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象印 スチーム式 3L加湿器 EE-RQ50-WAを買いました

記事作成日:2023年2月24日

象印製のスチーム式加湿器、『EE-RQ50-WA』を購入しました。
容量は3Lで加湿能力は480mL/h、木造和室8畳・プレハブ洋室13畳対応の製品になります。

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この製品には白色とグレーの2色がありますが、今回は白色の物を購入しました。
内容物は加湿器本体と電源ケーブル、説明書、洗浄用のクエン酸です。

容器が汚れてきたり、蒸気に変な匂いが混じってきた時には付属のクエン酸を使って洗浄するようです。

EE-RQ50-WA本体はこんな感じ。

上部の蓋はこんな感じ。
蓋を開けるにはロック解除レバーをスライドさせながら、ノブを引っ張る必要があります。

蓋を開けるとこんな感じ。
タンクには目盛りが付いており、何時間加湿できるかの目安が書かれています。

尚、この蓋は簡単に取り外す事が出来ます。
蓋を取り外すにはヒンジ側面の黒いボタンを押しながら引っ張り上げるだけです。

蓋はこんな感じで、スチームが出るメッシュ状のパーツを外し、内側を掃除する事ができるようになっています。
色々と掃除しやすい設計なのはありがたいです。

本体後ろ側に電源ケーブルの接続端子が付いています。
この端子はマグネットで固定される仕様になっており、万が一ケーブルを引っ掛けるなどしてしまっても本体が倒れるような心配はありません。

尚、電源端子は本体背面の左側(正面から見て右側)に付いています。

背面はこんな感じで、前側に2箇所ゴム足が付いており、後ろ側の足には滑り止めは付いていません。

電源を入れるとこんな感じで、自動的に現在の湿度を計測して「高湿」「適湿」「低湿」のランプが点灯します。
運転モードは自動調整が行われる「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階と常に一定の量加湿する「強」「弱」の5種類。

また、2時間後に電源が切れるモードと6時間後に電源が入るモードの2種類があるので、睡眠時などで途中で加湿を止めたかったり、外から戻ってきた時に加湿しておいて欲しかったりといった使い方も出来そうです。

という訳で、まずはどの程度加湿できるかを調べてみました。
尚、部屋の広さは13畳で建物自体は軽量鉄骨造の物件になります。
加湿器はだいたい部屋の中央付近に置いています。

まずは会社から帰ってきた後で加湿器をONにして、どの程度短時間で加湿できるかを調べます。
加湿前の室温は10.9度、湿度は26度でした。
尚、加湿中エアコンは併用せず運転モード「しっかり」の状態で加湿を始めます。

最初のうちは静かなのですが暫くして水が沸騰し始めると「ゴゴゴゴ」と「シューーー」という音が混じった音が鳴りました。
結構うるさくて近くで計測すると50デシベル程度、2m程度離れた所でも46デシベル程度の音がありました。
静かな掃除機程度の音量ですね。

加湿器の近くでは50デシベル
加湿器から2m離れた状態(赤矢印部が加湿器)

扉を挟んだ隣の部屋でも多少聞き取れる程度の音で、加湿器と同じ部屋に居るとヘッドホン越しでもしっかり音が聞き取れるレベルの動作音です。

蒸気は本体上部から勢いよく吹き出し、非常に温かいです。
蒸気が分かりやすいように後ろに黒いジャケットを置いてみました。(写真2枚目)

1時間程度で湿度は54%になり、室温も12.3度まで上がりました。
湿度が上がった影響もあって、意外とエアコン無しでも快適かも知れません。
加湿器の表示も「低湿」から「適湿」に変わりました。

更に運転を続けていると突如加湿器の音が静かになりました。
室温計を見てみると湿度が68%になっていました。

ある程度湿度が上がったから加湿を弱めてくれたのかな?と思ったのですが、暫く放置してたらまた加湿器が唸り始めました。
そのまま動かし続け、加湿器を動かしてから5時間程度経過した段階では70%を超え、今度は不快な湿度として計測されるレベルになっていました。
言うほど不快じゃなかったですけど。

という訳で、「しっかり」モードで5時間ほど加湿を行ったのですが、水量は3目盛り分減っていました。

続いて、朝から「標準」で加湿させて、何時間でタンクが空になるかを調べました。
開始時の室温は17.9度、湿度は31%です。

加湿器を動かして1時間程度で55%を超え、3時間後には70%まで上がりました。(室温は変化無し)
湿度の上昇速度に関しては「しっかり」の時とそこまで大きくは変わらないような気がします。
また、動作音に関しても「しっかり」の時と大きな差はありませんでした。

そのまま放置していたら「ちょっとじめっとしてきたな…」と感じ、室温計を見てみると湿度が82%まで上がり、「不快」となっていました。
ただしEE-RQ50-WA側のメーターでは「適湿」でした。

とりあえずそのまま放置していたら度々加湿器の動作音が静かになったりするのを繰り返した後、72%まで湿度が落ちていました。

その後、起動(10:09)から約9時間後の19:14に「ピーピーピー」とタンクの空を示す警告音を発して加湿器が動作を停止しました。

この時の湿度は73%。
一時的に80%を超えましたが、最終的には70%台に落ち着いた感じです。

これだけ湿度を上げる事が出来る状態で9時間も持てば十分だと思いました。

最後に、「ひかえめ」の状態でも試してみました。
スタート時の湿度は33%。

「ひかえめ」といってもある程度湿度が上がるまでは「しっかり」「標準」と大きな違いは感じられず、動作音はしっかり煩いですし、蒸気もめちゃくちゃ出ます。

湿度も50%を超えるのに1時間程度程度と加湿に掛かる時間も大きな差はありませんでした。

しかし、湿度が「適湿」になってから頻繁に動作を止めるようになりました。

そのまま「適湿」を維持するかのように湿度60度前後を行ったり来たりする感じが続いており、「しっかり」や「標準」の時に感じた湿度が高すぎる感じというのはありませんでした。

よほど感想している時以外は「ひかえめ」で運転させるのがちょうど良さそうな感じでした。

尚、12時間半ほど動かしてもまだタンク内の水は残っていました。


という訳で、象印製スチーム式 3L加湿器『EE-RQ50-WA』のレビューは以上になります。
あんまり冬場の乾燥は気にならなかったのですが、最近静電気が気になり始めたのと肌のカサつきもちょっと気になってきたので買ってみたのですが、これは良い物ですね。

気になっていた静電気も肌のカサつきも完全に無くなり、過ごしやすくなった気がします。
冬場なんてとりあえず厚着したり部屋温めておけば良いやと思ってたんですが湿度って、本当重要ですね。

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