エボログ

VSR10のブルバレル用のサプレッサー風カバーを作りました

記事作成日:2023年2月3日

ほぼMaple Leafのパーツで構成して作ったVSR10のアウターバレルとサプレッサー部分を覆うデザインのサプレッサー風カバーを作りました。
元々このようにアウターバレルと同径であるKM企画製のサイレンサー(KM企画 30フェザーウェイトサイレンサー 110)をマズルにつけていたのですが、アウターバレルとサプレッサーの間のくぼみが気になっていましたし、KM企画のシンプルなデザインにも飽きていました。

という訳で、3Dプリントでカバーを作る事にしました。
こういうカバーは以前RGW製のPantheon Arms Prometheus MCタイプハンドガードに合う形の物を作った事がありますが、中々良かったので今回も作ってみる事にしました。

今回作ったカバーの内径はVSR10のブルバレルに合うように内径30mm(正確には30.6mm)、外径40mmにしています。
B&T SPR300 PROのような根本からサプレッサーによって太くなっているボルトアクションライフルをイメージして作りました。

手持ちの光造形プリンター(ELEGOO MARS 2 PRO)で出力するには長過ぎるので2分割にして後から接着剤でくっつけるようにしました。

カバーの先端部はSurefireのサプレッサーみたいな感じで溶接痕風の膨らみを作ってますが、とりあえず膨らみを作っただけで溶接跡特有の凹凸はありません。
これは欲しくなったらそのうち追加しようと思います。

根本の部分は20mmレールの基部を避ける為に後から少しだけ削りました。

とりあえず寸法とかは問題無さそうだったので、分割されているサプレッサー風カバーを接着していきます。

接着にはアロンアルファを使い、接合部の隙間を埋めるのにはHolts NO MIX(光硬化パテ)を使いました。
光硬化パテは強度はありませんがUVライトを照射しないと固まらない為、好きなタイミングで硬化させる事が出来る上にヤスリで削って整えやすいので、隙間埋めにちょうど良いです。

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接着後、表面を耐水ペーパーで整えます。

このままだと質感が微妙過ぎるので、サプレッサーっぽい雰囲気を出す為に耐熱スプレーで塗装します。
今回使ったのはニッペ 耐熱用スプレーの黒です。

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この耐熱用スプレー、手軽にサプレッサーっぽい色味と肌触りになるので良いんですよね。
結構スレ傷にも強いので便利です。

アウターバレルへの固定は考慮していないので、圧入でしっかり固定出来るようにアウターバレルにマスキングテープを貼り、カバーの内径と合わせます。

サプレッサーカバーを圧入して取り付け完了。
掴んで引っ張れば抜けますが、自然に抜ける事が無い程度の圧入具合にしています。

全体像はこんな感じ。

元々独特な見た目でしたが、更に独特な見た目になってきました。
そろそろマウントも塗装しようかな…。

3Dプリンターがあるとこういうパーツも「欲しいな」と思った時にサクッと作れるのが良いですね。
これくらい単純な形状だと10分とかそこいらで作れる訳ですし…。

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