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VFC/Umarex HK53/33 GBB用30連マガジンのレビューと分解、外部ソース化、フロンガスリキッドチャージ運用時の改修について

記事作成日:2026年4月13日

先日レビュー記事を書いた『VFC/Umarex H&K HK33 GBB JPバージョン』用にスペアマガジン(VF9-MAG-HK53G30-BK01)を購入しました。
こちらは同社のHK53、HK33共用のマガジンで30連タイプの製品になります。

VFC製品のHK53/33用マガジンは記事を書いている2026年4月時点では、こちらの30連タイプのマガジンしか発売されていないようです。

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外観について

マガジンはダイカスト製(アルミか亜鉛かは不明)でリップ部は樹脂、マガジンバンパーはスチールで出来ています。

LCTのHK53/33用マガジンと比較するとこんな感じで、LCTはスチールプレス+溶接という事もあり、LCTの方が良くできている印象があります。

とは言え、マガジンの特徴的な形状は一通り再現されており、使用弾の表記も入っています。
また、マガジン底部はスチールプレートになっています。

リップ側はこんな感じで、空打ちモードのレバーが付いています。
注入バルブはマガジン上部、HK53/33に取り付けた際に隠れる位置に配置されています。
尚、放出バルブはマガジン内部に入っており、ノッカー経由で叩く仕様になっています。

分解について

という訳で、VFC/Umarex HK53/33 GBB用30連マガジンを分解していきます。

まず、リップ側を固定している4本の小さなネジを外します。
これでリップ、ガスルートパッキン、バルブノッカー、最終弾検知用のレバーなどを外す事が出来ます。

尚、こちらのマガジンは弾が切れるとノッカーが右側に逃げ、レシーバー側のバルブノッカーがマガジン側のノッカーを叩く事が出来なくなるというギミックが付いているのですが、これを行うのがこちらのスプリングです。

このスプリングが常にノッカーを押さえつけており、弾が切れる(フォロワーが一番上まで上がる)とスプリングテンションによりマガジン側のノッカーが右にズレます。

残弾がある状態 or 空打ちモード状態
フォロワーが一番上まで来るとノッカーがズレる

尚、リップ側のパーツを外したタイミングでフォロワーを引っ張り出して取り外す事が出来ます。

リップ周りのパーツを外す事で放出バルブにアクセスする事が出来ます。

放出バルブはこんな感じ。
VFC製GBBでよく見受けられる、Oリングが少し大きな放出バルブが組み込まれています。

注入バルブはHK33の開封レビュー記事でも紹介した通り、カラーのような物が付いています。
そこに注入バルブが固定されているという構造になっています。

尚、本製品の注入バルブは一般的な海外製の注入バルブと同じなので、WE用国内用注入バルブとして販売されている製品を取り付ける事が可能です。

続いてマガジン底部側を分解していきます。
マガジンバンパーの中央に付いているネジを外し、バンパーを前側にスライドさせて外します。

その後、底蓋を固定している2本のネジを外す事で底蓋とガスケットを取り外す事が出来ます。

マガジン内部はこんな感じで大きな仕切りが真ん中に設置されており、2つの部屋に分かれている事が分かります。
2この2つの部屋はマガジン上部側、注入バルブが通る穴によって繋がっています。

注入バルブを取り付けた状態はこんな感じ。
注入バルブが固定されているカラーが壁を貫通する形で小さな部屋まで伸びています。

液体ガスを充填する場合、小さい方のガス室にしかガスが充填されない可能性がありそうです。
国内用注入バルブに交換した事によって直ぐにガスが吹き出してしまう現象が起きましたが、このカラーが悪さをしてそうなので、切っちゃって良い気がします。

という訳で、HK33/53用マガジンの分解は以上になります。

外部ソース化について

という訳で、こちらのマガジンを外部ソース化していきます。
まず、いつも通りマガジンの背面に穴を空けます。
ネジ穴はM5x0.8、本製品のマガジン背面には段差があるので、そこの部分もさらって均一にしています。

また、マガジン内の容量を減らす為にスポンジを入れます。

その後マガジンを組み立て、PISCO POL6-M5Mを取り付けます。

これで外部ソース化は完了です。

リキッドチャージ仕様マガジンの加工

マガジンを分解した結果、中身が分かったのでHK33に付属してきた方のマガジンの方も少し手を加えます。

国内用注入バルブに変えただけだとガスが殆ど入らなかったので、注入バルブに付いているカラー部をカット、短くしつつ左右に穴を空けました。
これでより多くの液体ガスをマガジン内部に充填する事が出来るでしょう。

結果、純正注入バルブ(海外仕様注入バルブ)で28gしか入らなかったガスが、69g入るようになり満タン状態でのマガジン重量は466gになりました。(ガスが空の状態は397g)

ガス容量は純正状態の2.5倍近くになりました。
また、この状態でも生ガスを吹いたりする事はなく、安定して動作させる事が出来ました。

国内向けのガス(HFC134A/HFC152A/ノンフロンガスなど)を使用する場合はこの加工はやった方が良いかと思います。

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