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2月8日(木)に修善寺 虹の郷で開催された広域昼ファスガンゲームに参加してきました

記事作成日:2024年2月13日

先日、修善寺 虹の郷で開催された広域昼ファスガンゲームに参加してきました。
普段の虹の郷 ファスガンゲームと言えば土曜日の閉園後〜日曜日朝にかけての真夜中に開催されていたのですが、今回は平日の休館日に特別に貸し切る事が出来たようで、非常に珍しい昼間のゲームでした。

当日は黄色チームと青色チームに分かれてゲームが行われ、自分は青色チームで参加しています。

ゲーム中の連絡は広域夜戦の時と同様にDiscordと特小無線(デジタル簡易無線はファスガンデバイスとの相性問題がある為今現在、原則使用不可)を使用、DIscordに関してはゲームの進行状況を運営側でも把握出来るようにフラッグゲットの連絡を記載するのにも使用しています。
参加者の現在位置を把握する為にAres Alphaも使っています。

第一ゲームと第二ゲームが虹の郷広域を使ったゲームで、1ゲーム辺りのプレイ時間は2時間ほど。
第三ゲーム以降がイギリス村のみに限った短いゲームといった感じになっていました。
尚、第三ゲームからは日が落ちて夜戦になっていました。

自分は第一ゲームと第二ゲームのみ参加、第三ゲーム以降は案件の撮影をしていたのでゲーム中の様子は特に撮っていません。

この日はボルトアクションライフルと高倍率スコープを使いたかったのでDouble Eagle MAGPUL Pro 700にSIG SAUER TANGO6 3-18x44mm SOT63111を載せて持っていきました。
ついでに二階建てを試したり、サーマルイメージャー(RH25 Pfalcon 640+)のタンデム運用もやってみようと思って色々組み合わせたのですが、結局重かったのと高倍率スコープとこのサイズのサーマルイメージャーの組み合わせだとそこまで有効に使う事が出来無さそうだったので、タンデムをやめて第一ゲーム中はスコープ単体、第二ゲームはサーマルイメージャー単体で使っていました。

準備直後
第一ゲーム直前

RH25 Pfalcon 640+をタンデムさせるなら1倍〜2倍、高くてもせいぜい3倍率で覗く位がちょうど良い感じですね…。

という訳で、ゲームの様子を紹介する前に基本的なルールと兵科設定から紹介します。

当日のルールと基本的な兵科設定について(第一、第二ゲーム)

自分は第一ゲームと第二ゲームのルール説明のみ聞いていたので、それについてのみ記載します。

ルール

  • 攻撃側がフラッグを制圧していく攻防戦です。
  • リスポーンは各フラッグに設置されているリモコンを使って無限に可能ですが、1回復活操作を行うごとに60秒のディレイがある為、連続して復活する事は出来ません。
  • 自陣以外でのリスポーンは出来ません。
  • フラッグの制圧はフラッグ到着後、3分間フラッグを守る必要があります。
  • 攻撃チームは奇数フラッグを制圧していき、制圧したフラッグの個数が試合結果となります。
  • 攻撃チームが制圧した奇数フラッグは攻撃チームの復活ポイントになります。(スタート地点と奇数フラッグ以外での復活は出来ない)
  • 攻撃チームは現在獲得しているフラッグの+3番までのフラッグを制圧する事が可能で、例えばスタート直後は1、2、3番フラッグを制圧する事が可能です。
  • 防衛チームは偶数フラッグ、奇数フラッグの両方を守ります。
  • 防衛チームは偶数フラッグが復活地点になっていますが、攻撃チームが偶数フラッグを制圧すると防衛チームは当該フラッグでの復活が出来なくなります。

ざっくりいうと、攻撃チームはいかに効率よくフラッグを制圧し、自分達の復活ポイントを増やしつつ防御チームのフラッグを制圧して防御チームの復活を阻止するのかが重要となっています。

逆に防御チームは自分たちの復活拠点を制圧されないように守りつつ、攻撃チームのフラッグ制圧を阻止するかが重要になります。

また、復活には60秒間のディレイが必要になる為、1箇所の復活拠点に人が集まりすぎると復活しきれなくなる可能性があったり、復活拠点が制圧されかかっているような状態だと大量のリスポーンキルが発生する事が想定されるので、フラッグを見捨てる決断が必要になる場合もあります。

基本的にゲームルール的に次第に防衛側がジリ貧になり、「次の復活はどこですれば良いか」という判断を迫られるゲームになりますね。
攻撃側も攻撃側で、モタモタしていると敵にフラッグの守備を固められてしまうので、素早く行動する必要があります。

兵科設定

一般的なファスガンと同様に3種類の兵科設定が存在します。
全て共通してヒットポイントが6あり、全員オートリロードに対応(マニュアルリロードも可)です。
初心者とそれ以外の差は多弾ヒット判定の有無のみ。

  • 通常兵科:いわゆるアサルトライフル、SMGなどの連射が可能で軽量な武器に与えられる兵科。
    装弾数30発、所持弾数240発。
    ダメージは2。
  • スナイパー:ボルトアクションライフルやポンプアクションショットガンなどの、連射が出来ない武器に与えられる兵科。
    装弾数5発、所持弾数240発。(当初3発でしたが、バランス調整で5発になりました)
    ダメージ量は4。
  • マシンガンナー:ライトマシンガン、ヘビーマシンガンなどの分隊支援火器に与えられる役職、6kg以上の重量がある事が必須な為、軽量な製品はマシンガンナーにはなれない。
    装弾数100発、所持弾数400発。
    ダメージ量は2。

第一ゲーム:攻防戦(攻め)

第一ゲームは青色チームが攻撃側、黄色チームが防衛側です。

★印が各チームのスタート地点

第一ゲームはマップ上のA3、虹の郷施設内の一番左上に位置する場所で、一番標高が高い所からのスタートでした。
かなり見晴らしが良い場所で、ブランコが設置されています。

青色チームは部隊を大きく2つに分けて、1番フラッグを制圧する部隊と3番フラッグを制圧する部隊に別れて行動し、自分は3番フラッグをゲットする部隊に属していたので、そちら側の視点になります。

スタート前の様子

3番フラッグまではそれなりの距離(道なりで約350m)があるので開始早々ダッシュしてたら崖下から攻撃を受けたので一時応戦していたものの、特にそれ以降の攻撃がある訳でも無かったので、そのままスムーズに第3フラッグまで移動する事が出来ました。
恐らく1番フラッグのフラッグ阻止を目的に行動していた黄色チームから撃たれた物と思われます。

3番フラッグまで走って移動
移動中に撃たれたので応戦

フラッグゲットはフラッグと一緒に置かれているキッチンタイマーを操作して3分間のカウントダウンを行います。
3分間フラッグを守る事が出来たらフラッグの制圧が完了します。

フラッグ制圧後はDiscordで何番フラッグを制圧しかのかを書き込みます。

その後、5番フラッグを獲得する為に移動しましたが、この途中でも攻撃を受けたので応戦。
このエリアは木が生い茂っているエリアですが、坂道かつ遮蔽物が少ないので結構動きづらいポジションでした。
とは言え、3〜4番フラッグから5番フラッグに移動するにはこの斜面を下るしか無いんですよね…。

ある程度移動したらマップを使ってどこに行くかを相談したりする事も重要です。

5番フラッグ近くの『日本庭園』と呼ばれているエリアの近くで、ちょうど良いポジション(敵の復活フラッグを直視出来る場所)が取れたので、自分はかなり長い時間伏せながら130m位先の敵と交戦していました。
この距離になると高めの倍率が付いているスコープが有意義に使えますね。
頭に付いているランプの色もしっかり確認出来るので、ちゃんと当たったかどうか、倒したかどうかの判定もやりやすいです。

岩陰に隠れながら敵のリスポーン地点を狙撃出来るポイント
狙撃中の様子

このゲームルールでは攻防共にリスポーンキルがかなり有効に使えます。
敵は無限に復活しますが、必ず特定の復活拠点で復活を行う必要がある為、復活した直後の敵を倒す事で大幅な足止めを狙う事が出来ます。

その為、普段の広域夜戦とは異なる動きが必要になる感じでした。

また、この時はまだ「同時復活」という方法を知らない人が多かったようで、復活した1人を倒せばよかったので楽でした。
尚、「同時復活」はこのような方法で、デバイスを1箇所にまとめて復活リモコンを操作する事で、複数人を同時に復活させるという方法です。
また、より精度を高める為に人を集めて影を作り、その中でリモコンを操作すると良いです。

60秒のディレイが存在するルール上、1人で復活するよりも多少時間を置いてでも複数人まとめて復活させた方が効率が良いですからね。(1回のリモコン操作で1人しか復活してはいけないというルールは無い)

暫くしたら味方が敵の復活拠点の近くに進んでいったので、味方の進行具合に合わせて移動したりしていました。

最終的には7番フラッグの近くまでは移動出来たものの、制圧出来たフラッグは5番フラッグまででした。

尚、第一ゲームの様子はちょっと動画にしています。

第二ゲーム:攻防戦(守り)

第二ゲームは第一ゲームと攻防が逆になり、青チームが守りです。
スタート地点もフラッグ位置も異なっており、立ち入り禁止エリアも変更されており、線路上(ロムニー鉄道上)が全て立ち入り禁止になっています。

スタート地点がかなり近い距離だったので、青色チームは初動でどこまで黄色チームの進行を抑える事が出来るのかが重要になってくる配置でした。

★印が各チームのスタート地点

青色チームのスタート地点はメイフラワー前、黄色チームのスタート地点が駐車場だった為、いかにして園内に入らせないようにするかを相談しながら配置を決めます。

園内に入るルートは「正面入口」と「職員向けの裏口」の2箇所に分かれているので、それぞれを防衛、死亡後の復活も迅速に行うという感じの内容でした。

自分はまず職員向けの出入り口側からの侵入を防ぐ為、駐車場内の敵を倒していましたが、途中で死亡してしまった為復活後は入り口側の敵を抑えるポジションを取りました。
このタイミングでは既に職員向けの裏口は敵に抜かれており、正面入口からも次々と敵が入ってきているような状態でした。

その為、防衛側はとにかく入り口から入ってきた敵を倒す事をしていました。
とは言え、実質無限復活みたいな状態なので最終的には押し負けます。
ここでやるべき事は、時間稼ぎと敵チームの体力を奪う事でしょうね。

その後戦線がだいぶ後退、安全な復活ポイントまで移動する必要がある事から、味方が散り散りになり始めます。
このタイミングで敵がどの辺りに居るのか、この後どこに移動するのかを相談しつつ行動しました。

次の防衛地点を敵の復活ポイントが狙撃できる範囲にし、ここでひたすらリスポーンキルを続けていました。

今回のゲームルール上、防衛チームはフラッグを制圧する事が出来ないので、敵の復活を阻止(足止め)するにはリスポーンキルが一番です。
そのうち「ここのリスポーン地点では復活出来ない」と判断したのか、この拠点を使って復活する人が居なくなりました。

リスポーンする敵が居なくなった影響で、ある程度前進する事が出来るようになったので前進して様子見を行った所、敵が谷にある5番フラッグに集まっているらしく、味方もその辺りに大勢集まっていたので、5番フラッグを狙撃出来るポイントに移動、先程と同様にリスポーンキルをしてました。

正直同じポジションから撃つのも飽きたのと、5番フラッグの位置的に「ここからも狙撃出来るのでは…?」と思ったので、今度は谷から伸びる斜面まで移動、障害物となる建物の屋根越しに撃ってました。

そんな事をしていたら、時間でゲーム終了になりました。

第三ゲーム以降について

冒頭でも述べましたが第三ゲーム以降のゲームは自分は参加していません。
第三ゲームが開催される頃にはもう日が落ちて真っ暗になっていたので、夜戦になっていました。

おまけ(昼飯)

昼食として『うなよし』のうな重を注文する事が出来ました。
やはりファスガンと言えば美味しいごはんがセットですね。

めちゃくちゃ美味しかったので、夜戦の時など時間の都合が付く時はお店の方にも行ってみたいですね。