箱出し状態のS&T M4 CQB-R スポーツライン(STAEG361RBK)をサバゲーで使ってみた感想とグルーピング計測結果について
記事作成日:2022年2月7日
先日開封レビューを行ったG3電子トリガー搭載電動ガン、S&T M4 CQB-R スポーツライン(STAEG361RBK)をサバゲーで使ってみました。
サバイバルゲームで使ってみた感想
フィールドは千葉県のサバイバルゲームフィールド、ヘッドショット。
BB弾はヒットコール0.25g バイオBB弾を使用しています。
光学サイトとしてEoTech 552.A2とPRIMARY ARMS製 3倍マグニファイア GEN Ⅳを乗せています。
また、覗いた時にフロントサイトが邪魔にならない高さにする為にRock River Armsのライザーマウントを付けています。
まず、ヘッドショットのシューティングレンジで撃ってみた感想としてはとにかくバネなりが気になります。
ギアノイズも煩いですが、中華ガンの箱出しという事なので仕方がないかなと…。
ただ、バネ鳴りに関しては割と不安になるレベルで気になります。
弾の飛び具合に関しては20mの距離でもそれなりに散る印象で、そこまで集弾性はよく無い感じでした。
また、HOPを掛けるとBB弾が右に曲がるような弾道になり狙いづらいのと、ハンドガード(バーティカルフォアグリップ)を強く握り込むとバレルが曲がってしまう影響でよりいっそう弾が散ってしまう印象がありました。
シューティングレンジで撃ってみた感想や、サバイバルゲームでの使用感に関してはYouTubeに動画でアップしています。
以前、箱出し状態で使ってみたCYMA SIG 556 CM001BKに比べると命中精度の悪さ故に戦い辛さはありましたが、箱出し状態で使い物にならない程の物では無いと思います。
今は16000円程度で売られている海外製品でもこれくらい動いてBB弾もしっかり飛ぶんですねぇ…。
とは言え、昔の東京マルイのスタンダード電動ガンもこれくらいの値段で新品を買うことが出来たんですがね…。
グルーピング検証
サバゲー帰りにDEFCON1に寄ってグルーピングを測ってみました。
ターゲットまでの距離は約22m、使用弾は変わらずヒットコールの0.25gで、レストバッグを使って銃を安定させています。
初速は70m/s程度でした。(HOP量はサバゲー時と同じ)
グルーピングの計測方法は例のごとく、30mチャレンジのルールに則った形で10発3セットの30発連での計測結果としています。
何度計測しても100mmを切る事は出来ず、安定感は無さそうでした。
また、レストして撃つにあたってハンドガードを強く抑え込んでしまうと弾道が大幅に乱れるので、しっかり構える事が出来ないという問題もあり、計測が少々面倒でした。
また、残弾数によって着弾点が変わっていくという問題もありました。
30発程度装填した状態で撃ってみた所、これくらい上下のブレが存在するようです。
残弾数が多い時は下の方に着弾点が寄り、BB弾が減ってくると上に浮いてくる感じですね。
この銃を箱出し状態で使うならスプリング給弾式のマガジンは使わない方が良さそうですね…。
ちなみに、フルオート(3〜5発程度のバースト)のグルーピングはこんな感じでだいぶ散ります。
画面外に着弾している弾は恐らく銃身を曲げてしまった時の弾かも知れません。
スタンダード電動ガンなので、別にリコイルがある銃では無いものの、駆動パーツの振動の影響は受けるのでそれを抑える為に少し強めに握り込んじゃうとこうなります。
ただ、このバレル歪み問題は樹脂パーツを使用しているスポーツラインモデル特有の症状でもあるので、剛性を上げない限り改善出来ないような気がします。
とは言え、22mで53cmという事は人の胴体にだいたいの弾を当てる事は可能という事でもあるので、サバゲーで使用可能な最低限の集弾性はあると言えると思います。
という訳で、箱出し性能が分かったので次は分解レビュー記事を投稿する予定です。