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Golden Eagle Nemesis Arms VANQUISHを購入したのでレビューします
記事作成日:2022年10月19日
ちょっと内部的にやりたい事があったので、Golden Eagle製ボルトアクションライフルNemesis Arms VANQUISHを買ってみました。
こちらはNemesis Armsのライセンスを取得して作られているエアーコッキングボルトアクションライフルで、ハードケースにバレル、レシーバー、ボルトハンドルなどが外された状態で収納されているのが特徴です。
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Golden Eagle ネメシス Nemesis Arms VANQUISH フルメタル ボルトアクション エアーコッキングライフル M200 GE-3201-AC-BK
内容物、付属品の紹介
付属品はNemesis Arms VANQUISH本体とバイポッド、クリーニングロッド、レンチ、BBローダー、BB弾です。
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取り扱い説明書に記載されている操作方法などは基本的に写真で紹介されており、かなりシンプルにまとまっています。
また、Golden Eagle製品全般に向けた注意書きと、弾速測定結果が同梱されています。
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付属のレンチはシリンダー(ノズル部分)の分解に使えます。(使い方は後述)
多分ですが同社のほか製品の分解にも使えるレンチなんじゃないでしょうか。(Nemesis Arms VANQUISHで使わない突起も付いている)
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組み立てにあたって必要な工具では無いですが、こういう専用工具が付属するのは有り難いですね。
Golden Eagle Nemesis Arms VANQUISH本体のレビュー
という訳で、Golden Eagle Nemesis Arms VANQUISH本体のレビューを行っていきます。
とりあえず分解された状態の各パーツを紹介していきます。
バレル・チャンバーASSYについて
まずはバレル・チャンバーASSYから。
こちらはマズルブレーキ、アウターバレル、チャンバー、バレルナットが一体になっている物になります。
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マズルブレーキはかなり大型な物で、一般的な14mm逆ネジではなく19mm程度の正ネジで固定されています。
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インナーバレルはアウターバレル先端ギリギリの所まで伸びており、樹脂製のバレルスペーサーが入っている事が確認出来ます。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2022/10/DSC3661.jpg?resize=1920%2C1280&ssl=1)
アウターバレル中腹にはフルートが掘られています。
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バレルナットはこんな感じで手で回す事も出来るようにしっかりしたセレーションが掘られています。
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チャンバーはこんな感じで、上にチラ見しているのがHOPアームになります。
HOPアームを押すパーツはレシーバー側に付いている為、バレルを着脱してもHOP-UPの具合が変わらないような設計になっている他、バレルを外す事でHOPが0になるのでHOPパッキンの変形を抑える事が出来るのが良いですね。
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チャンバー内側に関しては今後投稿する予定の分解レビューの際に詳しく見ていく予定ですが、ノズルの差込口にはBB弾の逆流防止ストッパーが確認出来ます。
また、シリコンっぽい材質の水色のHOP-UPパッキンも確認出来ますね。
棒でつついてみた感じ、そこまで硬くは無さそうな感じです。
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レシーバーについて
レシーバーはこんな感じでボルトハンドル以外のパーツが全て組み立てられた状態になっています。
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バレル取り付け基部はこんな感じ。
ねじ込み+プランジャーによるロックが掛かる仕様のようです。
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バレル基部の上部にはHOP調節用のイモネジが付いています。
赤矢印部にイモネジがあるので、スコープをつけるとHOP調節をする度にスコープを外す必要がありそうですね…。
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見た目を損ねてしまいますが、手回し可能なボルトに交換するか悩む所。
下部にはL96シリーズでおなじみの形状のバイポッドアタッチメントが付いています。
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ここに付属のバイポッドを取り付ける事が出来ます。
正規ライセンス商品なだけあってNemesis Arms VANQUISHレシーバーにはしっかり刻印が入っています。
ただ、Nemesis Armsのロゴの方がなんかかすれ気味であんまり綺麗に見えない…。
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ロゴをアップにするとこんな感じ。
細い線が掘れてない感じですね…。
レーザー刻印機の精度が悪いのか出力が足りてないのか、そもそものデータが悪いのか…。
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マグウェル側の刻印はこんな感じで、こっち側は割と綺麗に掘られています。
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マグウェルの後ろ側には大型のマガジンキャッチレバーが付いています。
かなり操作はしやすいですが、引っ掛けてしまわないかが心配。
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マグウェルはこんな感じ。
まあ、シンプルですね。
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レシーバー側面にはシリンダーの着脱時に操作するレバーが付いています。
このレバーの操作についてはシリンダーの装着時に説明します。
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イジェクションポートはこんな感じで、実銃では大口径弾を打ち出す銃という事もあってかなり大きい穴が空いています。
また、内側にはシリンダーをスムーズに動かす為の白色のグリスが塗られています。
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トリガー周りはこんな感じで、トリガーの前側にセーフティレバーが付いています。
射撃時にワンタッチでセーフティの解除が行える操作性の良さが特徴ですね。
また、トリガーはストレートトリガーになっています。
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グリップはシンプルなA2タイプグリップが付いています。
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レシーバーがモナカ構造という事もあり、グリップのネジ受けにはナットが使われています。
グリップはリアルサイズなので、GBB用や実グリップを取り付ける事も可能となっています。
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ストックはこんな感じで大幅に伸縮可能なワイヤーストックが付いています。
ワイヤーストックですがチークパッドが付いている他、バットプレートも大型なので割と使い勝手の良い仕様になっています。
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バットプレートはこんな感じで滑り止めの凹凸が付いています。
材質は樹脂なので柔らかくは無いです。
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ストックを伸縮させるにはレシーバー側面のボタンを押しながらストックを引っ張ります。
ストックは5ポジションで調節する事が可能で、最大まで伸ばすとレシーバー後部からバットプレートまでの長さが35cmになります。
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なお、ストックのガタツキはそれなりにあります。
ワイヤーストックなので仕方がないですね…。
調整時にガタツキを抑えられるかは試そうと思っています。
また、更に引っ張るとストックを外す事が可能です。
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シリンダーの差込口はこんな感じ。
スプリングガイドストッパーやシアーを確認する事が出来ます。
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シリンダー・ボルトについて
ノズルやシリンダーはステンレスで出来ており、形状としては一般的なボルトアクションライフルのそれですね。
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尚、このボルトハンドルは単品販売されています。
ノズルはこんな感じで3段の段付き仕様。
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シリンダー下部の隙間からピストンやスプリングガイドが金属製である事が分かります。
ピストンスプリングも割と太めですね。
尚、加速シリンダーっぽいような見た目をしていますがフルシリンダーです。
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ボルトハンドルは大型な物が付いています。
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内部に関しては分解レビューの際に紹介しますが、付属のレンチを使う事でノズルを外す事が出来ます。
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付属のバイポッドについて
付属のバイポッドはこんな感じで、足は折りたたむ事が出来る物になります。
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足の長さは6段階で調節可能です。
伸ばす時は足を引っ張るだけで、縮める時にロックレバーを押しながら動かす感じです。
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付属のバイポッドをアタッチメントに取り付けるとこんな感じ。
差し込む時はそのままカチャッと差し込め、外す時はバイポッド側面のレバーを押しながら抜く感じです。
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付属のマガジンについて
Golden Eagle Nemesis Arms VANQUISHのマガジンは専用マガジンになります。
ただ、1本2000円以下で購入出来るので割とリーズナブルですし、装弾数が50発もあるので正直1本で足りる気がします。
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給弾口はマガジン前側に付いており、給弾方式は東京マルイ M40A5に近いです。
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マガジンの後ろ側にはマガジンキャッチを引っ掛ける突起が付いています。
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マガジンを挿すとこんな感じ。
マグウェルが大きい事もあって、レシーバーからマガジンが半分位飛び出す感じになります。
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尚、差し込んだ状態でのガタツキはほぼ無く寸法はしっかり出ていると思います。
組み立てについて
という訳で、Golden Eagle Nemesis Arms VANQUISHを組み立てていきます。
バレルをレシーバーに挿し込んでバレルナットを回して固定します。
尚、プランジャーによるロックが掛かる事もあって、回しすぎると外す時にかなり大変になるのでほどほどが良いと思います。(程々でもロックはされます)
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続いてシリンダー・ボルトを挿し込みます。
ボルトを取り付けるにはレシーバー側面のレバーを引っ張ります。
こうするとシアーやスプリングガイドストッパーが下がるので、シリンダーを入れる事が出来るようになります。
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抜く時も同様にレバーを引っ張りながらボルトを引くと抜けます。
ワンタッチで抜き差し出来るのは非常に便利ですね。
これで組み立ては完了です。
今回購入したモデルはバレルむき出しのシンプルな物ですが、Golden Eagleはこのモデル以外にもKeymodハンドガードモデルやM-LOKハンドガードモデルも販売しています。
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ボルトハンドルのストロークは短めで、写真の位置まで引く事が出来ます。
尚、チークパッドとボルトハンドルが干渉するので最低でもストックを3ポジション目にしておかないとボルトハンドルを操作する事は出来ません。
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また、自分は昔からの癖でボルトハンドルの後ろ側を親指で抑えるのですが、この状態で引くとチークパッドに親指が衝突して痛いので、引き方は気をつけたほうが良いと思います。
もっとも、ストックを伸ばせば衝突せずに済みますが、長いと構えづらい…。
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ボルトハンドルの動き自体はスムーズで、特に引っかかりも無く操作する事が出来ます。
箱出し状態での初速について
箱出し状態での初速を測っていきます。
使用弾はHITCALL 0.20g バイオBB弾、HOP無しの状態では弾ポロしてしまい初速が不安定だったので少しHOPを掛けた状態での計測になります。
HOPが弱い状態が最大初速で、HOPを強くすると初速が下がっていきすぐに弾詰まりしてしまいます。
ただ、初速自体はそれなりに安定しており上が88.3m/s、下が87.2m/sと海外製の箱出しとしては十分な安定感かなといった所です。
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とりあえず箱出し状態で初速がそれなりに安定しているのと、ボルトハンドル周りの動きも悪くはないので、それだけでも御の字でしょう。
箱出し状態でこれなら、弄るのも楽そうです。
尚、マガジンを抜くと2発弾が溢れてきます。
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ただし、東京マルイ M40A5と同じような感じでレシーバー内の給弾ルート上にBB弾が残っているので、これを排出するにはマグウェルの奥の方にあるボタンを押す必要があるのですが、このボタンがかなり奥まった所にあるので割と操作し辛いです。
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これはゲームが終わってセーフティーゾーンに戻る時、弾抜きボックス前でワチャワチャしちゃいそうですね…。
給弾ルート内には10発の弾が残っていました。
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マガジンの装弾数は50発ですが、給弾ルート内に残る弾10発と弾ポロする弾2発の12発は1マガジンで撃ち切る事が出来ないので、実質射撃可能な弾数は38発のようです。
2マガジン目から50発撃てる感じですね。
という訳で、Golden Eagle Nemesis Arms VANQUISHのレビューは以上になります。
引き続き、いつも通り分解やカスタムなどを行っていこうと思います。
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ちなみにボルトハンドルを挿した状態でアウターバレルを抜く事で、持ち運び時にコンパクトにする事が出来るのがこの銃の良いポイントだと思います。
大型のボルトアクションライフルってどうしてもガンケースも大型になっちゃうのですが、これならSMGサイズまで小さくなるのでリュックサック程度に収まりそうです。
また、全体的に構造が単純そうなので弄るのもそんなに手間では無さそうな気がします。
Golden Eagle ネメシス Nemesis Arms VANQUISH フルメタル ボルトアクション エアーコッキングライフル M200 GE-3201-AC-BK