東京マルイ GBB Glockシリーズ用のリアルカウント化スペーサーを作りました
記事作成日:2022年2月9日
東京マルイ系のGBB Glockシリーズで使用可能な、リアルカウント化スペーサーを作ってみました。
尚、東京マルイGlock 17 Gen3/Gen4用マガジンとKJ WorksのGlockシリーズ(KP-17/KP-13)用CO2マガジンの両方で使えるように寸法を調整しています。
WEやAPS、VFCなど他メーカーのマガジンが手元に無いので未検証です。
ガスブローバックハンドガン用リアルカウントスペーサーを購入するhttps://evolutor.booth.pm/items/3632134
このスペーサーはGlock17用の一般的なマガジンキャパシティである17発にする事が出来る他、装弾数を1発、2発増やす事が出来る、大型のマガジンバンパーを装着している場合でも対応出来るように、長さを調節する事が出来る仕様にしています。
その為、このスペーサーを入れる事で装弾数を17発〜19発の間で調節する事が可能となっています。
スペーサーを装着するにはまずマガジンのスプリングガイドを分解する必要があります。
東京マルイのGlock17用マガジンだとGen3用でもGen4用でもネジの種類が違うだけで分解方法は同じです。
スペーサーをスプリングガイドに差し込みます。
KJ Works KP-17/KP-13用 CO2マガジンはスプリングガイドの固定方法がピンになっているので、マガジンの分解方法が異なっているのと、スプリングガイド部の形状が東京マルイと違っています。
東京マルイのスプリングガイド、KJ Worksのスプリングガイドに取り付けるとそれぞれこんな感じになります。
両対応な構造にしているので、見た目の違和感がありますがこれは仕方がないです…。
後はこのスペーサーを取り付けたスプリングガイドをマガジンに入れて、組み立てるだけです。
尚、スペーサーを入れる事によりフォロワーを下げて下からBB弾を装填する方法が出来なくなります。
手込めでもBBローダーでも良いですが、リップ側から装填する必要があります。
BB弾は17発ピッタリ入りつつ、フルロード状態でもローディングノズルを傷めない程度にBB弾が押し下がるゆとりある状態にしています。
このちょっとしたクリアランスが無いとローディングノズルを破損させてしまったり、個体によっては初弾が装填できなかったりするので、割と重要なポイントです。
KJ WorksのKP-17/KP-13用マガジンでも同様な感じです。
尚、装弾数を1発増やしたい場合はニッパーで17Rと18Rの間の凹み部分を切ります。
これで装弾数が18発になります。
装弾数が18発になってもちゃんとローディングノズルを傷めない程度のゆとりは確保しています。
ここの寸法調整をするのが少々面倒でしたね…。
装弾数を2発増やしたければ18Rと19Rの間の凹みぶぶんで切断します。
もちろん、19発仕様にしてもローディングノズルを傷めない程度のゆとりを確保しています。
という訳で、これでGlock17のリアルカウント運用が楽になりました。
今までリアルカウントにする場合、手込めで1発ずつ数えながら込めてましたからね…。
BBローダーで一気に入れても装填数がオーバーする事が無くなります。
Glock17用17発〜19発リアカンスペーサー出来ました。 pic.twitter.com/FIkzWqzLXP
— エボログの中の人@3Dプリント楽しい (@Evolutor_web) February 8, 2022
東京マルイ Glock19用 リアルカウントスペーサーについて
Glock17用を作った後、Glock19用も造りました。
基本的な設計はそのままで、Glock19のリアルカウント弾数である15発になるように調整されています。
また、装弾数を増やすマガジンバンパーに対応するために、16発、17発の可変サイズになっています。
尚、東京マルイ Glock19のマガジンはGlock17系と異なりマガジン底部(注入バルブ部分)が2本のピンで固定されている為、組み込み難易度はGlock19の方が高いです。
という訳で、とりあえず最初は個人的に一番使用頻度の高いGlock用のマガジン用のスペーサーを作りましたが、今後他のマガジン用のリアカンスペーサーも作っていこうと思います。
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