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OLIGHT製ハンドライト、WARRIOR X 4 2600ルーメン(99310カンデラ)を買ってみました

記事作成日:2024年10月25日

Amazon感謝祭でOLIGHT WARRIOR X 4が25%OFFになっていたので買ってみました。
本製品は最大照射距離630m、最大光束2600ルーメン、最大光度99310カンデラのハンドライトです。
USB Type-Cによる充電とOLIGHT製品おなじみのマグネット式充電器による充電(MCC)に対応しています。
また、防水性能はIPX8、耐衝撃性能は2mからの落下に耐える仕様になっています。

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箱を開けるとOlight Teamからのメッセージと簡単な説明書が確認出来ます。
その下にライトが収まっており、小さな箱にはUSBケーブルと説明書類が入っています。

付属品について

内容物はこんな感じで、ライト本体とライトホルダー、USBケーブル、説明書、注意書きです。

USBケーブルはType-A to Type-Cです。
MCC用の充電ケーブルは付属しません。

説明書は各国言語で記載されていますが、イラスト付きの説明部分は英語で記載されています。

本製品は樹脂製のライトホルダーが付属します。
このライトホルダーはベルトなどの引っ掛けて使うもののようです。

ライトホルダーからライトを取り外すのはワンタッチで行えますが、柔すぎず硬すぎずな丁度よいテンションで保持されていました。

フックはこんな感じ。
簡単には外れないように返しも付いています。

ライト本体の細部について

という訳で、OLIGHT WARRIOR X 4本体を見ていきます。
材質はA6061-T6アルミニウム合金、表面処理は表面三層硬質酸化処理(いわゆるハードアルマイト)です。

マットな黒色で質感はかなり良い感じです。

ベゼルはこんな感じで、3つの突起が付いています。
非常に光沢の強いリフレクター(反射板)が付いておりその後ろにはLED素子が1つ確認出来ます。

ベゼルには高温注意のロゴが付いており、放熱する為にヒートシンクのような形状になっています。

ベゼルの根本にはUSBのアイコンが書かれており、解錠マークの方向にノブをひねる事でUSB端子が出てきます。
端子形状はUSB Type-Cです。

尚、ノブは閉じた状態でプランジャーによってある程度ロックされる上に、動きもソコソコ硬めなので使用中に不意に回ってしまうような事はまず無いと思います。

中腹部には滑り止めのセレーションが付いており、OLIGHTのロゴやWARRIOR X 4と製品名、シリアルNOが印字されています。
セレーションはかなり激しめで素手で強く握り込むと痛いくらいです。

ラバー製のフィンガーストップも付いています。
これが標準で付いているのは良いですよね。

テールスイッチ部はこんな感じ。
ベゼル側についていた物と同じ装飾が施されています。

スイッチは銀色で平らな形状で、突出量は少なめです。
MMC用の接点にもなっているこのスイッチは同社製品ではおなじみの形状ですね。

尚、ボタンはどこを押してもある程度押せば反応しますが、斜めに力を掛けるとうまくライトが点灯しない事が多いです。
MCC充電器に対応させる為の形状なので仕方がないとは思うのですが、ボタンの操作性は正直良くはないですね。

ちゃんとまっすぐ押し込めば問題無いのですが…。

テールスイッチを外すことでバッテリーにアクセスする事が出来ます。
尚、接点にはフィルムが付いており、これを外す事でライトが使えるようになります。

バッテリーはOLIGHT製の21700型 3.6V 5000mAh リチウムイオン電池、『ORB-217C50』です。

ボタントップスタイルで、+側にも-側の接点が設置されています。
このタイプの21700型バッテリーはいくつかあるようですが、こうなっていない物も結構あるので社外製バッテリーを使う場合は同型の物を選ぶ必要があるので注意が必要でしょう。

バッテリー残量と充電について

コネクタのカバーを空けた状態でライトを点灯させるとインジケーターが光り、おおまかなバッテリー残量が分かります。

  • 赤点滅:5%未満
  • 赤:5〜10%
  • オレンジ:10〜60%
  • 緑:60%以上

また、充電中にもこのインジケーターは点灯します。
充電開始直後は赤色ですが、暫く充電すると緑色に変化しました。

ただし、半日以上放置しても緑色の状態からは変わらず、満充電かどうかは分かりませんでした。

また、インジケーターが緑色の状態になってからUSBケーブルを抜いて、再度挿し直すと赤色で点灯していたので充電中のインジケーターの挙動がイマイチよく分かりませんでした。

MMCを使った充電は本体のインジケーターは光りません。
変わりにMMC側のLEDが光ります。

尚、満充電までに掛かる時間はカタログスペック上ではUSB Type-Cで3.5時間、MMCで5時間となっているのでUSBでの充電の方が充電速度は速いようです。

操作性と明るさについて

ライトの操作性ですが、フィンガーストップが付いているおかげで色々な握り方が出来ますし安定します。
特にライトを人差し指と中指に挟んで親指の付け根でボタンを押す操作はかなりやりやすいです。
もちろん、グリップをしっかり握って親指で押すスタイルも問題無く行えます。

尚、ボタンを押して直ぐに離すと常灯、暫く押した状態を維持しているとボタンを押している間だけ点灯する動きになります。

明るさはこんな感じで、中央が非常に明るく、周囲がぼんやり明るい感じです。
それなりに拡散もしていますが、比較的直進性の高い光なので、広範囲を照らすのではなくピンポイントで狙う感じのライトのようですね。

もっと長距離(屋外)で照らすとこんな感じ。
消灯状態と点灯状態(2600ルーメン)の比較です。

消灯状態
点灯状態

発熱について

高輝度ライトなので、発熱は結構あります。
ベゼルの形状から分かる通り放熱は意識しているのですが、それでもかなり熱くなります。

1分程度ライトを点灯させた所、ベゼルの温度は26度から50度近くまで上がりました。
尚、3分まで連続で点灯させ続けてみましたが49〜50度程度で温度の上昇は止まっていました。

ライト点灯前
点灯1分後

モード切り替えについて

本製品は2種類のモード切り替えが存在します。

1つは通常モードで出荷状態はこの設定になっています。
これはボタンの押し込み具合によってハイ・ローの切り替えが出来るモードです。

ボタンを弱く押すとロー、強く押すとハイになります。
ローは300ルーメン固定、ハイは2600ルーメン(バッテリーが減ると100ルーメン、300ルーメンと下がっていく)です。

ロー
ハイ

もう1つはタクティカルモードで、これはミディアム・ストロボの切り替えが出来るモードです。
ボタンを弱く押すとミディアム、強く押すとストロボになります。

ミディアムは1000ルーメン〜300ルーメンでこれもバッテリー残量によって変わります。
ストロボは13Hzの2600ルーメン固定です。

押し込み具合の調整は比較的分かりやすく、深く押し込む時にクリック感があります。

尚、通常モードとタクティカルモードの切り替えはライトを点灯させた状態でテールスイッチを外し、再度装着する事で切り替わります。

瞬時な切り替えは無理ですが、多機能なライトではたまに見かける切り替え方法です。

サイズ感について(SUREFIRE G2X Tacticalとの比較)

今まで使っていたハンドライトであるSUREFIRE G2X Tactical(THYRM COSTA SWITCHBACK付き)と比較するとこんな感じ。
ベゼルのサイズは一回り以上大きく、全長も長いです。
比較的大型なハンドライトである事が分かると思います。

リフレクターのサイズももちろん大きいですし、ボタンも一回り以上大きいです。


という訳で、OLIGHT WARRIOR X 4のレビューは以上になります。

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