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IRON Airsoft製の第3ロット Dead Airタイプ フラッシュハイダー (リアルサイズ版)、Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコート FDE)、Sandman-Sタイプサイレンサー(アルマイト ブラック)のレビュー

記事作成日:2022年10月5日

三山商事株式会社様よりIRON Airsoft製のDead Airタイプ各種製品をお借りしたのでレビューしていきます。

今回お借りした製品は『2011N IRON Airsoft Dead Airタイプフラッシュハイダー リアルサイズ版』『2012GA IRON Airsoft Dead Air Sandman-Sタイプサイレンサー(アルマイト版)』『2012GD IRON Airsoft Dead Air Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコートFDE版)』の3製品。
全て最新の第3ロットの製品で、第1ロットや第2ロットから色々と改良が加えられている製品なので、そこに付いても詳しく紹介していきます。

尚、第3ロットでは寸法を再現する為に従来のロットと微妙に互換が無くなっている為、記事投稿時点では基本的にはフラッシュハイダーとサプレッサーがセットで販売される形になっているようです。
そのうち別売になる事もあるかもとの事でした。

今現在、Sandman系のサプレッサーは様々なメーカーから発売されていますが初めてレプリカを投入したのはIRON Airsoftで、それ以降どんどん改良が進んでいっています。
尚、同社のSandmanの1stロットはNoveske N4 コンバージョンキットの発売にあわせて投入されていました。

ロットの確認方法について

まず商品がどのロットの製品かを確認する方法についてですが、第1ロットと第2ロットは商品コードが同じですがステッカーの有無で判別する事が可能なようで、第2ロットにはフラッシュハイダー、サプレッサー共に第2ロットのステッカーが貼られているようです。

当記事で紹介する第3ロットに関しては商品コード自体が変更されているので、そこで判別が可能との事です。
第3ロット製品の製品名はそれぞれ下記の通り

  • 2011N IRON Airsoft Dead Airタイプフラッシュハイダー リアルサイズ版
  • 2012G IRON Airsoft Dead Air Sandman-MILタイプサイレンサー(アルマイト版) 2011N専用 
  • 2012GA IRON Airsoft Dead Air Sandman-Sタイプサイレンサー(アルマイト版) 2011N専用
  • 2012GB IRON Airsoft Dead Air Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコートBK版) 2011N専用
  • 2012GD IRON Airsoft Dead Air Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコートFDE版) 2011N専用

頭に付いている「2011N」「2012G」「2012GA」「2012GB」「2012GD」で識別する形になるようです。

どうせ買うなら再現度の高い最新ロットを買った方が良いと思う人が殆どだと思うので、製品名をよく確認して購入するのが良いと思います。
どうしても不安であれば販売店に問い合わせてみると良いでしょう。

ロットごとの互換性について

冒頭でも軽く触れましたが、基本的に第3ロットの製品と旧製品では互換性が無いと思って良いでしょう。

一応組み合わせる事が出来るものの、しっかりロック出来なかったりガタついてしまったりして使用上問題になる可能性があります。

また、第3ロットのフラッシュハイダーは溝の配置角度が異なっている為、旧ロットのサプレッサーはそもそも物理的に刺さらないそうなので、無理に旧ロットと新ロットを組み合わせて使う事はしない方が良さそうです。

ただし、第1ロットと第2ロットの間に発売されたE-Brakeタイプサイレンサー用マズルブレイクに関してはロットに関係無く対応するそうです。

刻印やアルマイト版とセラコート版の違いについて

Sandmanタイプ サイレンサーシリーズには刻印のバリエーションがSandman-MIL刻印とSandman-S刻印の2種類、カラーバリエーションが黒とFDEの2色が存在します。

MIL刻印はその名前の通り軍納入モデルでDEVGRUなどで採用が確認されている仕様のモデルになります。
実物同様のリアルさを求めるユーザー向けにセラコート版も用意、カラーバリエーションも黒とFDEの両方が用意されています。
アルマイト版はセラコート版よりも少し安価になっています。

S刻印は民生仕様になります。
こちらはアルマイト版のみの販売となっています。

2011N IRON Airsoft Dead Airタイプフラッシュハイダーについて

という訳で、製品の紹介をしていきます。
まずはフラッシュハイダーである、『2011N IRON Airsoft Dead Airタイプフラッシュハイダー リアルサイズ版』から。

こちらのフラッシュハイダーは先端が3つに別れている形状になっており、材質はスチール。
全体に防錆オイルと思われる物が塗布されています。

三股部分にはそれぞれ窪みが設けられているのですが、この位置がそれぞれ異なっているのが特徴です。

14mm逆ネジに対応し、アウターバレルにねじ込んだ後、下部からイモネジを締め込む事でロックする、一般的なフラッシュハイダーの固定方法となっています。
尚、このフラッシュハイダーはサプレッサーを外す際に強い負荷が掛かるので結構きつめにネジを締め込んだ方が良いです。

イモネジの締め込みが緩かったりするとサプレッサーを着脱する際にフラッシュハイダーが回転してしまい、サプレッサーが外せなくなってしまうだけではなく、14mmのネジ山をイモネジによって痛めてしまいます。

これは捻って固定するタイプのQDサプレッサーの宿命ですね…。

フラッシュハイダーの着脱を考えないのであればネジロック剤を塗ってしまっても良いかも知れません。

尚、このQD部分に付いている窪みのレイアウトが、第3ロットから125度、125度、110度と実物と同様の不均一な角度に変更されています。

こちらのフラッシュハイダーを銃に取り付けるとこんな感じになります。
フラッシュハイダーの角度に関しては、イモネジの位置が銃の下側を向くようにして取り付けると良いでしょう。

2012GA IRON Airsoft Dead Air Sandman-Sタイプサイレンサー(アルマイト版) 2011N専用について

続いて、2012GA IRON Airsoft Dead Air Sandman-Sタイプサイレンサー(アルマイト版) 2011N専用を見ていきます。
こちらは民生モデルのDead Air Sandman-Sを模した製品で、色は黒色のアルマイトが施されています。
安っぽいテカテカアルマイトではなく程よいマットなアルマイトで結構綺麗ですね。

先端はこんな感じ。
この部分を外す事で中に入っているパーツを取り出す事が可能です。
サプレッサーの中には消音材は入っておらず、スプリングとパイプが入っています。

トレーサーを入れたり、消音材を入れたりは可能なのでその辺りは好みで、好きなものを入れれば良いと思います。
尚、直径30mmの消音材を入れる事が出来そうでした。

サプレッサー先端に入っている刻印はこんな感じで、エッジがしっかりしている刻印ですね。
フォントも良い感じだと思います。

サプレッサー側面には滑り止めの凹凸が付いており、出っ張っている部分(サプレッサーの外径と同じ部分)よりも削られて窪みになっている部分の幅が広い仕様。
削り込みは浅いです。

基部側はこんな感じでテンションを加えるためのスプリングが付いています。
QD基部はスチールで出来ており、強度は十分あると思います。

QD基部には1箇所にだけ印が付いており、この印を上に向けた状態でフラッシュハイダーに差し込む必要があります。

フラッシュハイダーに引っ掛けるための爪はこんな感じ。
フラッシュハイダーに合わせて125度、125度、110度になっています。

2011N IRON Airsoft Dead Airタイプフラッシュハイダーに差し込み、ロックさせるとこんな感じ。
タイト過ぎず、緩すぎず、スムーズに挿入出来ますしロックもしっかり行う事が出来ました。

2012GD IRON Airsoft Dead Air Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコートFDE版) 2011N専用について

続いて紹介するのは、軍採用モデルのMIL刻印かつリアルさを重視したセラコートバージョンの『2012GD IRON Airsoft Dead Air Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコートFDE版) 2011N専用』です。

まず質感がアルマイトと大きく異なり、全体がマットに仕上がっています。
また、たまに見かける安っぽいセラコート(本当にセラコートなのか怪しいレベルのヤツ)とは大きく異なり、しっかり硬く、そう簡単には剥がれそうにない、しっかりした塗装が施されているように感じます。

フタ部分もFDEカラーでセラコートが施されています。
中身は他シリーズと同様で、スプリングとパイプが入っているので中に何か入れたい場合はトレーサーや消音材などを各人で詰める形になります。

サプレッサー先端付近に入っている刻印はこんな感じ。
こちらも綺麗な刻印が入っていますし、ちゃんとSANDMAN-Sとは異なる刻印になっている事が分かります。

サプレッサー中腹部の窪みはこんな感じです。

QD基部側はこんな感じ。
ロックパーツの形状や塗装などの処理はアルマイト版と同じようです。

フラッシュハイダーに合わせて125度、125度、110度になっている爪はこんな感じ。

2011N IRON Airsoft Dead Airタイプフラッシュハイダーに差し込み、ロックさせるとこんな感じ。
こちらもスムーズに取り付ける事が出来ました。
同じ第3ロット同士ですし、特に問題は無いでしょう。


という訳で、第3ロットのIRON Airsoft製 Dead Airタイプ フラッシュハイダー (リアルサイズ版)、Sandman-MILタイプサイレンサー(セラコート FDE)、Sandman-Sタイプサイレンサー(アルマイト ブラック)のレビューは以上になります。

店頭で購入する場合はパッケージの商品コードの確認を行ったり、不安な場合は店員に聞いてみると良いでしょう。
もし通販で買う場合は商品名や商品説明をよく確認する必要があるので、注意が必要です。

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