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ACRO FN ブローニング M1900 エアーコッキングハンドガンのレビュー

記事作成日:2022年12月7日

ACRO製のエアーコッキングハンドガン、FN ブローニング M1900を買ってみたのでレビューします。
パッケージにもしっかりFNのロゴが入っており、本体もフル刻印仕様なのでライセンス商品かのようにも感じられますが、特にライセンスに関する表記が無いので多分ライセンスは取ってないんじゃないですかね…?

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内容物は銃本体とBB弾、説明書、弾速証明書になります。
BB弾と説明書は小箱の中に収まっています。
説明書は韓国語で記載されていますが、基本イラストで説明されているのでだいたい分かると思います。

ACRO FN ブローニング M1900本体はこんな感じで、トリガーやセーフティレバー、ランヤードホール、マガジンキャッチなどの一部のパーツを除く外装パーツが樹脂で出来たエアーコッキングハンドガンです。
尚、樹脂は鉄粉が混ざっているヘビーウェイト樹脂が採用されており、表面の色ムラやザラザラとした質感・肌触りが特徴的です。

ヘビーウェイトが使われているという事もあり、重量は211gと結構ずっしりした重量感があります。
小型なハンドガンとしては十分な重さではないでしょうか。

握った時の様子はこんな感じで、細身で握りやすいです。

マズルはこんな感じで、ダブルデリンジャーのような見た目になっていますが、上の穴がリコイルスプリング、下の穴が銃口になっています。(実銃もこの仕様)
尚、インナーバレルやアウターバレルみたいな物は無く、単なるプラスチックのパイプから弾が出る、安価な製品でありがちな仕様になっています。

また、全体的にパーティングラインも目立つので、細かい所を気にする場合は自分で整えてあげる必要がある感じです。

フロン側をアップさせるとこんな感じ。
HWらしい粉っぽい質感と、色ムラが特徴的です。
安っぽいテカテカした樹脂ではなく、案外悪くはない見た目をしています。

スライドを引くとこんな感じで、バレルにも刻印が入っている事が分かります。

スライドやシャーシの刻印はこんな感じで、しっかりフル刻印になっています。

トリガー周りはこんな感じ。
三日月状のトリガーが付いており、こちらは金属パーツになっています。

トリガーを見た時はM1911のように全体が引かれる物だと思ったのですが、上側の根本を軸に回転するような形で引かれるようです。
恐らくトリガー根本に付いているピンがトリガーの軸になっているのではないかと思われます。

スライド後部はこんな感じで、左右に膨らんでいる部分があるおかげで多少引きやすくなっています

フロントサイトとリアサイトはそれぞれこんな感じでスライドに固定されています。

サイトピクチャーはこんな感じ。
お世辞にも使いやすいとは言えませんが、1899〜1911年の間で生産されていた製品という事を考えるとまあこういうデザインになるのでしょう。

セーフティレバーはこんな感じ。
レバーが上に向いていれば射撃可能な状態、下に向いていれば安全状態です。
最初はかなり動きが渋かったですが、何度か動かしていたらスムーズに動くようになりました。

セーフティ解除状態
セーフティON状態

反対側にはエジェクションポートが付いており、ここがローディングノズルになっています。
ローディングノズルはスライドを引くことで確認する事が可能です。

グリップはこんな感じで左右に樹脂(これはHWウエイトではない)のグリップパネルが付いています。
グリップパネルにもしっかりFNの刻印が入っています。

グリップ底部にはランヤードホールが付いています。

グリップ底部、マグウェルの後ろ側にマガジンキャッチレバー(写真赤矢印部)が付いており、このレバーをマガジン側に押す事でマガジンのロックが解除されます。

ACRO FN ブローニング M1900のマガジンはこんな感じで、マガジンも外装パーツと同じヘビーウェイト樹脂で出来ているようです。
マガジンの装弾数はカタログスペック状では9発ですが実際は10発入り、11発は入りそうで入らない感じでした。

このマガジンのユニークな点はリップ側に薬莢っぽい物が埋め込まれている点。
しかも塗装などではなくちゃんと真鍮製の別パーツが入っています。

ちなみにマガジン内に弾が残っている状態でマガジンを抜くと1発弾が溢れるようです。

箱出し状態の初速は0.20g弾を使って44m/s〜45m/s程度。
サイズ感を考慮すると案外普通にいい感じの初速が出ていますね。

尚、コッキングの硬さは少し固めですが、対象年齢18際以上の硬さに慣れていればそこまで問題では無いと思います。

という訳で、ACRO FN ブローニング M1900 エアーコッキングハンドガンのレビューは以上になります。

この銃、実はちょっと気になっていたものの買う予定は無かったのです…。
ただ、先日友人が購入した物を見せてもらったら案外クオリティ高くて欲しくなったので、買ってしまいました…。

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