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東京マルイ EVOLT(エボルト) M4に社外製外装パーツを組み込む際の分解手順と必要な工具・治具まとめ

記事作成日:2026年1月1日

東京マルイ製新作電動ガン、EVOLTシリーズは各部のパーツが専用設計になっており、既製品との互換性はかなり少なくなっている製品となっています。

パーツリスト:ハンドガード、アウターバレル、アッパーレシーバー
パーツリスト:バレル、チャンバー、チャージングハンドル、シリンダー
パーツリスト:ロアレシーバー、ストック、グリップ、メカボックス

また、分解方法に関しても特殊な部分が多いので、本記事では今後色々なメーカーから登場するであろう社外製外装カスタムパーツを組み込む際の分解方法と注意点を紹介していく事にします。

尚、特段変わった分解の必要が無い、『フラッシュハイダー』や『ハンドガード』、『ストック』、『ダストカバー』などについては当記事では触れません。
あくまで特殊な設計になっており分解が必要な箇所のみの紹介となり、分解レビュー記事の再編集のような内容になっています。

尚、完全分解に関しては分解レビュー記事をご参照下さい。
構造を理解するなら分解レビュー記事の方が良いと思います。

尚、本記事は最初に発売されたEVOLT M4A1カービン(リコイル無しモデル)の情報で、今後発売される予定のリコイルモデルやバリエーション違いのモデルでは分解方法が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。

アウターバレルの交換について

既に個人・企業からカスタムアウターバレルやWA/VFC系互換の基部パーツの発売・発表が行われていますが、これらを組み込むにはアウターバレルの分解が必要になります。

アウターバレルの分解に必要な工具は下記の通り

  • +ドライバー(+2)
  • 次世代M4/MWS用バレルレンチ(LayLax F.FACTORY 次世代M4 レンチなど)
  • AR15用アッパーレシーバー バイスブロック+万力 ※必須ではないがあった方が良い

まず、アッパーレシーバーをバイスブロックでしっかり固定します。
先述の通り別に必須な道具では無いですが、あると便利です。

EVOLT M4A1のアウターバレルを取り外すには、まずデルタリング底部に付いているネジ(+2)を外します。
これでデルタリングやスプリングなどを外す事が可能で、バレルナットが残る状態になります。

その後、バレルを固定しているキャッスルナットを回すのですが、この際Cクリップによってキャッスルに傷が付いてしまいます。
キャッスルへの傷が気になる方は先にCクリップを外すか、フロントサイトを外すのが良いと思います。

スナップリング プライヤーを所持していれば、バレルナットに付いているCクリップを外すのが簡単ですが、かなり硬いのと滑ったりして結局バレルナットに傷が付いてしまう可能性があるので、結局の所フロントサイトを外す方が綺麗に分解出来ると思います。

フロントサイトからの分解に関しては工数がかなり多いので、分解レビュー記事の方をご参照下さい。
ざっくり説明すると、

  1. アッパーレシーバーからシリンダーを外す
  2. インナーバレル+チャンバーを外す
  3. フロントサイトを外す
  4. キャッスルナットを外す
  5. アウターバレルを外す

という工程が必要になります。

EVOLT M4のバレルナットは次世代M4系、MWS系と同じ規格になっています。
その為、レンチは実銃用のものではなく次世代M4/MWS用として売られているものを使うのが良いでしょう。

このような、実銃用バレルナットやデルタリングを取り外す為のレンチは使えない
次世代M4系やMWS系に対応しているレンチが必要

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尚、少しでもスムーズに回せるようにするのとCクリップの傷を防ぐ為に、Cクリップ取り付け部(溝)にグリス(シリコンスプレーやCRC556などの潤滑油)を塗布しておくと良いと思います。
自分は何度も色々なパターンの分解・組み立てを試しているので、既にバレルナットが結構ボロボロです…。

また、ネジロック剤がガッツリ塗布されているのか非常に硬いです。

塗布されているネジロック剤はカチカチに硬化する物ではなく粘り気のある物なので、加熱するよりもコンコン根気よく叩くいてちょっとずつ緩めていくのが良い気がしました。

尚、今回紹介している方法ではアウターバレルを抜く際にチャンバー+インナーバレルも抜けます。
アウターバレルを取り外す際は真っ直ぐ抜くように気をつけないと、ノズルを破損させてしまったりノズルが外れてしまって面倒な事になるので、注意が必要です。

こういう問題もあるので、先述の通りアッパーレシーバーからシリンダーやチャンバーを外した後、フロントサイトを外し、アウターバレルを外すという方法を個人的にはお勧めします。

アウターバレルには基部パーツが付いています。
この基部パーツは引っ張れば外れます。

この基部パーツを交換して社外製アウターバレル(WA/VFC用など)を使えるようにする製品は既に登場していますね。

チャージングハンドルの交換について

チャージングハンドルを交換するにはアッパーレシーバーからシリンダーを取り外す必要があります。

チャージングハンドルの交換に必要な工具は下記の通り

  • T10トルクスドライバー/レンチ
  • 細めのマイナスドライバー ※必須ではない

シリンダーを取り外すには、アッパーレシーバー後部に付いているプレートを外します。
このプレートは2本のT10トルクスネジで固定されています。

尚、プレートが外しにくい場合は細めのマイナスドライバーを隙間に差し込んでこじれば外せます。

このプレートを取り外したらチャンバーのスプリングテンションによってシリンダーが少し飛び出します。
この状態でチャージングハンドルを引く事で、シリンダーとチャージングハンドルをアッパーレシーバーから取り外す事が出来ます。

セレクターレバーの交換について

セレクターレバーの交換はテイクダウンした状態で行う事が可能という、実はチャージングハンドルの交換並に簡単な作業で分解が可能です。

セレクターレバーの交換に必要な工具は下記の通り

  • 1.3mm若しくは1.27mmの六角ドライバー/レンチ(どちらでも使えます)

セレクターレバーをAUTOポジションに回すと、メカボックに開いている穴からイモネジを確認する事が出来ます。

このイモネジを緩める事でセレクターレバーを取り外す事が出来るようになります。
この通り、細い六角レンチさえ持っていれば簡単に交換が可能です。

1. イモネジを緩める
2. セレクターレバーを引っ張る
3. セレクターレバーが外れる

グリップの交換について

グリップの交換方法はスタンダード電動ガンと基本的には同じですが、モーターへの配線の固定方法が特殊なので一応紹介しておきます。

グリップの交換に必要な工具は下記の通り

  • 2.5mm六角ドライバー/レンチ
  • +ドライバー(+1)
  • +ドライバー(+2)

グリップを外すにはまずグリップ底部の蓋を固定している2本のネジ(2.5mmの六角)を外します。
このネジはタップネジになっているので組み上げる際には注意が必要です。

モーターに繋がる配線はY端子を使った物で、ブラシホルダーにネジ止めされています。
このネジは+1のプラスドライバーで回す事が可能で、ネジは少し緩めるだけで大丈夫です。

モーターを外した後はグリップの奥に付いている2本の+ネジを外します。
このネジは+2の+ドライバーを使用すれば良いです。

ボルトリリースボタンの交換について

ボルトリリースボタンを交換するにはメカボックスをロアレシーバーから取り外す必要があり、先述のセレクターレバーの交換、グリップ交換の手順を踏む必要があります。

ボルトリリースボタンの交換に必要な工具は下記の通り

  • +ドライバー(+2)
  • +ドライバー(+0)
  • ピンポンチ(2〜3mm)+ゴムハンマー

まず、グリップ基部後ろ側の+ネジ(+2)、ボルトリリースボタン脇に付いている+ネジ(+0)、ハンマーピンを外します。

グリップ基部後ろ側の+ネジ(+2)
ボルトリリースボタン脇に付いている+ネジ(+0)
ハンマーピンはピンポンチで叩いて出す

テイクダウンピンも外します。
テイクダウンはメカボックス上部に付いているボタンを細い棒などで押しながら引っ張れば抜けます。

ここまで外したら、後はメカボックスを引っ張り上げてロアレシーバーからメカボックスを外すだけです。
メカボックスを取り外したら、ボルトリリースボタンを外す事が出来るようになります。

ボルトリリースボタンは樹脂製の基部パーツに引っかかっているだけなので、簡単に取り外す事が出来ます。
尚、この際プランジャーも脱落するので無くさないように注意が必要です。

トリガーの交換について

トリガーはメカボックス内部に設置されているパーツなので、メカボックスを分解する必要があります。
EVOLTのメカボックス分解はそれなりに手間が掛かる作業なのと、M-SYSTEMの基板や非常に細い信号線に触れる必要があるので注意が必要です。

トリガーの交換に必要な工具は下記の通り

  • +ドライバー(+0)
  • T10トルクスドライバー
  • T6トルクスドライバー

まずはM-SYSTEMの基板を取り外していきます。
基板を取り外す手順は、

  1. トリガー検知用のマイクロスイッチを下方向にスライドして外す
  2. M-SYSTEMの基板を固定している3本の低頭+ネジ(+0)を外す
  3. M-SYSTEMの基板の前側(トリガースイッチ側)を持ち上げながらメカボックスから剥がす
1.マイクロスイッチを外す
2.基板を固定しているネジを外す
3. 基板のトリガースイッチ側を持ち上げながら剥がす

続いて、グリップ基部パーツを外します。
基部パーツは左右から1本ずつT10のトルクスネジで固定されており、ネジを外した後引っ張れば取り外せます。

次にメカボックス後部に付いている樹脂パーツを下方向にスライドさせながら外します。
このパーツは中央に爪が付いており、それで引っかかっているので爪を持ち上げながらスライドさせると簡単に外せますし、多少傷は付いてしまいますが細いマイナスドライバーなどでこじっても簡単に外せます。

この樹脂パーツではセレクターレバー用のプランジャーパーツが固定されているので、プランジャーを取り外す事が出来ます。
後ろ方向に少しスライドさせた後、持ち上げたら外せます。

最後にメカボックスの左右を固定している3本のネジ(T6トルクス)を外せばメカボックスを開く事が出来ます。
尚、メカボックスを開く際にセクターギア、スパーギア、ベベルギアのシャフトを押しながら空けると、メカボックス左側にギア、右側にトリガーパーツが残るので分解・組み立てが楽になります。

メカボックス右側に付いているトリガーは引っ張れば外せます。


という訳で、東京マルイ EVOLT(エボルト) M4に社外製外装パーツを組み込む際の分解手順と必要な工具・治具をまとめてみました。

社外製パーツの組み込み時の参考にしてみて下さい。

また、組立時に気をつけないといけない点をこちらの記事でまとめていますので、併せて参考にして頂けますと幸いです。

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