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ZHIYUN CRANE M3 カメラ用ジンバル/スタビライザーを購入しました

記事作成日:2023年9月28日

最近ちょくちょく動画を撮るようになって、手ブレ補正をPremire Proのソフトウェア補正(ワープスタビライザー)に頼っていたのですが、たまに違和感のある映像になってしまうので、安定して手ぶれの無い映像を撮る為にジンバルが欲しくなってきました。

ただ、ジンバルって結構高いので悩んでいたのですが、Amazonで売っていたZHIYUN CRANE M3というのがそれなりに手頃な値段で機能も十分そうだったので買ってみました。

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内容物はジンバル本体と三脚、ライトフィルター、各種USBケーブル、説明書類です。
尚、説明書は様々な国の言語で書かれており、日本語にも対応しています。

ZHIYUN CRANE M3本体はこんな感じで、ボディは白と黒のツートーンカラーになっています。
アルミパーツのアルマイトも綺麗ですし樹脂の質感も悪くはない感じで安っぽさは感じられません。

カメラマウントはこんな感じ。
大型の一眼レフカメラを乗せるには小さすぎるサイズですが、コンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼カメラ位のサイズであれば丁度良い位のサイズ感です。

このカメラマウントはVマウントに対応しています。

不意にロックが外れないように二重のロックになっており、黒色のレバーを押し下げながら赤色のボタンを押す事でロックの解除を行い、カメラマウントを差し込みます。

尚、ロックボタン周りはこんな感じになっています。

ジンバルには正面側を照らす為のライトが付いており、ここに付属のレンズフィルダーをつける事で赤、青、オレンジ色などの色を付ける事が出来ます。

ライトが付いている箇所の反対側にはUSB-C端子とマイク端子が付いています。
これらはカメラに接続する事で、連動させる事が出来ます。

ジンバルにはカメラの位置を調整出来るように至る所にレバーが付いています。
このレバーを操作してカメラの位置を調整、バランスを取ります。

これらのレバーを緩めるとスライドさせる事が出来るようになります。

また、各部の回転をロックさせる為のレバーも付いています。
ジンバルとして使う際はこれらのレバーを解除して使いますが、カメラの重心調整や保管時にはロックを掛けます。

グリップ部、手元側には液晶ディスプレイが付いており、その下にはアナログスティックとシャッターボタンが付いています。

正面側にはジンバルの回転をロックさせるボタンと調整用ホイールが付いています。

側面はそれぞれこんな感じ。
左側面には1/4インチのネジ穴が付いており、その下にはライト点灯スイッチと輝度調整を兼ねたダイヤルが付いています。
右側面には電源ボタンとUSB-C充電ポートが付いています。
尚、USB-C充電は急速充電に対応しています。

グリップはこんな感じで正面には滑り止めとしてラバーが貼られています。

底部はこんな感じで、1/4インチのネジ穴と端子(用途不明、恐らくオプションパーツを取り付ける時に使う)が付いています。

グリップ底部のネジ穴にはZHIYUN CRANE M3に付属の三脚を取り付ける事が出来ます。
キャリブレーションを行うのにもこの三脚は便利なので、付けておいた方が良いでしょう。

という訳で、このZHIYUN CRANE M3にカメラ…というか、PVS14を取り付けたGoProを取り付けようと思ったのですがそのままだとジンバルと干渉してしまい使う事が出来なかったので、チーズバーというネジ穴がいっぱい空いてる棒を買ってきました。

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このチーズバーをPVS14に取り付ける事で丁度良い位置にオフセットさせる事が出来ます。

これで問題無く取り付ける事が出来たので、後はカメラの位置を調整してバランスを取ります。

バランスを取り終わったら電源を入れます。
尚、電源を入れる前に各関節のロックが解除されている事を確認します。
解除を忘れていると「ブブブブブブ」と異音みたいな音が鳴ってちょっと心臓に悪いです。(壊れるような音ではなく多分エラー音だとは思いますが…)

初回起動時に言語選択を行います。
中国語と英語しか無かったので、英語にしました。

尚、液晶ディスプレイはタッチパネルになっており、タッチ操作でメニューを選びます。
アナログスティックでも操作出来れば良かったのですが、アナログスティックを使ってメニューを操作する事は出来ませんでした。

アナログスティックはあくまでカメラの向きを変える為だけの物のようですね。

ちなみに電源が入ると側面の「M3」という文字が光ります。
結構明るいです。

ZHIYUN CRANE M3のメニューはこんな感じで、4つボタンが並んでいます。
Modeではジンバルのモード選択(方向をロックしたり追従させたり)、Balanceはジンバルの各モーターにかかっている負荷を見れます。
Infoはジンバルの情報を閲覧する事が出来、Settingsでは感度の設定などが行なえます。

尚、ジンバルのバランスがおかしくなった時は再キャリブレーションを行ってリセットします。
今のところこのキャリブレーションが必要になった事はありませんが…。

設定にもよりますが、結構グイグイ動かしてもしっかり水平を保ってくれます

また、縦撮り対応の設定にした場合、ある程度の角度が着いたらカメラの向きが90度回転してロックされます。

とりあえずジンバルとしての機能は一通り使えている感じはしましたし、実際にこのジンバルを使って撮影を行いましたがしっかり手ブレを抑えてくれていたので本当に買って良かったです。

実際にこのジンバルを使って撮影した動画がこちら。

ちなみに、USBを繋いでシャッターをジンバル側から行う操作ですが、GoProはUSBでの撮影に対応していないので、使う事が出来ませんでした。
給電も出来ていないようなので、GoProで使う場合は特に繋ぐ意味は無い感じがします。

という訳で、ZHIYUN CRANE M3 カメラ用ジンバル/スタビライザーのレビューは以上になります。

今後の撮影に使っていければと思っています。

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