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COMICA CVM-VM10II B スマートフォン/カメラ用 ショットガンマイクを買ってみた

記事作成日:2024年3月14日

先日、SONY α6700を購入して録画性能とかを調べていたのですが、本体のマイク音質がイマイチというか、撮影者の息やら風切り音のようなノイズがかなりガッツリ録音されてしまい、イマイチでした。
特に広範囲の音を拾ってしまう為、周囲に大勢の人が居るとすごいごちゃごちゃした音になり、一応ステレオで録音されるのである程度の方向は分かるものの、煩かったのが気になりました。

SONY α6700 マイク

もっとも、元々使っていたα6000よりかは相当良くなっており、ハイエンドスマートフォン並の録音性能はある感じでしたが、「それならスマホで良くないか?」となってしまいそうなので、指向性のあるショットガンマイクを購入しようと思い、機種を選んでいました。

とは言え、たまにしかやらない動画撮影の為にそんな高価なマイクを買うのもな〜と思いつつ、機種を選んでいた所、『COMICA CVM-VM10II』という製品がちょうど良さそうだったので買ってみました。

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カタログスペックを見る限り、真後ろの音はほぼ録音されず、基本的に側面より前側と若干斜め後ろ方向の音を拾う感じのようです。
周波数帯域は60Hz〜20kHz、S/N比は75dB、最大音圧は105dB、感度は-33dB±2dBといった感じになっています。

こちらの製品はウレタンが収められたソフトケースの中にマイク本体やケーブル類、風防マフなどが付いています。

内容物はマイク、マウント、3.5mmケーブル(カメラ用/スマホ用)、風防バフ(ウィンドジャマー)2種類、説明書類です。

マイク本体はこんな感じの単一指向性のコンデンサーマイクになります。

マイク部分にはメッシュが付いており、正面が全部空いている他、側面には長細い穴が空いています。

後ろ側には3.5mmイヤホンジャックが付いています。

ケーブルはカメラ用とスマートフォン用で分かれていますが、マイクに繋ぐ端子は共に同じ3.5mmステレオミニプラグの3極仕様です。
カメラ用のケーブルはカメラに繋ぐ側も3.5mmステレオミニプラグの3端子仕様、スマートフォン用のケーブルは4極仕様になっています。

カメラ用ケーブル
スマートフォン用ケーブル

このケーブルを使ってマイクと各種デバイスをつなぎます。

ウィンドジャマーを取り付けるとこんな感じ。
小さなスポンジだけの物と、ジャンパーのファーみたいな感じでモコモコしてるやつの2種類が付属します。
スポンジの物は耐風性能が弱いですが音質は高めファーは耐風性能が高いものの、音は少し籠もり気味になるという特性があります。

屋内で録音するような場合はスポンジで良いと思いますが、風が吹く屋外で録音する場合はファー付きの方が良いですね。

マウントはこんな感じで、衝撃を緩和させる構造になっています。
材質は柔らかい樹脂っぽい感じ(シリカゲルらしい)で、弾性は高めです。
マウント下部はカメラのホットシューに取り付けられる他、三脚などに取り付ける為の1/4インチネジ穴が付いています。

マウントをマイクに取り付けるとこんな感じ。

こちらのマイクをSONY α6700に取り付けるとこんな感じになります。
ケーブルは若干長めですが取り回しが良いので良しとしましょう。

このマイクを使って何度か撮影を行ってみましたが、撮影者の息遣いや風切り音、更には録音しなくても良い遠くから響く環境音、カメラを向けていない方向の会話などはほぼ録音されなくなりました。

ただし、モノラルマイク故に音の立体性は無くなってしまい、これはα6700純正マイクよりも少し残念な所ではありますが、音質に不満は無いのでまあ良いでしょう。

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