エボログ

ストライカー12比較 APS-12-MK-2JとFCW Striker 12の外観を比較してみました

記事作成日:2024年3月6日

友人からFCWのストライカー12を借りてきたので、APS製ストライカー12と比較してみました。
尚、ネットを見てると勘違いしている人も多いので、先に述べておくとFCWとAPSのストライカー12は全くの別物です。
外観も構造も全く異なる製品です。

尚、上下に並んでいる写真は上がAPS製、下がFCW製になっています。
左右に並んでいる写真は左がAPS製、右がFCW製になります。

まず、外観の大きな差ですが、そもそも大きさが違っています。
FCWの方がAPSよりも若干小さく、グリップ周りのパーツの丸みも強い事からより小さく感じられます。
尚、特にサイズが大きく異なっているのはレシーバー〜ストック部分で、バレル側はそこまで大きな違いはありません。
また、塗装の感じも全然違っており、APSは光沢感のある深い緑色、FCWも緑色と言えば緑色ですが、これと言った防錆処理もされていない感じの鉄感のある色味です。
FCWの方は結構傷付いて錆ていますが、色味は最初からこんな感じです。

マズル周りはこんな感じ。
サイズ自体は大体同じですが、丸みや光沢感などが異なっています。

フォアグリップはこんな感じで、APSよりもFCWの方が丸みが強いです。
握った時にFCWの方が「小さいな」と感じます。

スリングスイベルはこんな感じ。
これはAPSもFCWもバレル(ヒートスプレッダー?)に溶接されています。

マガジンはこんな感じ。
ここには大きな差はありませんが、APSよりFCWの方がほんの僅かに小さく、全長が0.7mm、外径が0.4mmFCWの方が小さいです。

ゼンマイを巻く為のノブもAPSよりFCWの方が若干小さいです。

マガジンの後ろはこんな感じ。

シェルを入れる部分はこんな感じ。
APSは他と同じで塗装されていますが、FCWは塗装がされていません。

マガジン上部、リアサイト側面の見た目はこんな感じ。
これはAPSとFCWでだいぶ形状が異なっています。

上部はこんな感じ。
こう見ると形状だけではなく太さもだいぶ違っている事が分かると思います。

太さというか、大きさの違いが大きく出ているのはレシーバーです。
ここは1mmの差とかではなく本当に一回り近い差が出来ており、APS ストライカー12はかなりでかいです。

マガジンの位置に合わせて重ねるとこんな感じ。
ストック基部周りやトリガー、グリップのズレで大きさの差が分かると思います。

細かいディテールに関してはトリガー周りの形状が全然違いますね。
トリガー、セーフティ、トリガーガード、更にはネジのサイズまで全然違っています。

側面から見た大きさだけではなく、レシーバーの幅もだいぶ違っています。
こう見るとAPSのレシーバーはFCWの物より1.5倍位分厚いですね。

これに関してはAPSとFCWの構造の差が原因ではないかと思われます。
FCWは蓄圧カートを使う事から、ガスタンクやバルブ等はカートリッジ側に存在するので、本体側にはトリガーと連動してシェル後部の放出バルブを押す機構(モスカートの発射機構に近い)を収めるだけで良いのに対し、APSはガスタンク、ハンマー、シアー、バルブノッカーなどをの機構を組み込む必要があり、大きくせざるをえなかったのではないかと思われます。
特にグリップの大きさの違いはガスタンクによる影響が大きいと思います。

APSはグリップ底部からガスを充填するが、FCWはグリップ内が空洞

尚、レシーバーが太いせいでストックもだいぶ太くなっていますし、バットプレートも一回りくらい大きいです。

という訳で、APS ストライカー12とFCW ストライカー12を比較してみました。

ちなみに、実射性能はAPSもFCWもどんぐりの背くらべで、箱出し状態でゲームで使うには現実的ではないレベルの飛距離で、射角付けて10mでも飛べば良い方です。

APS Striker-12 ストリートスイーパー MK2 ライブシェル式ガスショットガンAmazonで購入する