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OPTION NO.1 プラグインブラシレスモーター エントリーモデル ロング(GBLM-08-A)を買ってみました

記事作成日:2024年3月29日

OPTION NO.1 プラグインブラシレスモーター エントリーモデル ロング(GBLM-08-A)を購入しました。
こちらの製品は同社製のプラグイン ブラシレスモーターの中では最も廉価なモデルとして発売された製品になります。

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それぞれのモデルの違いについて

OPTION NO.1から発売されているプラグイン ブラシレスモーターは2024年3月現在で3種、8機種存在します。
全てGBLMから始まる製品名が付けられており、その後の数字でスペックと仕様が変わります。

GBLM-01〜GBLM-03がハイスピード型で7.4Vで35,000rpmの回転数、GBLM-05〜GBLM-06がハイトルク型で7.4Vで31,000rpmの回転数となっています。
これらはショート、ミドル、ロングシャフトの製品がそれぞれ発売されており、定価は16600円です。

これらは「トルクが異なっている」というよりも回転数が高い物と低い物の差だけのような気がします。

エントリーモデルはショートタイプ(GBLM-07)とロングタイプ(GBLM-08)のみが発売されており、ミドルタイプはありません。
回転数は7.4Vで28,500rpmとなっており、定価は15,600円とハイスピード型やハイトルク型よりも1000円安いです。
回転数が遅いだけで、バッテリー電圧低下時や温度上昇時の保護機能は備わっています。

東京マルイ EG1000が8.4Vで25,000rpm程度なので、それよりかは速いですがハイスピードモーターである東京マルイ EG30000の30,000rpmよりかは遅いといった感じのスペックとなっています。

1000円しか差が無いので、安いから買うのではなく扱いやすい回転数の少ない製品を選びたい時に選択肢に上がるような気がします。
回転数は上げたくないものの、ブラシモーター以上のレスポンスを実現したい場合に使えそうです。

今回もそういう理由で購入しました。

外観紹介

という訳で、プラグインブラシレスモーター エントリーモデル ロングの外観はこんな感じ。
形状自体はハイスピードやハイトルクと同じで、側面にEntry Modelと刻印が入っています。

モーターシャフトタワーはアルミ削り出し、ピニオンギアは2つのイモネジで左右から締め込むタイプです。
ピニオンギアの固定方法が特殊なのは変わらずですね。

エンドベル側はこんな感じ。
端子の+-表記に加え、色の付いた熱収縮チューブも付いています。

プラグインブラシレスモーターの厄介な所はこのエンドベルの形状ですね。
ブラシモーターとだいぶ形状が異なっている為、相性問題が起きやすい所でしょう。

モーターケースを用いる物は特に起きやすいですし、グリップにモーターを取り付けるタイプだとグリップの底蓋の形状との相性問題も起きる事が多々あります。
大抵、モーターホルダーやグリップの底蓋を少し削る事で解決するのでそこまで大きな問題では無いものの、「プラグイン」にならない事があるので注意が必要です。

エントリーモデル購入のきっかけ

このモーターは以前、電子トリガーであるOption NO.1 GAP-014Rとハイトルク型のプラグインブラシレスモーターを組み込んだG&P SMG 9mmに組み込む為に購入しました。

というのも、実はこのG&P SMG 9mmは去年の6月頃に突如動かなくなったのです。
最初は電子トリガー(Option NO.1 GAP-014R)の問題かと思ったのですが、ブラシモーターに交換した所問題無く動作、逆に組み込んであったプラグインブラシレスモーター ハイトルク型を単体で動かそうとしたら動きませんでした。

暫くはブラシモーターを組み込んだ状態で使っていたものの、「そういやエントリーモデル出てたよな、試してみよう」と思って、買ってみた次第です。

モーターの組み込みと動作

という訳で、こちらのブラシレスモーターを組み込んでいきます。

尚、プラグインブラシレスモーターを組み込むに当たって既に加工を行っていたり、以前組み立てた時と仕様が変わっている箇所があるのでそちらも紹介しておきます。

グリップ底部の加工は最初にプラグインブラシレスモーターを組み込んだ際に行っています。
また、グリップとメカボックスの間のクリアランス埋め、ピストンをSHS製のメタルピストンへの変更を行っています。

グリップ底蓋の加工
グリップとメカボックスのクリアランス埋め
ピストンの変更とオーバーホール

プラグインブラシレスモーター取り付け後、バッテリーを繋いで動作をしてみます。
バッテリーは動作テスト用によく使っているBATON Airsoft製の7.4V 2000mAh 25C LiPoバッテリーです。

結果、発射サイクルは秒間14.1発でした。
尚、ブラシレスモーターのハイトルクを組み込んでいた時は秒間14.9発だったのでそれよりかは若干遅くなっていますが、それでも300:100ギアを組み込んだ状態で7.4V LiPoバッテリーで回している状態とは思えない発射サイクルです。

動作の様子はこんな感じ。
ピニオンギアとベベルギアの当たりが悪く、立ち上がりの際に低音ノイズが鳴っていますが、ブラシレスモーターのピニオンギア交換はもうやりたくないので諦めます(めんどくさすぎる)。


という訳で、またG&P SMG 9mmがまたブラシレスモーターを組み込んで復活しました。

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