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タナカ デザートイーグル 50AE ヘビーウェイトモデルガンを買いました(中古)

記事作成日:2023年6月6日

大口径なモデルガンも欲しいなと思ったので、タナカ製モデルガン、デザートイーグル50AE ヘビーウェイトを買ってみました。
新品がもうほぼ手に入らない状態になっているので、中古品を購入しています。
店頭で確認した消耗具合から見るに未発火のようですが、何度かカートリッジの装填や銃をホルスターに入れたような擦れ跡がある状態になります。

内容物はこんな感じで、銃本体とカートリッジ、リロード用のツールとL字レンチ、(デトネーター取り外し用)、取扱説明書です。

説明書はこんな感じで基本的な操作方法とクリーニング方法、分解図とパーツリストが掲載されています。

タナカ デザートイーグル 50AE HWの外観レビュー

という訳で、タナカ デザートイーグル 50AE HW本体を見ていきます。
尚、現在販売されている物はセラコートが施されている塗装モデルですが、今回購入したのは2020年頃に発売された未塗装モデルになります。

尚、タナカ デザートイーグルは昔ハドソンから発売されていた製品の金型をベースにしています。
とは言え、かなり大部分で仕様変更が加えられており、色々な所が変わっているとの事です。

廃業したメーカーから金型を引き継いで製品を作っている所って結構多いですからね。
これもその1つという事でしょう。

マズル側はこんな感じ。
デザートイーグルの特徴でもあるポリゴナルライフリングが再現されており、奥まった位置にインサートが埋め込まれています。

バレル上部には光学サイトを取り付ける為のレールが付いています。
20mm規格のようでちょっと違う微妙なサイズのレールです。

シャーシ前側はこんな感じ。
パーティングラインが綺麗に処理されていますが、手加工なのか若干削り具合にムラが確認出来ます。

スライドの刻印はこんな感じ。
IMIのライセンスを取得している事もあり、リアルな刻印となっています。
製造国表記も「MADE IN ISRAEL」となっています。

スライドロックレバーはこんな感じで、シャーシ右側、トリガーガードの根本付近に付いています。

トリガーガードはこんな感じ。
外側のパーティングラインは綺麗に処理されているのですが、内側は少し残ってますね。
削りにくい所が残ってる感じです。

トリガーはこんな感じで、細かなセレーションが付いています。
シングルアクションの製品なのでトリガーのストローク量は短いです。

スライドストップはこんな感じ。
尚、スライドストップはスライドに直接当たるタイプ(補強も無し)なので、ホールドオープン状態のスライドを戻す時はあんまりスライドストップを押し下げない方が良いかもしれません。

マガジンキャッチボタンはこんな感じ。

スライド上部とセーフティレバーはこんな感じ。
セーフティレバーはスライドの左右に大型な物が配置されており、アンビ仕様になっています。

シャーシ右側、グリップ上部にシリアルNO(ユニークな物では無い)が入っています。

ハンマーはこんな感じで、起すとファイアリングピンが確認出来ます。
また、ファイアリングピンと衝突する部分はスチールの別パーツが埋め込まれており、補強されています。(赤矢印部)

尚、セーフティレバーはハンマーを起こした状態でないと操作する事が出来ません。
セーフティレバーはプランジャーによるカチカチとしたクリック感があります。

セーフティOFF
セーフティON

フロントサイトとリアサイトはそれぞれこんな感じ。
フロントサイトは反射防止用の細かなセレーションが入っているタイプです。

サイトピクチャーはこんな感じ。

グリップ根本にはかなり大型なビーバーテイルが付いています。

グリップはこんな感じ。
グリップは左右分割になっており、後ろ側がつなぎ目になっています。

グリップのシボとIMIのロゴはこんな感じ。

グリップを握るとこんな感じ。
流石にでかいですね…。

マグウェルはこんな感じ。
グリップ内側に重りが付いている事が分かります。

ホールドオープン時の見た目について

ホールドオープンさせるとこんな感じ。
フルストロークのスライドが実装されているので、スライドの稼働量がかなり大きく、スライドを動かすだけでもインパクトがあります。
尚、先述しましたがスライドストップはスライドに直接引っかかるタイプなので、摩耗の懸念があります。

ロッキングラグに付いているエキストラクター、ファイアリングピンなどが確認出来ます。
また、銃身側は大口径ならではの大型なチャンバーを確認出来ます。
でかい。

カートリッジとマガジンについて

タナカ デザートイーグル 50AEのカートリッジはこんな感じ。
純正のノーマルカートリッジなので、7mmキャップを1つ使用します。
中古品なのでスレ傷が入っています。

尚、個体によってプライマーの色が異なっており金色(真鍮製)と銀色(アルミ製)の物がありました。

マガジンはこんな感じ。
スチールプレスのマガジンで、溶接跡もしっかり再現されています。

ボトムプレートはこんな感じで、これもプレスで再現されています。

マガジンフォロワーと残弾確認の穴はこんな感じ。
尚、マガジンフォロワーの脇に付いている突起(赤矢印部)がスライドストップを押し上げる突起です。

カートリッジを装填するとこんな感じ。
残弾確認用の穴からカートリッジが見えるの、良いですね。

マガジンを挿すとこんな感じ。
ホールドオープン状態のエジェクションポートもでかいですし、弾もでかい…。
50AE、半端ない。

メンテナンス出来る程度まで軽く分解してみます

という訳で、説明書で記載されている程度に分解してみます。
まずはスライドロックレバーを回して、スライドを外します。
スライドとシャーシを分離させれば、バレルとリコイルスプリングも外れます。

シャーシ側はこんな感じ。
シンプルというかインナーシャーシにパーツが埋まってるのでトリガーバー以外は特に何も確認出来ません。

スライド側はこんな感じ。
リコイルスプリング、バレル、スライドの3パーツで構成されています。

バレル側下部にはデトネーターを固定する為のイモネジが付いており、ここを緩める事でデトネーターを外す事が出来ます。


という訳で、タナカ デザートイーグル 50AE ヘビーウェイトモデルガンのレビューは以上になります。
SIG P228、Beretta M9A1と9mm弾の製品を買ってきましたが、大口径な物も欲しいなと思って今回デザートイーグルを買いましたが、やっぱりでかいカートリッジは良い…。
見た目のインパクトが違います。

フルストロークのスライドから見える大口径なカートリッジはとても良い…。

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