通の丸い凹凸レンズの組み合わせである事が多いのですが、どうやらプリズムが入っているようです。(実物もプリズムが入っているそうです)

という訳で、SOTAC Aimpoint 3X-Cタイプ マグニファイア&UNITYタイプ ファストマグニファイアマウントセットのレビューは以上になります。

レプリカマグニファイアは昔に比べると物凄く良くなっており、今回レビューしたAimpoint 3X-Cレプリカも像の暗さと歪みという問題はあるものの、十分実用レベルの製品であると感じました。
もっとも、2万円が適正価格か?と聞かれると結構微妙な気がします。(この値段を出すならNovelArmsの3倍マグニファイア買った方が性能的な満足度は高い…)

まあ、UNITYのマウント+Aimpoint 3X-Cの組み合わせが欲しくて、尚且最低限の実用性は担保したいという場合には選択肢として上がる製品だと思います。

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