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弾道が見え辛かったりターゲットまでの距離が近くて正確なゼロイン調節がし辛い環境でのゼロインについて

記事作成日:2023年1月31日

インドアフィールドや夜戦などでレンジが暗く蓄光BBやトレーサーも無い状態だとゼロインがやり辛いという事があると思います。

弾道が見えづらい状況だと仮にターゲットがあったとしてもどこに着弾しているのかが分かりづらいです。
また、ターゲットまでの距離がある程度離れていれば弾道が見えなくてもある程度のゼロインが出来ますが、例えば10mの距離でマンターゲットしか無い状況だとゼロインが狂っていてもだいたい当たってしまいます。

という訳で、そういう状況で自分がゼロインする時に使っている方法を紹介します。
尚、大前提として銃の精度が出ている状態である事とBB弾が大きく浮き上がらない弾道になっている必要があります。
また、シューティングレンジに何かしらのターゲット(大きさは問わない)が存在し、理想を言うと金属ターゲットなどで着弾時に音があると分かりやすいです。

という訳で先日サバイバルゲームフィールド BLKFOXに行ってきたのでその時の様子を載せながら紹介します。

BLKFOXにある12mのシューティングレンジ

まずはターゲットの真ん中を狙って当たるように調整していきます。
ただ、この状態だと若干右側とかに着弾していても着弾音は鳴るので、本当にレティクルの真ん中に合ってるかどうかが分からないです。

なので、ターゲットの上下左右出来れば何なら斜め上とかターゲットの端の方を狙っていきます。
ターゲットのフチをなぞるように撃っていく感じが良いと思います。

こうする事で、どこにレティクルをあわせた時に当たらなくなるかが分かります。

例えば上を狙っている時にカンカン当たるものの、下を狙うと外れる場合着弾がレティクルより若干下という事になります。
左右も同様に、左端を狙っていて当たるが右端を狙うと当たらない場合は着弾がレティクルよりも右になっているという事になります。

ターゲットの端を撃って全部当たるようになればちゃんとゼロインが出来ていると判断出来ます。

冒頭で銃の精度が出ている事が前提にあると書きましたが、この理由は今回紹介した方法ではグルーピングを計測出来ず、着弾点の中央を出す事が出来ない為です。
なので、精度の悪い銃でこの方法を取るといつまで経ってもゼロインが出来ないです。

また、HOPを強く掛けた状態だとゼロインに使った距離のターゲットには当たるものの、それよりも距離が離れると弾が浮き上がってしまい弾が上に逸れてしまいます。
色々な距離のターゲットがあるシューティングレンジなら「何メートルならここらへん」みたいな感じで合わせる事が出来ますが、そうじゃない場合は無理ですからね。

という訳で、弾道が見え辛かったりターゲットまでの距離が近くて正確なゼロイン調節がし辛い環境でのゼロインについて紹介してみました。