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夏用にESS CROSSBLADE用スペアレンズのハイデフカッパーを買いました

記事作成日:2023年5月10日

夏場は眩しいのでスモークレンズを使う事が多かったのですが、普段ハイデフブロンズを使っているならハイデフカッパーも良いと聞いたのでハイデフカッパーを買ってみました。
あまりに色が濃いのでどうなんだろう?と思ってたんですが、物は試しにと買ってみた感じです。

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内容物はこんな感じ。
レンズは収納ケースに収められた状態で入っています。
また国内代理店経由で購入した物なので、コーティングについての注意書きが日本語で記載された紙が同梱されています。

コーティングについてはESS製品(ESSに限った話では無いとは思いますが)は市販されているガラスやポリカーボネート用のレンズクリーナーや曇り止めスプレーなどとの相性が非常に悪く、標準で付いている曇り止めコーティングを破壊してしまったり最悪の場合レンズが黄ばんできたりひび割れを起こしたりする場合があるので、基本的には「汚れたら水洗い」が良いと思います。
ESS純正のクリーニング液、地味に高いですし…。

昔ESS ICEを使っていた時はあまりその辺りに詳しくなかった為に適当な曇り止めやレンズクリーナーを使った結果2年程度の使用でレンズがバキバキに割れた事がありました。

基本的にESSのレンズは「激しく汚れてきた」「傷が目立つようになってきた」「激しく曇るようになってきた」などの使用上の問題が起きてきたらレンズを交換してしまった方が安全でしょう。
レンズ代も馬鹿にならないですけど、ボロボロのレンズ使い続けるよりかはマシです。

という訳で、ESS CROSSBLADE用スペアレンズのハイデフカッパーはこんな感じでだいぶオレンジ色の強いレンズになります。

レンズ上部にはANSIコードと製造年月などが入っています。
ここ最近出回っているレプリカ品にはこれらが入っていないらしいので、レンズにこれらが記載されていると実物って感じでしょう。

CROSSBLADEのスペアレンズには予め黒色のノーズピースが付属しています。
今回購入したレンズはNAROではなく通常サイズの物なので、ノーズピースも通常サイズの物が組み込まれています。

ちなみに、通常ノーズピースとNARO用ではこれくらい違いがあります。
NAROのノーズチップには「N」と書かれている他、鼻に接触するラバー部分の形状が異なっています。

アールはこんな感じ。
シューティンググラスで最も重要になると思うのがこのアールの角度です。
この角度が顔にフィットしていないと大きな隙間が出来てしまい、アイウェアとしての機能を満たせなくなるので、自分の顔の形に合った物を使用する必要があります。

という訳で、元々使っていたハイデフブロンズと交換します。
ハイデフブロンズと並べるとレンズの赤みが大きく違っている事が分かると思います。

ESS CROSSBLADE NAROのフレームに取り付けるとこんな感じになります。
ノーズピースもNAROタイプに交換しています。

先日サバイバルゲームに行った時に使ってみた感想ですが、付けた直後はレンズの色味の濃さから視界が凄く赤く感じられるものの、ずっと付けていると目が慣れてきて違和感を感じなくなってきます。
むしろ緑色が非常に鮮やかに感じられ、色の差が肉眼よりも分かりやすくなりました。

この特性に関してはハイデフブロンズも同様なのですが、ハイデフブロンズよりもより輪郭がクッキリしている感じですね。

裸眼だと溶け込んでいるように見える迷彩服でもこのレンズを通して見る事により微妙な濃淡がハッキリ見えるので、”違和感”に気づきやすくなる印象があります。

ただし目が慣れていないと視界のすべてに違和感がある色味なので、ずっと装着しておかないといけないです。
目がしっかり慣れるまでに数分〜数十分程度は掛かるので、付けたり外したりを頻繁に行う使い方には適していません。

まあ、自分はセーフティーゾーンでも常にアイウェアを装着している人間なのであまり気にならないんですが、セーフティゾーンではアイウェアを外したいと思っている人にはおすすめ出来ないレンズですね。
それならスモークレンズやクリアレンズのような色が入っていないレンズを使った方が良いでしょう。

という訳で、今年の夏はスモークではなくハイデフカッパーを使ってみようと思います。

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