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AF S004 SIG SAUER MCX Rattler LT SBR 6.5インチ(Eshooter Kestrel V2 BASIC搭載機)を購入したのでレビューします

記事作成日:2025年5月16日

E&C(AF)製の電動ガン、『AF-S004-2-6.5-GREY』を購入しました。
こちらの製品はSIG SAUER MCX Rattler LT SBRを模した製品で、標準でプリコッキング設定が可能な電子トリガー、Eshooter Kestrel V2 BASICが搭載されているのが特徴の製品です。

ちなみに、Eshooter Kestrel V2 BASICは8,800円で販売されている製品です。(2025年5月現在)
本製品は36,400円(税別)なので、電子トリガーを抜けば27,600円という値段になります。
安いですねぇ…。

パッケージは無地の黒色の段ボールで、製品名が書かれたシールと弾速チェックシールが貼られているだけです。

尚、ブラックカラー、デザートカラー、グレーカラーの3色のラインアップがあり、今回購入したのはグレーカラーのモデルになります。

内容物は銃本体とマガジン、Eshooter Kestrel V2 BASICの設定マニュアルのみの非常にシンプルな内容となっています。

Eshooter Kestrel V2 BASICの設定マニュアルはこんな感じでペライチの紙です。

本電子トリガーで可能な設定は下記の通り。

  • プリコッキング(5段階+無し)
  • バイナリトリガーのON/OFF(セミオートセレクターにのみ適応可能)
  • バーストモード(3点バースト)のON/OFF(フルオートセレクターにのみ適応可能)

設定項目数はかなり少ないですが、正直これで十分だと思います。
箱出し状態で多機能過ぎる製品が入っていても、価格が高くなってしまうだけで宝の持ち腐れですし…。
高価なパーツは必要に応じて組み込めば良いと思います。

付属のマガジンはこんな感じで無刻印Pマグです。
全体的に凹凸が薄く、のっぺりしています。
恐らくE&Cから出ているPマグの150連(MA017)だと思います。

AF SIG SAUER MCX Rattler LT SBRの外観レビュー

という訳で、AF SIG SAUER MCX Rattler LT SBRの外観を見ていきます。
本製品は6.5インチの短いハンドガードと、ミニマリスト・ミニ・フォールディングストックが付いている、SIG MCSの中ではコンパクトなモデルになります。
尚、刻印が入っている箇所には黒色のテープが貼られているので、本記事では剥がして紹介します。

細部がちらほら変な所がありますが、パット見の外観はRattler LTの特徴的な形状(主にハンドガード)が再現されていると思います。
グレーカラーの色味は全体的に少し緑っぽい感じで、若干光沢感があります。
厚塗り塗装されているような感じで、凄い高級感がある訳では無いですが質感は悪くはないと思います。

マズルはこんな感じで、バッテリーコネクタが大きく飛び出しているのが特徴です。(コネクタはディーンズコネクタ)
フラッシュハイダーとして、特徴的な形状の3ラグハイダーが再現されています。
フラッシュハイダーはアウターバレルに14mm逆ネジで固定されており、時計回りに回す事で取り外す事が出来ます。

ガスブロックは一応稼働します。
スルスル回るので使ってるうちに振動で回りそうな緩さですが、別に外れるような部品でも無いのでまあ使用上の問題は無いでしょう。

ハンドガードにはM-LOKスロットが各面についており、左右には3スロット、底部と斜め左右下には2.5スロット斜め左右上には0.5スロットといったレイアウトになっています。

ハンドガードの根本はこんな感じで、ロアレシーバーに付いているピポッドピンで固定される構造になっています。

アッパーレシーバーとマグウェル部の刻印はそれぞれこんな感じ。
アッパーレシーバーに付いているプレートにはRATTLERの文字が入っており、マグウェルにはSIGのロゴと『SIG MCX MALTI-CALIBER』の文字が入っています。 
しっかりフル刻印ですね。

マグウェル内側と反対側はこんな感じ。
反対側は特に刻印などは入っておらずシンプルな感じ。

マガジンを挿すとこんな感じ。

マガジンキャッチボタンはこんな感じで、プラスネジ剥き出しな仕様
このあたりはVFC(SIG AIR)の方がよく出来ていますね。
尚、アンビマガジンキャッチボタンの動きはしっかり再現されています。

アンビ仕様のボルトリリースボタンもしっかり再現。
右側に付いているボルトリリースレバーもちゃんと稼働し、ホールドオープン状態のボルトのロックを解除する事が出来ます。

エジェクションポート周りはこんな感じで、背の低いケースリフレクターが付いています。
レシーバーの色はグレーですが、ケースリフレクターは黒色です。
尚、実銃のカクカクしたボルト形状までは再現出来ていませんが、中腹部に三角形の膨らみがある、特徴的なデザインのダミーボルトが付いています。(これでカクカクしたボルト形状を再現してる?)

ダミーボルトは後退状態で保持する事が可能で、HOP調節ダイヤルにアクセスする事が出来ます。
チャンバーは青色の樹脂製ドラム式でHOPは無段階調節が可能です。

セレクターレバー周りはこんな感じ。
セレクターレバー前側には『SIG SAUER INC NEWINGTON NH USA』と刻印が入っています。
また、トリガーピンだけではなくハンマーピンもちゃんとピンになっているようです。
そして、フルオートシアーピンが付いていません。(民生モデル再現?)

セレクターレバーは左右で長さが異なっており、滑り止めの付いていいないツルッとしたデザインになっています。

トリガー周りはこんな感じ。
トリガーはシンプルな三日月状の物が付いており、トリガーガードはロアレシーバー一体型。
トリガーガードに製品名とシリアルNOがプリントされています。(箱のシリアルNOと違ってますが…)

グリップはこんな感じで、これは初期MCXにも付いているビーバーテール付きの太ましいグリップが付いています。
グリップ底部にはモーターの上下位置調整用のマイナスネジが付いています。

ストック後部にはQDスイベルホールが付いていますが、VFC(SIG AIR)と同様にメカボックスと干渉する形になっているので、頭の低いタイプのQDスリングスイベル(確かVFC/SIG AIR/BCM AIRから出ていた)しか取り付ける事が出来ない気がします。

フロントサイト、リアサイトにはなぜかKACタイプの物が付いていました。
SIGタイプのフリップアップサイトもレプリカがあるので、それを標準で付けてくれたら嬉しかったんですが…。

サイトを起こすとこんな感じ。

サイトピクチャーはこんな感じ。

チャージングハンドルはこんな感じで、アンビ仕様の物が付いています。
尚、チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退し、ロックされます。

ストックはこんな感じで、SIG SAUER ミニマリスト ミニ フォールディングストックタイプの物が付いています。

ヒンジ部はこんな感じ。

バットプレートはラバーで出来ており、QDスイベルホールも付いています。
バットプレートは程よい弾力があり、グリップ力もしっかりあります。

ちなみに、ミニマリスト ミニストックはメーカーによって長さがぜんぜん違うみたいな事があるんですが、本製品は実物の長さに近い長さでした。(ちょっとだけ違いますが、誤差程度)

ハンドガード内に入れる事が出来るバッテリーについて

という訳で、バッテリーを入れて動かしていくのですが、本製品は基本的に外付けバッテリーを前提としていると思います。
実際、配線とコネクターがハンドガードから飛び出していますしね。

ただ、ハンドガード内側にどの程度のスペースがあるのかを確認していきます。
ハンドガードを外すにはピポッドピンを外し、ハンドガード側面に付いているナベネジを外し、フロントサイトも外します。

この状態でハンドガードを前にスライドさせると抜けますが、結構タイトなので少し力を加える必要がありました。
また、この際アッパーレシーバーごと引っ張ってしまうと配線が引っ張られてしまい良くないので注意が必要です。

ハンドガードを外すとこんな感じ。

バッテリースペースとして使えそうなのは、ガスピストンとアッパーレシーバーの隙間、アウターバレル底部、ハンドガードの左右になるでしょう。
ただ、どこに入れるにしても極端に薄いバッテリーか小さなバッテリーが必要になるので、相当シビアだと思います。

手持ちのLiPoバッテリーだと、7.4Vの350mAhの非常に小さなLiPoバッテリーしかハンドガード内に搭載する事は出来ませんでした。

アウターバレル底部に仕込むにしても、ハンドガードが肉厚なせいでうまく収める事が出来ません。
ハンドガードやアウターバレル、ガスピストン部を加工したりすればもうちょっとバッテリーの選択肢が増えると思いますが、箱出し状態で使うなら外付けバッテリーが一番現実的でしょう。

箱出し状態での初速と発射サイクルについて

という訳で、箱出し状態での初速や発射サイクルを計測していきます。
検証に使用したバッテリーは動作検証用によく使っている7.4V 2000mAh 25CのLiPoバッテリー、BB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。

初速はHOP最低の状態は少し不安定で、2m/s程度のブレがありましたがHOPダイヤルを真ん中位まで回すと初速が少し上がり、安定します。
更にダイヤルを回すと初速は下がっていき、最大HOP状態での初速は77m/s前後まで低下します。

HOP最低状態
HOP真ん中位
HOP最大状態

発射サイクルは秒間14.2発程度でした。

尚、ギアノイズに関してはそんなに静かでは無いですが、絶対調整必要だと思えるほどの煩さではありません。
ちょっと気にはなりますが、別に箱出し状態で使っても問題は無いかなと思います。

プリコッキング設定について

本製品はEshooter Kestrel V2 BASICによるプリコッキングが可能になっているので、プリコッキング設定によってどの程度レスポンスが良くなるのかを見ていきます。

Eshooter Kestrel V2 BASICの設定はセレクターレバーをSAFEに入れた状態でトリガー長押しで出来ます。

この通り、7.4Vだと設定5の状態で程よい程度のプリコッキングが可能なようです。
モーターの回転数もそんなに高くは無いので、11.1Vとかで回しても良いかも知れないですね。

尚、プリコッキング解除機能は無さそうなので、ピストンリリースをするにはプリコッキングを解除した状態で動作させるか、フルオートで適当な所で止める必要があると思います。

それと、見ての通り本製品はプログラミングモードのON/OFF関係無しに、トリガーを引く度にLEDインジケータが光ります。
普通に使う分には気にならないですが、夜戦で使う場合はそれなりに目立つと思うので注意が必要かも知れません。


という訳で、AF S004 SIG SAUER MCX Rattler LT SBR 6.5インチ(Eshooter Kestrel V2 BASIC搭載機)のレビューは以上になります。

プリコッキング可能な電子トリガー搭載でこのクオリティで4万円クラスはかなりコストパフォーマンスに優れている製品だと感じました。
初速は少し低めですが、箱出し状態でもそれなりには使えそうな気がします。

また、分解してみないと最終的にはなんとも言えないですが、カスタム前提の素体として考えても優秀なんじゃないですかね。

とりあえず後日分解して中身を見ていこうと思います。

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