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東京マルイ LCP IIを購入したのでレビューします【コンパクトキャリーガスガン第三弾】

記事作成日:2022年3月9日

東京マルイ製コンパクトキャリーガスガンシリーズの第三弾、LCP IIを買いました。
東京マルイ製品は基本的に発売日に買いに行くようにしていたのですが、すっかり忘れていて今更なレビューになります。

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LCPが発売されて1年経たずにLCP IIが出るのは小売店泣かせというか何というか…。

パッケージデザインはおなじみの感じで、蓋裏に説明書類が入っており、銃本体とマガジン、BB弾が同梱されています。
銃口には保護キャップがはめられています。

東京マルイ LCP II本体はこんな感じ。
LCPに比べてかなり最近な形状になっていますね。

マズルはこんな感じで、バレルのライフリングが再現されている奥に真鍮のインナーバレルを確認する事が出来ます。
リコイルスプリング部にネジが付いており、他のコンパクトキャリーガスガンシリーズと同様にこのネジを外す事でスライドを外す事が可能となっています。

スライドは前側と後ろ側にセレーションが入っており、角張ったデザインも含めてかっこいいです。
もっともフィクスドスライドガスガンなので、セレーションはただの飾りですがね…。

また、スライドには若干キラキラした粒子みたいなのが吹き付けられており、樹脂スライドではあるものの金属感が出ている気がします。

東京マルイ、新製品なら全部にこの処理が施されているという訳では無いのですが、どういう基準でこの塗装にしてるんでしょうか…。

チャンバーには380 AUTOの文字が入っています。
実銃のRUGER LCP IIには22LRと380AUTOの2種類の弾薬のモデルがあるのですが、東京マルイのLCP IIは380 AUTOモデルのようですね。

トリガー周りはこんな感じで、トリガーにはトリガーセーフティーが付いています。
トリガーガード前側には滑り止めのセレーションが付いています。

トリガーセーフティーが付いているからといって物理セーフティーが無いという訳では無く、ちゃんとスライドストップが物理セーフティー代わりになっています。
この物理セーフティーはカチカチとしっかりしたクリック感があり、操作は割と硬めです。

射撃可能な状態
セーフティ状態

フロントサイトとリアサイトはそれぞれこんな感じで、光の反射を抑える為のセレーションが施されています。
共にサイトを動かす事は出来ません。

サイトピクチャーはこんな感じ。
セレーションの影響もあって割と狙いやすいと思います。

ASGKや東京マルイの刻印はこんな感じ。

グリップはこんな感じで、滑り止めのシボがオシャレな感じで配置されています。

このシボはグリップ前側と後ろ側にも存在。
程よい膨らみもあるので全体的にグリップ力は高めで良い感じの握り心地です。

RUGER風TM刻印は健在です。

マガジンを挿すとこんな感じになります。
マガジンバンパーにはフィンガーレストが付いていますが、手が小さめの私でもこのフィンガーレストに小指が収まらない程の小ささがある拳銃です。

東京マルイ LCP IIのマガジンについて

東京マルイ LCP IIのマガジンはこんな感じで、マガジンバンパーの形状以外は従来のコンパクトキャリーガスガンシリーズと同じ感じ。

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ローディングノズル件ガスルート的なパーツはこんな感じ。
昔ながらの手法ですが、しっかりノズル長さを延長させる改良が加えられているのが良いですね。

マガジンの装弾数は10発、シングルスタックです。
リップ側から込める事も出来ますし、フォロワーを下げた状態で下から給弾する事も出来ます。

ガスを空にした状態のマガジン重量は126g、HFC134Aを満タンに入れると129gになるので、マガジン内のガス容量は3g程度のようです。

尚、LCPと LCP IIのマガジンはマガジンバンパーの形状が異なるだけで双方で使う事が可能です。
LCPにLCP IIのマガジンを挿した時の見た目の違和感はありますが、LCP IIにLCPのマガジンを挿した時はそんなに違和感は無い気がします。

左がLCP IIにLCPのマガジン、右がLCPにLCP IIのマガジンを挿した状態

ちなみに、ボディーガード380のマガジンをLCP IIに取り付ける事も出来ますが、LCP IIのマガジンをボディーガード380に取り付ける事は出来ませんでした。(マガジンキャッチが掛からない)
これはLCPとボディーガード380でも同じだったので、ボディーガード380のマガジンバンパーだけちょっとイレギュラーな形をしているようです。

LCP IIでボディーガード380のマガジンを使う事は可能
ボディーガード380にLCP IIのマガジンを挿すとマガジンキャッチが掛からない

箱出し状態での初速について

という訳で、箱出し状態での初速を測っていきます。
使用弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾、ガスはHFC-134Aです。

まずは常温(マガジン温度21度)から。
初速は55m/s後半程度。

続いて30度で計測。
10m/s程度上がって66m/s台になりました。

最後に41度です。
更に10m/s程度上がって75m/s台まで上がりました。

相変わらず小さい割にポテンシャル高い銃ですよねぇ…。
気密もしっかり取れていると思いますし…。

LCPとLCP IIの違いについて

LCPとLCP IIの外観を比較していきます。
まず、全体的なサイズ感はほぼ同じですが、LCPが丸みを帯びたデザインなのに対し、LCP IIは角張ったデザインになっているせいで大きく感じられると思います。

実際の大きさの違いは大きく2つ。
スライドの全長がLCP IIの方が若干長く、グリップが太くなっています。
スライドの長さは若干ですが、グリップの太さは握った時に明らかな違いを感じます。

グリップが太くなっているお陰で握りやすさがLCPよりも良くなっています。

グリップを握った時の様子はそれぞれこんな感じ。
まあ、どのみち小さいのですごく握りやすいという訳では無いのですが、握りやすさに関しては割と頑張っている感じです。


という訳で、東京マルイ LCP II コンパクトキャリーガスガンのレビューは以上になります。
コンパクトキャリーガスガンはTaurus Curveも発売予定とされているので、そちらも気になる所です。

それ以上に、このユニットを生かした通常サイズのフィクスドスライドガスガンが出て欲しいなと思っていますが…。
SOCOM MK23の後継機種的なポジションで…。

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