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HITCALL ANTI-FOG クリーニングクロス付き曇り止めスプレー(洗浄成分配合)30mlのレビュー

記事作成日:2023年9月26日

HITCALL製のアンチフォグスプレー、『ANTI-FOG クリーニングクロス付き曇り止めスプレー(洗浄成分配合) 30ml』を株式会社アザレア様よりお送りいただいたのレビューしていきます。

こちらの製品は界面活性剤と水によって構成されている曇止めスプレーで、アルコールのようなポリカーボネートとの相性が悪い成分を含めていないのが特徴となっています。

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アルコール成分が多く含まれている曇り止めスプレーだとメガネや光学機器のレンズのようなガラス素材には問題無く使えるものの、ポリカーボネートのようなプラスチック製品との相性が悪く、表面が溶けて変色曇ってしまったり、クラックが入りやすくなってしまう事があります。
また、レンズ自体にコーティングが施されている製品だとコーティングが剥がれてしまうという問題が起きる事もあります。

当製品のアピールポイントとしては、アルコール成分を含めず水と中性の界面活性剤を配合する事で、サバイバルゲーム用ゴーグルでは一般的なポリカーボネートとの相性問題が起きない仕様となっています。

尚、アルコール成分を含めないというのはサバイバルゲーム用として販売されている曇り止めスプレーでは一般的な物になっていますが、HITCALL ANTI-FOGスプレーは利便性にも着目し、スプレーの容器にカラビナを付けています。

装備に引っ掛けておいたり、ゴーグルを入れるケースにくっつけておくなど、工夫をする事で持っていくのを忘れたり、紛失してしまったりする事を防止する事が出来る仕様になっています。

内容物はスプレーとクリーニングクロスです。

スプレーのボトルはソコソコ大きめ。
サイズ感比較の為にiPhone XS 5.8インチと並べてみました。

ボトル上部にはカラビナが付いています。

ノズル部にはキャップが付いています。

ミスト化粧水のような感じで1プッシュする事で霧状になった曇り止め液が吹き出します。
どういう感じで吹き出すのかを確認する為に紙に吹いてみましたが、細かな粒が広範囲に広がる感じでした。

目の部分のみをカバーするだけの一般的なゴーグルであれば1プッシュで足りそうです。

という訳で、曇り止めスプレーの効果を確認する為に、実際にゴーグルに吹きかけて試してみます。
まずはBolle X800風のゴーグル、SAVE PHACE TEPゴーグルで試しました。

わかりやすくする為に、レンズをフレームから外してゴーグルの片面にマスキングテープを張り、曇り止めスプレーの効果を検証します。

その後、マスキングテープを剥がして電気ポットの上にかざして蒸気を浴びせます。
結果、アンチフォグスプレーを塗布した側は全く曇らず、アンチフォグスプレーを吹きかけていない側がめちゃくちゃ曇るという結果になりました。

とりあえず曇り止めの効果はバッチリですね。

ちなみにこの曇止め効果ですが1週間程度であれば持続していました。

とは言え、擦れたり汚れたりすると曇止めの効果は低減するはずなので、基本的には使い終わっら一度レンズを掃除して保管、使う前に再度アンチフォグスプレーを吹きかけるという使い方が良いと思います。

また、レンズコーティングとの相性チェックをする為に標準でアンチフォグコーティングが施されているESS製のレンズに吹き替えてみました。

尚、このレンズは何もしなくても曇らないので、アンチフォグスプレーを塗布する必要は無いのですが、レンズの劣化が無いかどうかをチェックする為に吹きかけてみました。

吹きかけてから1週間ほど様子を見てみましたが、レンズに変化は見られませんでした。
アルコール成分をガッツリ含んでいる製品だと1週間程度で色が変わったり曇ったりしだすのですが、当製品ではそういう事は起きなかったので、レンズの特性を特に気にせず使って良さそうです。

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