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SONY α6700(ILCE-6700) APS-C ミラーレス一眼カメラを購入、α6000から乗り換えました

記事作成日:2024年3月7日

SONY製のAPS-C ミラーレス一眼カメラ、α6700(ILCE-6700) を購入しました。

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尚、今まではSONY α6000を使っており、かれこれ6年ほど使っていました。
α6000でも普通に使っていて動画性能がしょぼい(特にマイク性能が残念過ぎる)位で特に不満も無かったのですが、ここ半年位で度々スイッチ周りの問題が発生するようになってしまい、最近では頻繁に『シャッターが切れない』『AFボタンやシャッターを半押ししていないのに、勝手にオートフォーカスが動作する』『撮影モードが勝手に切り替わる』といった問題のどれかが発生するようになりました。

再起動して治る事が多いですが、治らない時もあり撮影時間が無駄に長くなる事も…。

という訳で、数ヶ月前から新しい機種を探しており、どうせ買うなら新しい機種にしようと思い、本体代金のみで予算30万円以下のミラーレス一眼で比較検討を行い、今回SONY α6700を購入する事にしました。

尚、SONY α6700を選んだ理由はざっくり下記

  • 20万を切る価格且つ、今まで使っていたα6000と同じAPS-CのEマウントなので、とりあえずレンズは買わなくて大丈夫そうなので、初期費用が安く済む
  • 同価格帯のフルサイズ一眼カメラよりも動画性能が高い(メインな用途では無いですが、動画もたまに撮るので、動画性能も欲しかった)
  • APS-Cだけどそれなりに暗いところの撮影にも強いらしい
  • 握った時の感じが良かった、手にフィットする
  • 『重い』と評価されていたものの、実際に手に取ってみるとそこまで重くは感じなかった
  • 最新の画像解析エンジンが気になった
  • 手ぶれ補正性能が高い(最近の製品だとより高いモデルもあるが、型落ちミラーレスよりかは高そうな印象)

正直フルサイズの明るさには憧れがあったのですが、結局今回もAPS-Cです。
まあ、自分が撮る写真の8割、9割くらいは屋内で近くの物を撮るので、APS-Cで事足りるだろうと思いまして…。(やっぱりフルサイズは高いし、フルサイズの性能を活かす為のレンズも高い…)

α6000はこの記事の撮影で使うのが最後になるでしょうかね…。

SONY α6700の内容物

という訳で、SONY α6700の内容物はこんな感じ。
カメラ本体とストラップ、アイカップ、バッテリー、説明書・保証書類といった感じです。

今回購入した製品はレンズ無しのボディのみなので、レンズはとりあえずα6000の時に使っていた『SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)』を追加ってレビューしていきます。

バッテリーはα6600やα7系、α9系にも採用されているSONY NP-FZ100です。


元々α6000で使っていたNP-FW50の倍以上の容量で、サイズは一回り以上大きいサイズのバッテリーになります。
NP-FW50は度々バッテリー残量不足を経験していましたが、NP-FZ100ならかなり長持ちしそうですね。

とは言え、画像・動画の処理性能が上がっている事からα6000の倍長持ちするという訳でも無いとは思いますが…。

ストラップはSONYとαの文字が入った物になります。
ナイロン製でそんなに高級感はありませんが、まあ普通に使えるストラップですね。

SONY α6700(ILCE-6700)本体の外観紹介

という訳で、SONY α6700の外観を見ていきます。

グリップ部はこんな感じで、レザーで出来ています。
また、シャッターボタンの下辺りにある程よいくびれのお陰で握りやすいですね。

自分の手のサイズだと小指までしっかり収まり、そんなに違和感を感じないのですが手が大きい人だと小指が余る事もあるようなので、これに関しては人による気がします。
自分はしっかり握る事が出来ていて特に不満は無いですね。

シャッターボタンの直ぐ側に電源レバーが付いています。
ツマミの位置とかはα6000と異なっていますが、概ね同じような感覚で操作可能です。

シャッターボタンの下側には絞りを調整する為のダイヤルが付いており、操作性は良いですが結構クリック感が緩いので握り直した時とかにたまに誤爆します。

録画ボタンとC2ボタンが並んで付いており、デフォルトではフォーカスエリア調整ボタンに割り当てられています。
撮影モード切り替えダイヤルはα6000の時よりシンプルになっており、1、2、3には任意の設定を割り当てる事が出来ます。
尚、C2ボタンの左側にある3つの穴はスピーカーです。

個人的には録画ボタンが押しやすい位置に移動したのは嬉しかったです。
α6000は誤爆防止の為なのか、めちゃくちゃ押しにくい所に録画ボタンがあるんですよね…。

背面ボタンはこんな感じで、α6000で録画ボタンになっていた所がC1ボタンになっています。
ボタンのデザインは若干変わっていますが、機能自体は同じです。
尚、この辺りのボタンもカスタマイズが可能なので、任意の機能に割り当てる事が出来ます。

ホットシューには保護カバーが付いています。

ファインダーはこんな感じで、アイカップは上からスライドさせる形で固定されます。
α6000の時よりかはガッチリ付いており、不意な脱落は少なくなっているような印象はあります。

モニターはこんな感じで自由な回転が可能なバリアングルモニターが採用されています。
タッチ操作も可能な製品ですがタッチ操作を行うにはボタンが小さいので、UIの操作に使うというよりも写真をプレビューするのに使ったり、フォーカスを設定する時に使うのが良い気がします。

底部には1/4インチネジが付いています。

バッテリーはここから入れます。
α6000の時はバッテリーと一緒にSDカードを入れる仕様でしたが、α6700ではバッテリー専用になっています。

尚、外付け電源を繋ぐ時の物だとは思いますが、カバーが付いています。

カメラ側面には各種端子やSDカードスロットが付いています。
蓋は3分割になっており、必要なスロットにアクセスする事が出来る仕様になっています。

例えばSDカードを抜き差ししたい時はSDカード用の蓋だけ開ければよいです。

カメラ正面にはオートフォーカス用のランプとマイクが付いています。
マイクは左右に付いており、α6000の物よりも大きくなっています。

Eマウントのロックボタンは正面左下に付いています。
このボタンを押しながらレンズを回す事で取り外す事が出来ます。

撮影素子はこんな感じ。
APS-Cなのでフルサイズの素子に比べると見た目のインパクトは控えめですし、一眼レフカメラのような機械的な構造も確認出来ません。

液晶プロテクターについて

今回はα6700と一緒にKenko製の液晶プロテクターを購入しました。
SONY α6700とα7IV用の物で、反射防止仕様の物を選んでいます。

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傷防止というよりも反射防止の為に購入しました。
α6000を使っていた時も屋外での使用時に液晶が見づらい事があったので、α6700にも反射防止の保護フィルムを貼りました。

UIと基本設定について

電源を入れると日付の設定やらSDカードの初期化やらが行われ、一通りの初期設定を行っていました。
全ての操作はタッチ操作も可能ですが、正直ホイールと決定ボタンを使ったアナログな操作をした方がやりやすかったです。

α6700のメニュー画面はこんな感じで、階層構造がかなり分かりやすくなっていて、今どこの設定を行っているのかが分かりやすくなっています。
文字サイズも十分に大きいので特に問題は無いのですが、タッチパネルを使うには各ボタンが小さすぎますね…。

唯一タッチパネルでも設定し易いかな?と思ったのはこの撮影設定画面です。

各種ボタンの設定画面はこんな感じ。
変更出来ないボタン・ダイヤルもありますが、たいていの物は変更が可能になっています。

Bluetooth接続は初回起動時にも設定を求められますが、もちろん設定メニュー上から行う事も出来ます。
スマホアプリ上からはリモート撮影や撮影した写真の確認、設定などが行えますが、リモート撮影に関してはWiFi経由で繋ぐ必要があります。

要求されるSDカードの速度について

普通に使う分にはClass10のSDカードがあればたいてい問題は無いですが、高ビットレート/高フレームレート(XAVC S-I 4K/XAVC S-I HD)での撮影を行う場合はSDXC V90以上の性能を持ったSDカードを要求されます。
尚、XAVC S 4K(120fps 200Mbps)ではV60以上のSDカードが必要になります。

動画撮影性能を最大限活かす場合はV90以上のビデオスピードクラスを持つSDカードを用意する必要があります。

マニュアルフォーカス設定について

自分はマニュアルフォーカスを使う事も多いので、それの設定はとりあえず最初にやっておきました。

まず、ピーキングレベルを低にし、色を黄色にします。
また、ピント拡大中のAFを切にします。

これでマニュアルフォーカスを使用した際にピントが合っている場所が黄色く表示されます。
尚、ピーキングレベルを高くすると黄色い領域が多すぎて鬱陶しいので個人的には低がちょうど良いと思っています。

α6000とα6700の映り方の比較

とりあえず撮影したデータの比較を行ってみます。
カメラのレンズは共にSONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)、ISO1600、28mm、F5.6、1/30sという設定にし、ホワイトバランスは蛍光灯設定にしています。
また、ファイルはJPEGの最高画質設定にしています。

α6000
α6700

等倍にした状態にファイルのプロパティを重ねてみました。
画質的な差は大きな違いを感じないのですが、ファイルサイズはだいぶ大きく異なっています。

α6000
α6700

という訳で、SONY α6700(ILCE-6700) のファーストインプレッションは以上になります。

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