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BATON Airsoft BS-H.O.S.T. / BS-STACCATO用 2011 CO2マガジンの従来型と新型(Type-N)を比較してみます

記事作成日:2022年5月19日

BATON Airsoft BS-H.O.S.T. / BS-STACCATO用 2011 CO2マガジンは従来型新型(Type-N)の2種類が存在し、新型は従来型に比べて値段が900円程高くなっています。
具体的にどういう違いがあるのかも含めて、軽く紹介してみる事にします。

まず、パッケージに関しては共に同じですがラベルの商品IDが違っているので別の商品である事が分かります。
ただ、パッケージから新型か従来型かを判別する事は無理そうです。

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共にタニオ・コバ CO2バルブが組み込まれており、JASGの認可が通っているマガジンになります。

新型、従来型の内容物はそれぞれこんな感じ。
外観の違いは無く、新型にのみL字六角レンチが付属します。

マガジンの細部を見ていきます。
尚、仕様が違う部分のみ差異について触れていきます。

まずリップ側はこんな感じで、ガスルートパッキンが少し大型という程度で東京マルイのハイキャパシリーズとほぼ同じ形です。

リップ側を分解するとこんな感じ。
ガスルートパッキンの違いが分からないのですが、違う金型で作られているようです。
それ以外は同じ感じ。

左が従来型、右が新型

内側はこんな感じでかなり角ばっています。

尚、マガジン側にはハイキャパはM1911系おなじみの三角形の突起が付いています。
この突起はガスルートパッキン内側に入り込みます。

尚、このガスルートパッキンは東京マルイ ハイキャパシリーズと形状が似ているようで微妙に違っており、比較するとこんな感じで、若干BATON 2011 CO2マガジンの方が大きい事が分かります。

特に大きな違いとして、ガスルートパッキンの高さ自体がが0.5mm程高くなっており、シリンダーとしっかり密着する仕様になっています。

これにより、組み合わせによってはシリンダーを強く押し上げてしまい、動作不良や破損の原因になる可能性がありそうです。

リップ側に組み込んだ状態で比較するとガスルートパッキンの飛び出し具合や大きさの違いがよく分かると思います。

BATON 2011 CO2マガジン純正ガスルートパッキン
東京マルイ ハイキャパ用ガスルートパッキン

重ね合わせるとこんな感じ。

また、パッキン上面の面積も違っている事から、BATON 2011 CO2マガジンのリップに東京マルイ ハイキャパ用ガスルートパッキンを取り付けると少し隙間が生まれてしまいます。

BATON 2011 CO2マガジン純正ガスルートパッキン
東京マルイ ハイキャパ用ガスルートパッキン

放出バルブ側には分解防止ピンなどは刺さっていませんが、斜めの切り欠きが付いている事により締め込む方向にしか回す事が出来ない、タニオ・コバ CO2バルブが組み込まれています。

とは言え、この放出バルブの外し方は既にいろいろな人の手によって明かされているので、分解防止になっているかは結構微妙な所のような気がしますが…。

BBローダーなどを使ってリップ側からBB弾を給弾する事も出来ますが、フォロワーを押し下げる事で下から入れる事も可能となっています。
尚、装弾数は29発。

側面はこんな感じで、CO2カートリッジの有無を確認する事が出来る窓が付いています。
カートリッジの有無確認だけではなく、カートリッジを抜く時にも使えるので、便利な穴です。

マガジンの背中はこんな感じで、真っ平らの非常にシンプルなデザイン。

マガジンバンパーはこんな感じで、STIの14連(45ACP)タイプ マガジンバンパーが付いています。
このバンパーの左右には指を引っ掛けて抜く為の窪みも設けられています。

CO2カートリッジを入れるにはマガジンバンパーを外します。
マガジンバンパーを外すにはフォロワー下部を引っ張り上げた状態で、マガジンバンパーを前側にスライドさせます。
これでマガジンバンパーを外す事が出来ます。

CO2カートリッジの蓋は従来型と新型で仕様が異なっており、従来型はコインドライバーを使って回すタイプ、新型は六角レンチで回すタイプです。

また、ネジピッチも大きく変わっており、従来型はピッチが細かったのですが、新型はピッチが広くなっています。

また、CO2カートリッジの先端との気密を取る為のガスケットの形状も変わっているようですが、見た目では違いが分かりませんでした。
若干の硬さや厚みの変更によってガス漏れのしやすさや、破損しにくさなどに変化があるので、そういう微妙な仕様変更ではないかと思われます。

CO2カートリッジを入れるとこんな感じ。
今回使ったカートリッジはPUFF DINOの12g CO2カートリッジですが、これを入れるにあたって特に問題はありませんでした。

尚、東京マルイ ハイキャパシリーズにそのまま差し込む事は出来るのですが、リップ側面にスライドストップを逃がす為の窪みが無い為、そのままではスライドストップの動作がおかしな事になります。
ただ、ここに窪みを作ればそのまま使えますね。

尚、組み込んだ時の初速に関しては調整次第だと思います。
私のハイキャパ4.3はマガジンを熱々に温めた状態でベストな状態になるようなセッティングにしている事もあって、32度まで温めた状態のCO2マガジンでも0.20gで88m/s台程度しか出ませんでした。

尚、作動性や初速に関して従来型と新型で特に差はありませんでした。

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