Evolution Gear製 ARISAKAタイプ T1/T2・RMR対応 35度/45度オフセット ドットサイト マウントベースを買いました
記事作成日:2023年6月23日
Evolution Gear製のオフセットマウントベース、『ARISAKA T2/RMR MOUNT ROF45』を購入しました。
色は黒色で、オフセットマウントベース本体とT1/T2用プレート、RMR用プレートが付属してくる製品になります。
45度オフセットマウントは近距離での戦闘で銃を傾けて使用することにより、瞬時なサイティングを行う為の物で、主に倍率の付いているスコープで中長距離を狙い、オフセットされたドットサイトで近距離を狙うというような使い方をする製品になります。
ただし、HOP-UPがついているエアソフトガンで行うとBB弾がカーブしてまともに狙えなくなってしまうので、BB弾を使用するサバイバルゲームにおいてはあまり有効に使えない事が多いです。
今回は光線銃であるファスガンで使う為にこのオフセットマウントを購入しました。
赤外線は銃を傾けようが何しようが、まっすぐ飛びますからね。
付属品と製品の詳細について
T1/T2用プレートを外すとこんな感じ。
実物のARISAKA製品と同じ固定方法になっています。(寸法まで同じかどうかは不明)
とりあえずこれらのパーツごとの細部を見ていきます。
まずはこれがマウント基部です。
ARISAKAのロゴがしっかり入っており、斜め方向にネジ穴が空いています。
ピカティニーレール規格にのみ対応しており、側面のネジを締め込んで固定する仕様となっています。
マウント基部とプレートの間に挟まる延長パーツはこんな感じで、ここの上面に角度が付いています。
マウント基部と組み合わせるとこんな感じで、左右の向きを変えて取り付けることで45度と35度を切り替えることができる仕様となっています。
重ねるとこんな感じ。
オフセット量の少ない35度はより20mmレールに近い位置にドットサイトが配置されるので、あまり傾けたくない場合に有効です。
パララックスの影響も若干少なく出来る感じですね。
付属のマウントプレートについて
マウントプレートはこんな感じで、T1/T2用とRMR用が付属してきます。
共にリアル寸法のドットサイトに対応していますが、RMRを固定する為に使うネジはインチネジではなくミリネジなので実物のRMRやHOLOSUN(共に付属ネジがインチネジ)などで使う場合は注意が必要です。
インチネジしか無い場合は別途ミリネジを用意する必要があります。
というわけで、今回はT1/T2マウント互換製品であるSIG SAUER ROMEO MSRを取り付けてみました。
とりあえず角度は35度の状態にしてみました。
銃への取り付けとスコープと組み合わせた時の見え方について
銃(SIG AIR MCX)に取り付けるとこんな感じ。
トップレールに光学サイトを載せない状態の見え方はこんな感じ。
角度が浅いおかげであまり銃を傾けなくても覗けるのが良いですね。
とりあえずSIG SAUER TANGO6 1-6x24mm SOT61017と組み合わせてみました。
この組み合わせは問題なく覗くことができるのですが…。
ウィンテージダイヤルが大きなSIG SAUER TANGO6 3-18x44mm SOT63111と組み合わせると、ダイヤルが邪魔で覗くことができません。
このように、35度だとダイヤルの大きさによっては組み合わせることができないので注意が必要です。
もっとも、45度にしてもこのサイズのダイヤルだと使う事はできないのですが…。
今回、ファスガンではSIG SAUER TANGO6 3-18x44mm SOT63111の方を使いたかったので、無理やりにでも使おうと思い、角度を45度にして銃から離しつつ、『Aimpoint micro T1/T2マウント用スペーサー 4mm』を挟んで高さを変更してみました。
これでギリギリ覗く事が出来るようになりました。
本当、ギリギリですが…。
ドットサイトを点灯させるとこんな感じ。
一応レティクルを中央に捉える事が出来るので、問題は無いでしょう。
ファスガンで使ってみた感想
という訳で、このセットアップでファスガンに挑みました。
この日のファスガンは修善寺虹の郷 イギリス村で開催されました。
何度かファスガンゲームは参加していますが、何だかんだ初めての市街地戦です。
こういう施設で遊べるのも光線銃ならではですね。
スコープを覗いた時の様子とオフセットマウントを覗いた時の様子はこんな感じ。
ちゃんとオフセットされたドットサイトの方でもゼロイン調整を行いました。
ゲームの様子はこんな感じ。
ゲームは夜間に行われたので、なるべく明るい時のシーンを切り抜きました。
頭にはナイトビジョンやらファスガンのセンサーだらけでGoProを取り付けるスペースが無かった為、胸のちょい下辺りにカメラを付けているせいでカメラアングルがあまり良くないですが…。
スコープの倍率が3〜18倍という事もあり、だいたい50m以下の距離に敵が居る場合はオフセットマウントを使って撃ってた気がします。
また、敵が居るか分からない状況下では瞬時にオフセットマウントで狙えるように常に銃を傾けた状態のローレディで構えて移動していました。
銃を斜めにしてもちゃんと狙えるファスガン(光線銃)はこれが出来るから良いですね。
エアガンだと何メートルの距離でゼロインするかにもよりますが、基本的に5mでも離れたら結構大きく逸れてしまうので、なかなか使い所が難しいアイテムですが、真っ直ぐ飛ぶファスガンはこれができます。
一応、当日のゲームの様子をYouTubeに投稿しています。
銃とかオフセットマウントとかほとんど映ってないですが、明るい所ではだいたいオフセットマウントを使って狙っています。(映っているマガジンが右下や横に向いている時にオフセットマウントを使っている)