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タナカワークス製モデルガン S&W Performance Center M327 R8 2インチ HW Ver.2を買いました

記事作成日:2023年6月13日

4台目となるモデルガンはリボルバーを買う事にしました。
という訳で、個人的な好きなモデルであるS&WのNフレームリボルバー、M327シリーズを買おうと思ってタナカの『S&W M327 Performance Center M&P R8 5inch Ver.2』か『S&W PERFORMANCE CENTER M327 R8 2inch HW Ver.2』のどちらにするか少し悩んでいました。

結局、バレルが短い方が発火させた時に面白いだろうと思ったので2インチモデルの方を購入する事にしました。

パッケージは5インチ、2インチ共用のようで結構大きめ。
S&W Performance Centerのロゴがエンボス加工されて入っています。

エンボス加工されたロゴがおしゃれ
側面に製品固有のステッカーが貼られている

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箱を開けるとこんな感じ。
銃本体以外の内容物は説明書(5インチモデルの内容)と修理依頼書、2インチモデル用のパーツリスト、インターナルロックキーとキャップ火薬のローディングツール、カートリッジ、ムーンクリップ、クリップ用ローディングツールです。

付属品とカートリッジについて

左から順にインターナルロックキー、ムーンクリップ、クリップ用ローディングツール、キャップ火薬のローディングツールです。
ムーンクリップの使い方については説明書に記載されています。

カートリッジはこんな感じ。
357マグナム弾を模したデザインになっており、弾頭部がデトネーターになっている非常にシンプルな形状になっています。
リボルバーのカートリッジはブローバックさせるエネルギー(圧力)を作る必要が無い為、オートマチック用のカートの構造と比べると非常にシンプルな構造をしています。

R8は装弾数8発なので、8発付属
弾頭はシルバー、リム側には「R-P 357 MAGNUM」と書かれています
パーツは弾頭、ファイアリングピン、カートリッジの3つ

ムーンクリップにカートリッジを取り付けるとこんな感じ。
8発の弾を一斉にリロード出来るというメリットがある反面、キャップ火薬の取り付けやメンテナンス性が大幅に低下するので、空打ち用カートでやる分には問題無いですが、発火用のカートではあまり実用的ではない印象があります。

S&W PERFORMANCE CENTER M327 R8 2inch HW Ver.2の外観レビュー

という訳で、M327 R8 2インチ本体を見ていきます。
こちらの製品はフレームやバレル、シリンダーなどがヘビーウェイト樹脂で出来ており、グリップはフェイクウッドの樹脂グリップとなっています。

非常に短いバレルが付いています。
側面左側にはR8のロゴ、右側には357 MAGと書かれています。

マズルはこんな感じ。
マズルナットの奥にインサートが確認出来ます。

ヨーク周りとシリンダー周りはそれぞれこんな感じ。
この辺りもヘビーウェイト樹脂で出来ています。

スイングアウトするとこんな感じ。
一般的なリボルバーの装弾数は小型な物だと5発、普通のサイズでも6発なのですが、この製品は8発も入ります。
しかも357マグナム弾を使うんですよね…。とんでもないキャパシティです。
また、モデルガンなのでシリンダーには弾頭が飛び出さないようにする円盤が付いています。

銃身の根本はこんな感じ。
根本の所までインサートが伸びていますね。

後ろ側はこんな感じ。
ファイアリングピンとシリンダーを回転させる為の機構が確認出来ます。

フロントサイトとリアサイトはこんな感じ。
フロントサイトには反射防止用のセレーションが付いており、先端に窪みが付いています。(この窪みを合わせて狙う物と思われる)
リアサイトはフレームに付いているV字の切れ込みになります。

サイトピクチャーはこんな感じ。

トリガーはこんな感じで、程よく丸まっているトリガーが付いています。
ダブルアクションでもシングルアクションでも引きやすい形状ですね。

フレームに入っている刻印はグリップの近くにS&W Performance Centerのエンブレムが打刻で入っている他、フレームの右側に製造国とメーカーの表記が入っています。

S&Wのロゴは若干薄い
こっちの文字は綺麗

サムピースはこんな感じ。
個人的にはColtの引っ張るタイプよりもS&Wの押すタイプの方が操作し易い印象があり、S&Wの方が好きです。

サムピースの上には六角穴が開いており、ここにインターナルロックキーを差し込み回す事でトリガーとハンマーの動きをロックさせる事が出来ます。
いわゆるセーフティですね。

ハンマーはこんな感じ。
セレーションが入っておりしっかり滑り止の効果が出ています。

ハンマーを起すとファイアリングピンが確認出来ます。

ハンマーとトリガーの動きはそれぞれこんな感じです。

ハンマーダウン状態
フルコック状態

尚、ハンマーの動きは非常に滑らか+スムーズで、カチカチというノッチ音もとてもいい感じ。
S&Wの特徴でもあるダブルアクション時に最期のノッチ音が聞こえた直後にハンマーダウンする挙動もしっかり再現されており、ハンマーダウンのタイミングが分かりやすいのが良いです。

フレーム右側のハンマー周りはこんな感じで刻印も何もありません。

木目調グリップはこんな感じ。
雰囲気は悪くはないのですが、やっぱりプラスチック感は否めません
グリップはそのうち交換したい所です。

グリップに入っているセレーションはこんな感じ。

グリップ後ろ側にはランヤードホールが付いています。

握るとこんな感じ。
手があまり大きくない私は小指まで収まりますが、手が大きいと小指が余るグリップサイズです。

シリンダーにカートリッジを入れてみる

という訳で、シリンダーにカートリッジを入れてみました。
今回はムーンクリップを使って入れています。

銃口側から見るとこんな感じに見えます。

ムーンクリップを使っているとカートリッジの排出も同時になるのでバラけなくて良いです。
シリンダーの内径に対してカートリッジの外径は少しゆとりがあるので、エジェクターロッドを押さなくても傾ければカートリッジは抜け落ちます。

尚、カートリッジを入れた状態の重量は710gもあります。
小さい銃ですがヘビーウェイト樹脂+真鍮カートリッジの重さによってかなりずっしりとした重さを体感する事が出来ます。

一通りの操作と発火について

操作はこんな感じ。
すべての操作において動作が滑らかです。

先日、発火させたので一緒に紹介します。
使用したキャップはマルシン 7mmキャップ、純正のシングルキャップ仕様カートリッジを仕様しているので、使用したキャップ火薬は1つです。

発火の瞬間をスローモーションで撮影してみました。
バレルが短い分、発火時の火花がかなり凄いですね。
マルシンキャップだからという理由もあるでしょうけど…。


という訳で、タナカワークス製モデルガン S&W Performance Center M327 R8 2インチ HW Ver.2の開封レビューは以上になります。
尚、別途C-Techの3+1キャップカートリッジも購入したので、そちらを使ってまた発火させてみようと思います。

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