5KU JMAC AB-8Rタイプ M1913フォールディングストックを買ってみた
記事作成日:2022年6月13日
5KU製の20mmレール対応フォールディングストック、JMAC AB-8Rタイプ M1913フォールディングストックを買ってみました。
こちらのフォールディングストックはバリエーション展開されており、全てJMac Customs LLC製品のレプリカで、バットプレートが固定のSS-8、SS-8Rとバットプレートも折りたたむ事が出来るAB-8とAB-8Rの計4種類がリリースされています。
今回購入したのはバットプレートを折りたたむ事が出来て、ストック中腹が上に膨らんでいる形状のAB-8Rタイプになります。
5KU JMAC AB-8Rタイプ M1913フォールディングストック (20mmレール対応)
内容物はストック本体とヒンジパーツ、固定用のネジです。
ストック側はアルミ、ヒンジはスチールで出来ています。
ストック根本側にはQDスイベルホールが左右に付いており、QDスリングスイベルを取り付ける事が出来ます。
尚、このQDスイベルホイールはQDスリングスイベルの角度が固定されるタイプとなっています。
ストック中腹にはJMac Customs LLCのロゴが入っています。
ストック上部にはチークライザーを取り付ける為のネジ穴が設けられており、実物だと0.25インチ、0.5インチ、0.75インチの3サイズが用意されているのですが、記事を書いているタイミングではレプリカは無いようです。
そのうち出たりするんでしょうか。
バットプレートの基部にはヒンジが付いており、折りたたむ事が出来るようになっています。
これがSS-8R、AB-8Rなど末尾にRが付いているモデルの特徴ですね。
ヒンジ部はプランジャーでロックが掛かるようになっているのですが、このプランジャーがかなり柔らかく簡単にフニャフニャ曲がります。
普通に構えたり下ろしたりする時に肩や装備に引っかかって折りたたまれる事が多発しました。
特にスリングを使ってぶら下げていると勝手に折りたたまれている事があり、構える時に「あれ?」ってなる事が多々ありました。
基部側はこんな感じで、こちら側のパーツはJMACタイプフォールディングストックシリーズ全て共通のようです。
尚、ヒンジ部の仕様はSIG SAUERのMCX/MPX用フォールディングと同じでヒンジ部を持ち上げながら回す仕様なのですが、これは折りたたみ方向次第で変わります。(詳しくは後述)
こちらの基部パーツにはストックを取り付ける穴が2箇所に空いており、ストックの上下位置を変える事が出来るようになっています。
ストックを組み立てるとこんな感じになります。
写真は右側に折りたたむ仕様の状態です。
ストックを伸ばした状態にするとこんな感じ。
この向きにするとヒンジを押し下げながら回す必要があるので、ちょっと操作性が悪いです。
SIG SAUER MCX/MPX用フォールディングストックと同様に左側に畳む仕様にするとこんな感じで、ヒンジを押し上げて回わす仕様になります。
慣れの問題もあるとは思いますが、個人的にはこっちの方が操作しやすいですね。
という訳で、DYTAC製の20mmレールアタッチメントを取り付けた東京マルイ AKMにこのストックを取り付けてみました。
折りたたむとこんな感じでかなりコンパクトに収まります。
その為、AKS74Uのような短い銃との相性も良さそうな気がします。
尚、AKに取り付けた場合はストックとレシーバーの間には少し隙間が出来ます。
柔らかすぎるヒンジを何とかする
先述の通り、頻繁にストックがパタパタ折りたたまれるのでヒンジをなんとかする事にしました。
JMAC AB-8Rタイプストックのヒンジ部はピンを抜くだけで簡単に外す事が出来ます。
単にプランジャーのスプリングテンションでピンが止まっているだけのようです。
シムはプランジャーの位置調整用に入っているようで、抜くともっとフニャフニャになります。
中に入ってるプランジャーはこんな感じで結構大きめなのですが、スプリングテンションが非常に弱く指で押しただけで簡単に動かせてしまいます。
分解してみると見た目にはそぐわない非常に小さなスプリングが入っていました。
そこら辺に転がってたスプリングで硬めの物を使い、長さを調節して組みたてました。
写真はスプリングカット前で、最終的に写真の状態から1.5巻き短くしています。
組み立ててグリスを塗布し、動かしてみた所、「パチン!パチン!」と強めのテンション且ついい音を立てて折りたたむ事が出来るようになりました。
しかし、何度か動かしていると徐々にこのテンションも弱くなってきて「あれ?」と思ったらストック側が大きく凹んでいました…。
プランジャーを固くしてもそれにストック側が耐えれないようです…。
もっとも、それでも純正状態よりかはだいぶマシなので、このまま使い続けようと思います。