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yaNex 10周年記念イベントゲーム(DAY1)のレポートとフィールド紹介

記事作成日:2024年3月5日

2024年3月2日(土)及び3日(日)にサバイバルゲームフィールド yaNexにて開催された10周年記念イベントゲームの土曜日にメディア枠として参加させて頂きました。

という訳で、当日のゲームレポートの前にフィールドの紹介から。

yaNexについて

サバイバルゲームフィールド yaNexは千葉県野田市にあるアウトドアフィールドで、フィールドのジャンルとしては森林系フィールドになります。

フィールドは大きく『バリケードエリア』と『ジャングルエリア』の2つに分かれています。

バリケードエリアには様々な種類のバリケードが用意されています。

まずはセーフティーゾーンからみて左手前に存在するスノコで構成されたエリアです。
不均一なレイアウトになっているのが特徴で、バリケード同士の間隔もそれなりの広さがあるので、うまいこと立ち回る事を要求されます。

隠れているつもりが意外と斜め横から弾が抜けてきたり、移動した先が横から狙われる位置だったりと、状況判断とレイアウトの把握が重要になるポジションです。

スノコエリアの奥には東南アジア感(というか、ベトナム感)のある建物が並ぶエリアです。
このエリアは当時の村っぽい感じを再現するような建物が並んでおり、しっかり区画整備がされているような感じで縦並びになっています。
建物には顔や腰辺りには窓が設けられています。

尚、単に建物が作られているだけではなく、建物内も生活感があるように作り込まれているので、写真撮影にも適していますね。
ベトナム戦争映画ではおなじみの檻も作られており、中にはタイガーストライプを着たマネキンが捕らえられています。

洗い場っぽい感じ
調理場っぽい感じ
捕虜も居る

その横にはモルタルで作られたバリケードエリアが存在し、ロシア(というか旧ソ連時代?)の廃墟を再現したエリアになっています。
このエリアはバリケードが損傷したような見た目になっている為、屈まないと隠れられない場所、姿勢を低くしたり伏せた時にだけ狙える穴(逆に立ってると足を撃ち抜かれる事もある)があったりします。

ここには武器弾薬庫を再現した部屋や、T90戦車をモチーフにした実寸台模型が配置されています。
それ以外にも色々な置物があるので、ゲーム中などに見てみるのも良いでしょう。

また、『バリケードエリア』にはゲーム中でも使用可能な櫓が3箇所に存在します。
ゲームによってはこの櫓にフラッグが設置される事もありますし、地面では視認出来ないバリケードの奥や長距離の索敵・狙撃を行えるポイントですが、櫓の壁には隙間が存在するので逆に狙われる可能性も十分にある造りになっています。
櫓が強くなりすぎないバランス調整が出来ている感じです。

また、これらの櫓は1階部分も使えますし、足元が網になっているので上下の打ち合いが発生する事もあります。
それ以外にも、足場が網である事で声が通るので2階で索敵して1階に居る味方に情報を伝えるような事もやりやすいでしょう。

尚、ゲーム中に使用可能な櫓とは別にヒット者が上り、観戦する場所として『観戦台』が用意されています。
ここは他のフィールド内と同じでBB弾が飛んでくる可能性がある為、ゴーグル類の着用は必須になります。

観戦台(1階はフィールド)
観戦台から見下ろした様子

『ジャングルエリア』はその名の通り森林が生い茂っているエリアになります。

基本的には木と草が多く生えており、いわゆる「ブッシュが濃い」エリアとなっています。
場所によってはある程度開けたところや道的な物はありますが基本的には獣道。
道なき道を姿勢を低くしながら歩くような動き方が求められます。

全体的にブッシュが濃いのでギリースーツの相性は抜群です。

尚、自然の草木だけではなく木や竹を束ねたようなバリケードもいくつか存在します。
これらのバリケードを有効活用しながら進んでいくと良いでしょう。
特に竹で出来たバリケードには隙間があるので、そこから索敵をするのも良いと思います。

森が好きな人も人工的なバリケードが好きな人も、更にはシチュエーションが好きで写真撮影とかもやりたい人も満足が出来る造りになっていますし、バリケードが強くなりすぎないようなバランス調整がされているのが良いですね。

自分はyaNexのオープン当初から通っていますが、その頃から比べるとだいぶ印象が変わってきており、よりゲーム性が広がっているなと思います。

尚、フィールドの出入り口にはスタート地点が記されたマップとゲーム内容(レギュレーション)が記載されているボードが置かれているので、フィールドインの際にこれらを確認してから入ると良いでしょう。

また、yaNexはフィールド内だけではなく設備にも色々な拘りが見受けられるサバイバルゲームフィールドなので、そちらも紹介していきます。

シューティングレンジについて

シューティングレンジは最奥まで70mもあり、マンターゲットの他、金属ターゲットも設置されています。
また、シューティングレンジの脇にはHOP調節やゼロインのコツが紹介されている張り紙があり、各種工具やメンテナンス用品(オイル・クリーニングロッドなど)、レスト台が置かれています。
また、受付の横にはマガジンウォーマーが設置されているので、寒い時期にリキッドチャージ式のガスガンを使いたい場合はこちらを活用すると良いでしょう。

70mの距離までマンターゲットが設置されているシューティングレンジ
シューティングレンジの横には作業台と工具が用意
受付横にはウォーマーが設置

トイレ

yaNexオープン当初から個人的に「すげーな」と思っていたのがトイレです。
中の写真までは撮影していませんので、中が気になる方はyaNexオフィシャルサイトをご確認ください。

休憩室

フィールド入口近くには休憩室という冷暖房完備の部屋が用意されています。
中は更衣室にもなっている為、指定時間外は自由に入れませんが、基本的にゲーム時間中は椅子に座ったりして休めるようになっています。

昼食(弁当)

フィールド参加費とは別に700円(記事寄稿現在)でお弁当を注文する事が出来ます。(朝の受付時に注文)
お弁当は日によって変わりますし、季節によっても変わりますが、基本的にはボリューミーなお弁当で、この日は焼きそば、焼き肉、揚げ春巻き、餃子、マカロニサラダ、漬物が入った弁当でした。
また、温かい味噌汁も付いてくるので、冬場はとても嬉しいです。

また、お弁当とは別にコロッケやカツ、フライ、唐揚げなど、揚げ物の販売もあります。
これらは予約不要で注文可能です。

その他

その他、電子レンジ・保温ポット、自動販売機、物販(オリジナルグッズ、電池類、弾・ガスなどの消耗品、カップ麺、お菓子類など)も、もちろんあります。

10周年記念イベントの概要

という訳で、さっくり終わらすつもりだったフィールド紹介が長くなってしまいましたが、10周年記念イベントの様子を紹介していきます。

まず、10周年記念イベントはDAY1とDAY2の2回に分かれており、自分が参加したのは2024年3月2日(土)のDAY1になります。

この日は基本的には普通の定例会通り、無限復活戦やフラッグ戦などが行われていましたがそれ以外に特殊なイベントも開催されたので、それについて紹介していきます。

1. ガントラック攻防戦

遂に完成したガントラックを使った攻防戦が開催されました。
軽トラックを改造して作られたガントラックには上部銃座と後部銃座の2箇所に銃座があり、合計2人のガンナーを搭乗させる事が出来ます。

上部銃座は360度旋回させる事が可能、後部銃座は後ろ方向に加え、側面に付いている窓から射撃を行う事が出来る仕様です。

ガントラックの中はこんな感じ。
上部銃座の人は立ち、後部銃座の人は座って銃を構えます。
尚、立ちながら撃つ必要がある上部銃座の人は安全帯を取り付けます。

運転はスタッフが行い、ガンナーは希望者がスタッフとじゃんけんを行い決めます。
今回は4ゲームでこのガントラックを用いたゲームを行っています。

尚、ガントラックには色々と注意事項も存在するので希望者はゲーム前に集まって説明を受けます。

という訳で、いよいよガントラック攻防戦スタートです。
尚、開始前からガントラックの周囲には人が集まっており、皆面白がって眺めていました。

フィールド中央の通路をガントラックがゆっくり走行し、攻撃側の勢力を撃っていきます。
尚、走行中のガントラックからは爆音でBGMが鳴り響くので、たとえバリケードに隠れるなどして見えていなくても「近くにガントラックが居る」という事は分かります。

ガントラックに乗るガンナーは無敵なので、対策はガントラックが射程圏外に行くまで隠れるしかありません。

ガントラックが通過し終わるまでバリケードに隠れている攻撃側チーム
伏せて攻撃を凌いだ攻撃チームがガントラックが通過しきったかどうかを確認している様子

尚、ガントラック攻防戦は4ゲーム行われたのですが、うち1ゲームで上部銃座を使わせて頂けたので、その時に撮影した様子を動画でまとめています。
こちらは後日YouTubeの方にアップロードされる予定ですが、とりあえず編集中のスクショだけ載せておきます。

2. じゃんけん大会

じゃんけん大会は協賛品を含め全で5種類あります。
1等は長物3種のうち1種のみ選ぶ事が可能、2等はハンドガン3種のうち1種のみ選ぶ事が可能、3等は定例会参加無料権(7枠)、4等がパッチなどのグッズ類でした。

じゃんけん大会の様子はこんな感じでした。
全員参加で大いに盛り上がっていました。

3. 戦車撮影会

フィールド内に置かれているT90風のリアルスケール戦車に搭乗し、撮影をするというイベントも開催されました。
このタイミングではフィールド内のゴーグル着用が不要になります。(銃の持ち込みは可能、発砲は禁止)

スタッフの指示の元車両に登り、ポーズを決め、スタッフのカメラでの撮影が行われます。
撮影された写真はゲーム終了後公式サイトのアルバムから閲覧する事が可能です。

基本的にこの戦車は普段、周囲にトラロープが張られ、立ち入り禁止になっています。
こういうイベントのタイミングでしか搭乗は出来ないという事もあって、長蛇の列が出来ていました。

尚、こちらの戦車は6年前に紹介しているので、是非こちらの動画も見てください。
撮影会の時には砲塔を動かす事はしていません


という訳で、yaNex 10周年記念イベントゲーム(DAY1)のレポートとフィールド紹介に関しては以上になります。