エボログ

FALCON TOYS製 東京マルイ MWS用 MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンのレビュー

記事作成日:2023年2月1日

FALCON TOYS製の東京マルイ MWSシリーズ用マガジン、『FALCON TOYS MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジン』を三山商事株式会社様よりお送り頂いたのでレビューしていきます。

お送りいただいたのは黒とFDEの2色になります。
パッケージにカラーを示すシールが貼られています。

FALCON TOYS MAGPUL PMAG GEN M3タイプ 東京マルイMWSガスブロ用 マガジン BKAmazonで購入する

FALCON TOYS MAGPUL PMAG GEN M3タイプ 東京マルイMWSガスブロ用 マガジン FDEAmazonで購入する

内容物はマガジン本体のみです。

マガジンの外観レビュー

MAGPUL P-MAG GEN3を模したリキッドチャージタイプのマガジンで、樹脂製のガワの中に金属製のガスタンクが入っている仕様のマガジンです。

マガジン上部の刻印はこんな感じ。
所々MWSで使えるようにデフォルメされていますが、刻印周りや文字周りの再現度は高くしっかりMAGPUL P-MAG GEN3の雰囲気が出ています。

前後はそれぞれこんな感じ。
P-MAG GEN3の特徴的なチェッカリングが再現されています。

リップ側とマガジン底部はこんな感じ。
ガスはマガジン底部から注入する仕様になっています。
尚、注入バルブと放出バルブはMWS純正品と互換性があるとの事です。

マガジン上部の形状はこんな感じ。
リップ形状はIRON Airsoftから出ているマガジンリップに形状が良く似ている気がします。

東京マルイ純正マガジンと比較するとだいぶ形が違っている事が分かります。

東京マルイ MWS純正マガジン
FALCON TOYS MWS用Pマグ

バルブ側はこんな感じ。
東京マルイ純正マガジンのバルブはバルブノッカーで叩く面が独特な縦長なのに対し、FALCON TOYS製は一般的な丸形になっています。

マガジン底部には3×5マスの四角形が4つ並んでおり、白色のマーカーなどを使って印を付けておく事が出来るようになっています。
P-MAG GEN3のユニークな要素ですよね。

マガジンバンパーは実物と同様に中央のロックボタンを押しながらスライドさせる所で外す事が出来るのですが、外すと勢いよくスプリングガイドとスプリングが飛び出すので注意が必要です。
尚、このスプリングガイド部を外す事で装弾数が8発ほど増えるとの事です。

FDEカラーの色味について

色付きマガジンで一番気になると思われる色味を見ていきます。

FDEカラーのFALCON TOYS 東京マルイ MWS用 MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンの色味を手元のMAGPULパーツのFDEカラーと比較してみた所、若干明るい色味になっているようでした。

ただし、MAGPUL製品はロット差や経年劣化による色味の変化が存在するので、この程度の差であれば一概に色が合っていないとは言えないと思います。

尚、メーカー曰くFALCON TOYS MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンの外装はナイロン樹脂の為、実物のMAGPUL製品と同様に経年劣化による色の変化が発生するとの事でした。

また、メーカー側が色味のサンプルとして用意したCTRストックのFDEカラー(実物)と同じ色味になるように原料を調合しているそうです。

メーカー側から送られてきた参考写真

銃に取り付けた際の見た目と相性について

東京マルイ M4 CQBR BLOCK1に取り付けるとこんな感じになります。
気になるようなガタツキも無くしっかり差し込まれます。

作動性についての詳細は記事後半で触れますが、特に問題はありませんでした。

実物P-MAG GEN3との比較

ZSHOT製のP-MAG GEN3(PTW用実物加工マガジン)と比較してみます。
写真左がFALCON TOYS、右がMAGPULになります。

左側の刻印周りはこんな感じ。
対応弾薬や製造年の表記の位置はかなり頑張って再現していると思います。
大きな違いとしては数字のフォントが違っている位でしょうか。

右側の方もかなり頑張っています。
使用弾薬を示す数字以外はフォントも再現していますね。

前後のチェッカリングはこんな感じ。
MAGPUL(実物)の方がチェッカリングが細いようです。

マガジン底部はこんな感じ。

マガジンバンパーはこんな感じ。
ちょうどロゴの部分が注入バルブになっているようです。
マガジン底部の刻印は実物よりもクッキリ入っている印象があります。

マガジンの重量とガスの容量について

FALCON TOYS MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンの重量はマガジンが空の状態で499g、HFC134Aを満タンに入れた状態で523gになります。
注入バルブは予め日本仕様になっており、HFC134AやHFC152A、ノンフロンガスなどを充填しやすい仕様になっています。

東京マルイ M4 CQBR BLOCK1での初速チェック

手持ちの東京マルイ M4 CQBR BLOCK1を使って作動性と初速を調べてみました。

検証に使ったガスはHFC134A、BB弾はHITCALL 0.20g バイオBB弾です。

まずは比較対象となる東京マルイ純正マガジンの結果です。
マガジン温度36度の状態での初速は81m/sでした。

FALCON TOYS MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンも同条件で計測しました。
結果、初速は82.1m/sとほぼ同じ初速になりました。
厳密には1m/s程上がっていますが、完全に同条件にはなっていない為、これくらい誤差レベルかと思います。

東京マルイ MWS純正マガジンとほぼ同じ初速が出るので、これならそのまますんなり移行できますね。

尚、フルオートもボルトストップも問題なく動作しています。
動作検証で3〜4マガジン程度、マガジンを温めたり温めなかったりしながら撃ったりしていますが、東京マルイ純正マガジンで問題無く動く状況であれば、FALCON TOYS MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンでも問題無く動いていました。


FALCON TOYS MAGPUL P-MAG GEN M3タイプ マガジンのレビューは以上になります。
ここ最近はMWS用マガジンの選択肢も少しずつ増えてきたので良いですね。

FALCON TOYS MAGPUL PMAG GEN M3タイプ 東京マルイMWSガスブロ用 マガジン BKAmazonで購入する

FALCON TOYS MAGPUL PMAG GEN M3タイプ 東京マルイMWSガスブロ用 マガジン FDEAmazonで購入する