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WG(Win Gun) Herd Wolf MODEL 212 CO2ガスライフルの分解レビュー

記事作成日:2026年2月18日

先日開封レビュー記事を書いたWG(Win Gun)製品のCO2ガスライフル、Herd Wolf MODEL 212を分解していきます。

という訳で、まずはフロントサイト、リアサイト、レーザーサイトを外した状態からスタート。

続いて、アウターバレルを取り外します。
アウターバレルは反時計回りにバレルを回せば外せます。

フラッシュハイダーはアウターバレルに接着されており、フラッシュハイダーを引っ張るとペリペリと接着剤が剥がれながら抜けます。
アルマイトされたパイプに瞬間接着剤のような物で接着されている為、大量に塗られているものの全然くっついておらず、簡単に外れます。

アウターバレルを抜いたらレシーバーに付いているピンを2本外します。
このピンは樹脂製で簡単に抜けます。(使っている間に抜けそうな程に緩い)

その後、レシーバーを少しスライドさせた後、レシーバーを前に倒しながらスライドさせるとレシーバーとグリップを分離させる事が出来ます。

レシーバーを少しスライドさせる
レシーバーを前に倒しながらスライドさせる
レシーバーとグリップが分離

レシーバーが外れたらチークパッド部分を外す事が出来ます。

グリップに付いているピンを3本抜きます。
これでグリップから内部ユニットとセーフティレバーを取り外す事が出来ます。

内部ユニットはこんな感じで、非常にシンプルなユニットが搭載されている事が分かります。
1つのハウジングにバレル、トリガー、バルブ周りがくっついています。

マガジンやCO2カートリッジを取り付けるとこんな感じになります。

バレルを抑えている2本のネジを外します。

バレルとバレル用のリターンスプリングを外します。

バレルに付いているこの黒い箱が、トリガーと連動してバレルを後退させる機構で、なんとここにHOPパッキンが付いていました。
しかも、とんでもない飛び出し量…。

クッションも無くガチガチに固定されているので、BB弾に回転を掛けるというより、初速を下げる為に入っているとしか思えない突起です。

という訳で、このパーツを分解していきます。
外側のシアー的なパーツを外した後にアクセス出来るようになる黒い箱状のパーツは2本のネジで固定されているのですが、これに加えズレ防止用と思われるピンの頭が若干潰されており、ピンの先端をカッターナイフで削がないと開く事は出来ませんでした。

組み込まれているHOPパッキンはこんな感じ。
かなり硬度が高く80度以上はありそうな硬さがあり、柔らかいプラスティックと言った方が良いレベルの物です。
それがこれだけ飛び出しているなら、初速が全然出ないのも納得。

ちなみに、BB弾が当たって付いたと思われる凹み付いていました。
ゴムというより柔らかいプラスチックというのはここから分かると思います…。

あと、このパッキンはパーツリスト上に存在しないので、後から追加された物かと思われます。(本来なら3-01と3-02の間に入っているはず)
やっぱりHOPパッキンじゃなくてデチューン用のパーツなのでは…。

尚、バレル長は300mm、HOPパッキンまでの距離は30mmでした。
超つまづきHOP構造ですね。
ちなみにインナーバレルの材質はスチール製です。

トリガー周りはこんな感じ。
奥まった所に放出バルブが確認出来ます。

こちらのパーツを分解していきます。
ネジを2本外す事で開く事が出来ます。

トリガー周りのパーツを外します。

セーフティレバーを外した状態
シアーを外した状態
トリガーを外した状態

続いて、放出バルブ周りを分解していきます。
まず、最初にマガジンから流れ込んできたBB弾を保持するチャンバー的なパーツを外しました。

四角形の箱の中に、BB弾を抑える為の銀色のプランジャーが付いています。
この銀色のプランジャーにBB弾が引っ掛かり、二重給弾やBB弾が変な所に移動する事を防いでいます。

放出バルブを外すとこんな感じで、バルブとノズルみたいな形をした金属パーツの2つが外れます。

見ての通り、ハンマーのようなパーツは存在しません。
どうやってガスを放出しているのかと言うと、このノズルような形をした金属パーツをインナーバレルが押し付ける事でガスが放出されるという構造になっています。

つまり、

  1. トリガーを引く事で、インナーバレルが前進
  2. 限界まで引かれるとシアーが解放され、インナーバレルが勢い良く後退
  3. 後退したインナーバレルがBB弾を装填し、そのまま放出バルブを叩く

という感じで、中々無茶苦茶な設計をしている事が分かります…。

この構造を理解したまま動作の様子を見ると分かりやすいと思います。
トリガーを引くとインナーバレルがスプリングを圧縮しながら前に動き、シアーが解放されると同時に勢いよく後退、放出バルブを叩いている事が分かります。

という訳で、WG(Win Gun) Herd Wolf MODEL 212 CO2ガスライフルの分解レビューは以上になります。
どうやって弄っていこうかと、今悩み中…。
HOP周りを改善すると初速が一気に上がりそうなので一回ノンHOP仕様でどの程度初速が出るのか確かめてみる必要がありそうですね…。