マツシロ TM-07(SS-9000)を貰ったので分解していきます
記事作成日:2022年12月23日
『SS-9000』の名前で有名なエアーコッキングボルトアクションライフル、マツシロ TM-07のジャンク品を貰ったので分解していきます。
7mmつづみ弾の鉄バレル仕様なので、1976年にタカトクが発売(製造はマツシロ)した製品ですね。
カートリッジは付属しませんが、マガジンが付属してきただけでもありがたいです。
ぶっちゃけカートリッジは3Dプリンターを使えば簡単に作れますが、マガジンは難しいですからね…。
ジャンクの理由はチャンバーにカートリッジの一部が破損して詰まっている為です。
という訳で、SS-9000を分解していく事にします。
SS-9000はかなり単純な構造をしており分解自体はそこまで難しくはないです。
まず、トリガーガード根本に付いているシリンダーリリースレバーを引っ張ります。
これでシリンダーを抜く事が出来ます。
シリンダーはの前側には装填・排莢をする為のエキストラクターが付いています。
中央に付いている小さな穴がノズルですね。
このノズルの奥の方に銀色の棒を確認する事が出来るのですが、これは分解防止ピンです。
シリンダーの分解が行えようにリベット打ちされています。
尚、この分解防止ピンはシリンダー後部にも付いています。
この分解防止ピンの仕様タカトク SSオートマグと同じですね。
また、シリンダー後部、ボルトハンドルを固定しているネジ頭も削り飛ばされており、簡単には分解できないようになっています。
もっとも、やってる人は分解防止ピンを破壊したりして内部にアクセスしてたみたいですがね…。
今はこれらを外す為の丁度よい工具が今無いので、分解は追々するとして他の分解を進めていきます。
ストックとレシーバーを分離させるにはストック前側のネジを外すだけです。
このネジには取っ手も付いているので、工具不要で回す事が出来ます。
たった1本のネジでストックと固定されてるって、中々凄い構造ですよねぇ…。
レシーバーの後ろ側はストックに引っかかってるだけです。
レシーバー周りはこんな感じ。
負荷の掛かるトリガーやシアー周りとバレルは金属ですが、それ以外は全部樹脂で出来ています。
レシーバーからトリガーASSYを外します。
写真ではセーフティレバーのネジも外していますが、これは外さなくても大丈夫でした。
トリガーASSY分解するとこんな感じ。
トリガーがピストンのシアーを直接押し下げる仕様で、トリガープルが重くなる反面素直なトリガーフィーリングが実現出来るシアー形状のようです。
最近の製品は大抵セカンドシアーを挟んでいるので、新鮮ですね。
トリガーとシアーはこんな感じ。
シアースプリングは錆びていました。
セーフティレバーはこんな感じ。
白っぽくなっているのは劣化では塗装のような気がします。
ボルトハンドルの開閉と連動して、シアーの動きを制限するパーツも付いています。
ボルトを閉じてボルトハンドルを下げた状態にしないとシアーを開放する事が出来ない仕様になっています。
マガジンキャッチはトリガーASSYの前側に付いています。
バレル周りを外します。
バレルを固定しているネジはレシーバー下部のネジ1本だけです。
バレル基部前側のネジを緩める事で基部パーツを外す事が出来ます。
どうやらこのネジを締め込む事でバレルを締め付け、固定する仕様のようです。
HOP-UPが無いからこそ出来るシンプルな構造のように思えます。
レシーバー前側のネジを外し、引っ張れば前側のパーツが外せます。
これと同時にチャンバーも落ちてきます。
ようやくチャンバーに詰まっている弾頭をしっかり確認する事が出来るようになりました。
結構ガッツリハマってしまっていたようで、棒を突っ込んで結構強めに叩いてあげないと外れませんでした。
どうやらカートリッジの弾頭部分のみ残ってしまっていたようです。
弾頭内側にはつづみ弾を保持する為のゴムパッキンが入っていたのですが、だいぶ劣化して崩壊しかかっていました。
最後にレシーバーからリアサイトを外します。
どうやらここもマウントになっているようで、前側と後ろ側の突起にマウントレールを固定する事が出来るようです。
内側にはナットを埋め込む窪みが用意されています。
という訳で、マツシロ TM-07ことSS-9000の分解は以上になります。
先述の通りシリンダーに関しては工具が用意でき次第分解しますし、追々排莢式エアーコッキングガンとして遊べるように調整もしていこうと思っています。
まあ、最近エアガン弄りもマンネリ化してきているので、こういう古い製品を弄るのもいいですね。
SS-9000は色々な弄り方をされていた事もあってか40年以上経っている今でも知っている人が多い製品の1つだと思います。
好きな人は6mmBB弾対応になっているSS-9000(スーパー9)を今でも使っていたりしますし、SS-9000の魂を受け継いだ製品として、クラウンモデル U10(6mmBB弾対応でかつ排莢も出来るギミック付き)が今でも販売されています。