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3COINS シューティングセットを買ってみたのでレビューします

記事作成日:2025年6月6日

3COINSから発売されている対象年齢6歳以上用の光線銃セット、『3COINS シューティングセット』を買ってみました。
税込み3,850円で販売されています。

本製品は銃型デバイス(シューティングガン)と被弾判定デバイス(ライフコア)がそれぞれ2つずつ入っているセットで、これ単体で遊ぶ事が出来るようになっています。

基本的な操作方法や注意書きなどはパッケージ裏面に記載されています。
なお、チームはデバイスの色で分けられているので、複数台を購入する事で複数人同士での対戦も可能になります。

という訳で、3COINS シューティングセットの内容物はこんな感じで、先述の通り説明などはパッケージに記載されているので中には入っていません。
内容物は本体一式のみです。
なお、全部で10本の単三電池を使用するので、それは別途用意しておく必要があります。

なお、シューティングガンとライフコアは微弱電波(ラジコンで使用されている周波数帯らしい)で通信しているようですが、被弾判定は赤外線で行われています。

その為、シューティングガンとライフコアはなるべく近い距離に置いておく必要がありますが、相手を撃つ分には結構距離が離れていても大丈夫そうです。(この辺りも検証していきます)

シューティングガンはこんな感じで、ゲーセンのシューティングゲーム筐体で見たことがあるような近未来的なデザインをしています。
プラスチック製でかなり軽いです。

なお、本製品にはサイトも何も無いので、感覚で撃つ感じになります。

銃口の奥まった所に凸レンズが付いており、その更に奥にIRランプが確認出来るので、赤外線を用いる光線銃である事が分かります。
凸レンズによって光をある程度収束させつつ、奥まった所に付いている為ある程度の拡散は抑える事が出来る構造になっているようです。

底部にはリローディングハンドルというレバーが付いており、弾切れになった際にポンプアクションショットガンのように引くとリロードする事が出来ます。(装弾数は6発です)
なお、途中でリロードする事も可能です。

フレームには半透明のパーツが使われており、内側のLEDが光る事で結構派手に光ります。

トリガーはこんな感じ。
タクトスイッチを直接押す仕様のようで、引くと「カチッ」と小さな音が鳴ります。

電源スイッチは銃本体後部に付いています。
レバーが上になっているとON、下になっているとOFFです。

グリップはこんな感じで、フィンガーチャンネルっぽい物が付いているデザインになっています。
薄くて前後に幅が広いですが、全体的に小型な作りなので大きすぎるという印象は無く、子どもでもちゃんと握れるサイズになっていると思います。

グリップ底部には電池蓋が付いています。
+ドライバーを使って蓋を開き、単三電池を2本いれる事が出来ます。

続いて、被弾判定と残りライフの表示を行う「ライフコア」を見ていきます。

こちらのデバイスは中腹部の「Rutilant」と書かれている部分にライフ表示用のLEDインジケーターが、その上には着弾を判定するセンサーが、上部にスピーカーが付いています。

裏面には電源スイッチと電池蓋が付いています。
電池は単三電池を3本使用します。

ストラップはある程度の長さ調節が出来るようになっています。
このストラップはライフコアのスイベル部に引っ掛けて使います。

動作はこんな感じ。
まず、電源を入れると起動音がかなりの音量で流れます。
射撃時、弾切れ時にも音が鳴り、もちろん被弾時にも音がなります。

被弾時の動作はこんな感じで、音と共にバイブレーションが動作し、本体が大きく振動します。
そして、ライフのLEDが消えていき、6回被弾すると長いバイブレーションと大きな音が鳴り、電源が切れます。(復活するには電源のON/OFF操作を行う)
また、見ての通りしっかり敵味方の識別が可能で、同じ色のデバイスに向けて撃っても反応はしません

結構良く出来たデバイスだと思います。
友人と部屋の中で撃ち合ってみましたが、案外おもしろい(大人でも数回位は楽しめそう)

ただし、全体的にかなり大きな音が鳴るので、部屋で遊ぶにしても壁が薄かったりすると時間帯によっては苦情が来るかも知れないです…。(非常に特徴的な音ですし、それくらい煩い音)

せっかくなので、先日の廃校ファスガンゲームの際に持っていってどの程度の距離まで反応するのかを確認してみました。
校舎内で検証しているので、環境は屋内です。

どうやら43m程度の距離であれば反応するようです。
なお、屋外で撃ち合いをした際は25m位がギリギリな感じでした。

また、めちゃくちゃ雑に撃っても反応するとかいう事も無く、大体2人分の胴体位の範囲で着弾するので、それなりにちゃんと狙わないといけないという事も分かりました。

ただ、デバイスの個体差で軸ブレを起こしている個体があり、赤外線がまっすぐ飛ばない事も…。
自分の購入した個体だと水色の方はまっすぐ飛んでいるのですが、黄色い方は若干下側に飛んでおり、20m程度の距離だと頭の上辺りを狙わないと胸に設置したライフコアに着弾しませんでした。(結構ズレていた)

なお、この距離でもライフコアのLEDは視認可能で音もギリギリ聞こえるので、一応ちゃんと遊べます。
この手の遊びは当たった事に気づける事も重要ですからね。

という訳で、3COINS シューティングセットのレビューは以上になります。

割としっかり作り込まれており、十分遊べるおもちゃになってると思います。
2個セットで3,850円(1個辺り1,925円)というのも割とデバイスの性能を考えると悪くはない値段なんじゃないかなと思います。