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ウエスタンアームズ SiGARMS GSR Revolution SCW3のレビュー
記事作成日:2024年2月26日
ウエスタンアームズ製のガスブローバックハンドガン、SiGARMS GSR Revolutionの中古品を買ってみました。
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GSRはSIGガバ/SIG1911としておなじみの製品で、外観としてはスライドの形状とアンダーレールが特徴ですが、GSR Revolutionはアンダーレールが付いていないモデルになります。
内容物はこんな感じ。
中古なので全部が揃ってる訳では無いのと、何故か注意書きの書類とハガキが2枚付属してきました。
本来は書類とハガキは1枚ずつでしょうし、BB弾や分解工具等が付属してくると思われます。
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WA SiGARMS GSR Revolutionの外観レビュー
という訳で、外観を見ていきます。
こちらの製品はABSスライドにシルバーの塗装が施されているモデルで、本来はグリップパネルがフェイクウッドなのですが、前オーナーが塗装したのか黒色になっています。(擦れた所から茶色が確認出来る)
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GSRのシルバーモデルは発売当初から言われていましたが、シルバーの塗装がちょっと微妙で安っぽさがあるというのはその通りな感じですね。
全体的に白っぽいというか明るいシルバーで、個人的にはGSRのシルバーってもっとマットで深い色味のようなイメージがあります。
マズル部はこんな感じで、銀色のアウターバレルの内側にはライフリングを模した凹凸が確認出来ます。
銀色のアウターバレルはメッキ処理されているアルミ製で良い感じの質感です。
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スライドの前側にはGSRとSiGARMSのロゴが入っています。
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冒頭でも書きましたが、GSR Revolutionのフレーム下部にはノーマルのGSRに付いているアンダーレールが付いていません。
また、フレーム右側にはシリアルNOが入っています。
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エジェクションポート周りはこんな感じ。
エキストラクターは別パーツになっており、エジェクションポート下部にはRevolutionと刻印が入っています。
また、チャンバー部には45 AUTO SiGARMSと刻印が入っています。
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GSRの特徴期な削り込み部分の下部にはSTANLESSと入っています。
また、前オーナーはそんなに激しく使っていなかったのか、スライドストップのダメージはほとんど確認出来ませんでした。
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古い同社製品だと結構スライドストップが引っかかる部分が削れてたりするんですが、こちらは大丈夫そうでした。
フレーム側にはSiGARMS INC EXETER-NH-USAとASGKのロゴが入っています。
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トリガー周りはこんな感じ。
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トリガーガードは丸みを帯びたデザインになっており、トリガーにはロングトリガーが採用されています。
トリガー前側には縦方向のセレーションが入っており、しっかり人差し指が引っかかります。
金属製でフレームやスライドとは色味が若干異なっています。
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スライドストップやマガジンキャッチはトリガーと同じ色味をしており、セレーションは一方方向の物が入っています。
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サムセーフティは左側にのみ付いており、操作しやすいように延長されています。
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グリップセーフティはこんな感じ。
下部に付いている膨らみが特徴的です。
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ハンマーにはこのようなリングハンマーが採用されています。
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ハンマーダウン、ハーフコック、フルコックの状態はそれぞれこんな感じ。
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ハンマーを起こすとファイアリングピンを模した構造が確認出来ます。
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フロントサイト・リアサイトはホワイトドット付き。
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サイトピクチャーはこんな感じです。
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グリップは元々フェイクウッドの樹脂グリップだったものが黒色に塗装されていました。
また、グリップの前後には細かな滑り止めが設けられています。
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マグウェル周りはこんな感じで、アルミ製のマグウェルが付いています。
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マガジンについて
マガジンはこんな感じで、側面に残弾確認用の穴を模した窪みが設けられており、マガジンバンパーは大型な物が付いています。
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フォロワーはこんな感じ。
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リップ、ガスルートパッキン、放出バルブ辺りはこんな感じ。
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マガジンバンパー側はこんな感じ。
バンパー下部にはガスの注入バルブが付いています。
マガジンバンパーが分厚く、注入バルブが奥まった位置に付いている為、ロングノズルのガス缶が必要になります。
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空の状態のマガジン重量は192g。
ガスを満タンに入れた状態(注入バルブから吹き出すまで入れた状態)の重量は198gなので、ガス容量は6g。
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かなり少ないですが、生産されていた時代とシングルスタックでガス容量が少ないという事を考えるとこんなもんかなとも思います。
作動性と初速について
という訳で、動かしていきます。
使用しているガスはS&T ダンガンガス(HFO-1234ZE/LPG)になります。
マガジン温度30度程度で動かすとこんな感じでした。
同社製品らしく、スライドの後退速度がゆっくりで、ずっしりと重さのあるリコイルがあります。
作動性も文句なしです。
WA SiGARMS GSR Revolution pic.twitter.com/orNL5KCMHa
— エボログの中の人 (@Evolutor_web) February 11, 2024
続いて、東京マルイ 0.20g 樹脂弾を使って初速を測っていきます。
まずは常温(マガジン温度20度)の状態から。
この温度でも75m/s前後と結構良い初速が出る他、多少動作がモッサリしていますがしっかりブローバックしてくれます。
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続いて、マガジン温度を30度まで上げてみました。
ガツガツとした重いリコイルが伝わってくる「WAガバと言えばこんなリコイルだよね」という感じになります。
初速も91m/s程度と結構高い初速が出ます。
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更にマガジン温度を上げて40度での計測。
30度の時よりもブローバックスピードが更に上昇し、更にリコイルが強くなります。
撃ってて非常に楽しいですが、初速が98m/s程度とかなり高くなるので、安全性も考えると基本的にここまで温めて使うのはやめた方が良いでしょう。
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おまけ(GSRと並べたりスライド交換したり)
という訳で、ウエスタンアームズ製のGSRが2丁になりました。
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レール無し、レール有り、銀、黒。
トリガーやハンマー、グリップパネルなど細かな形状の違いもあって良いですねぇ。
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せっかくなのでスライドとシャーシを交換してみました。
ツートーンでも遊べます。良いですね。
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という訳で、ウエスタンアームズ SiGARMS GSR Revolution SCW3のレビューは以上になります。
GSRっていろんな所が特殊な形になっているので再現するのも難しいんで、完成品買うのが一番手っ取り早いんですよね…。
WAのGSRは古い製品ですが、未だに一定の人気があるのも分かります。
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リニューアルしてくれたら良いんですが、今のところブラックウォーター刻印入りとか、謎の肉抜きされてるモデルしか出ていないのが残念な所…。