東京マルイ パトリオット プラスのFETを社外製品に交換してみます
記事作成日:2024年2月5日
東京マルイ製のPLUSシステム搭載電動ガン、パトリオット プラスのFETはハンドガード内に設置されており、レシーバー側から伸びる配線にコネクタで繋がっています。
配線の仕様は一般的なFETと同じでトリガーに繋がっている信号線が2本、モーターに繋がる配線が2本なので社外製品に交換する事も容易に行えます。
尚、PLUSシステムは同社のLiPoバッテリーに対応する為にバッテリー用の配線は3本伸びているのが違いとしてありますが、これはMS LiPoバッテリー用の物なので、あまり気にする必要は無いでしょう。
この仕様はPLUSシステム搭載機の第一弾として発売された、P90プラスも同様の仕様ですが、P90プラスはスイッチにはんだ付け、パトリオット プラスはコネクタで繋がっているという違いがあります。
モーターに繋がる太い配線側は110型の平型端子と昔から変わっていません。
信号線の方はJST ZHコネクターと思われる物が採用されています。
このような非常に小さなコネクターが採用されているのは恐らくアウターバレル下部の狭い穴を通す為にこのサイズにする必要があったのだと思われます。
という訳で、このコネクターさえ用意すれば社外製FETへの交換は容易に行えると思ったので、モノタロウで10個セット98円で売られていた、B2B-ZRを買ってきました。
外観は違っていますが、端子部分のサイズは同じです。
接続も問題無し。
しっかりロックされますし、テスターを使った導通チェックも出来ました。
という訳で、このB2B-ZRを使って社外製FETへの交換をやってみます。
尚、元々PERUN AB++を組み込むつもりだったのですが、注文したPERUN AB++が一向に発送されず、いつ記事に出来るか分からない状態だったので、とりあえず手元に余っていて使う予定も無いFETを繋げてみる事にしました。
自分が単体のFETを買ってたのは10年程度前なので、それくらいの時代の製品だと思われます…。(本当に何も覚えていない)
どんなスペックかもよく分からないですが、大型な素子とヒートシンクが時代を感じますね。
というか、ずっとFETだと思ってたんですがトランジスタとショットキーバリアダイオードが付いてますね。
トリガーの接点保護を目的としている製品である事は間違い無いんでしょうけど…。
何なんでしょうこれ…(何で持ってるのかもよく分からない)
とりあえず配線の長さを適当に調整して、コネクタ類を取り付けました。
尚、B2B-ZRに直接配線をハンダ付けするのが難しかったので、小さく切ったユニバーサル基板を使って取り付けています。
パトリオット プラスに接続するとこんな感じ。
特に問題も無く使えたので、アウターバレルに結束バンドを使って固定させました。
このような大型なFETだと交換するメリットはありませんが、最近増えているな非常に小さなFETであればバッテリースペースを広く確保する事が出来たりしてメリットはあると思います。
という訳で、パトリオット プラスに社外製FETを取り付ける事は簡単に出来る事が分かったので、PERUN AB++が届いたら当初の予定通り取り付けようと思います。
FETしかり外付けの電子トリガーを取り付ける場合、一度バラして配線を引き直す必要があるので少し手間が掛かりますが、東京マルイのPLUSシステム搭載機であれば本体を分解せずにこういう事が出来るので便利ですね。
社外製FETに交換すれば変換コネクタを使わずに普通のLiPoバッテリーが使えるようになりますし、アクティブブレーキやプリコック等の制御も出来る製品を取り付ければ遊びの幅も広がると思います。