中華製ボルトアクションライフル MB-02のとんでもない初速を楽しむ
記事作成日:2014年1月19日
ヤフオクで売られている中華製ボルトアクションライフル、MB-02ことマルイVSR-10フルコピーなボルトアクションライフルを購入しました。
いつも通り初速チェックを行ったら真っ先に分解。
そして中々面白い物を発見。
ん?ノズルに何かネジが埋まってるぞ・・・?
嫌な予感しかしないので、外してみよう。
海外製エアソフトガンに施されているデチューンを元に戻す行為は極めて危険な行為です。
行う場合は自己責任で行い、必ず何かしらの方法でデチューンを再度行って下さい。
また、一時的にしろ準空気銃に該当するエアソフトガンを所有している事になりますので、銃刀法に抵触します。
違法性を問われる可能性がありますので、ご注意下さい。
当記事ではノズル絞りではない方法でデチューンを行い、ジュールを規定内に収めるよう調整を行っています。
当ブログの掲載内容を実施し、不具合や不利益が生じても当ブログは一切責任を負いません。
結果、初速が凄い事になりました。
このMB-02というライフルはノズルにネジを埋め込んで流量を減らしているのです。
↑ちゃんとネジきりされた所に埋まっているので、マイナスドラーバーで簡単に抜けます。
何故そんな仕様なのかと言うと、単にスプリングが馬鹿みたいに硬いから。
肉体労働かよと思える位に硬いです。多分腕の筋肉鍛えれる。
↑吸気系を分解した所。
銀色のスプリングが凄く硬くて指で押し潰せません。
エアソフトガン用というよりホームセンターに売ってそうな感じ。
ノズルに詰め物して初速下げるのはあんまり頂けないので、バレルカットしていきましょう。
とりあえず最初のうちはざっくり切って行ってOKですが、最後の方は10mm間隔で切っていった方が良いです。
切断する位置決め→パイプカッターで切断→テーパーリーマーでテーパー処理→初速チェック を繰り返すこと約1時間。
遂にこの長さまでバレルが短くなりました。
初速がだいぶ落ちてきたら切断する間隔を5mmずつに変えます。
ここまで来るとリーマーも慎重に・・・
という訳で、初速が93前後になりました。
最終的なバレル長は7cm。
早速外に行って撃ってみたのですが、50mは余裕で射程圏内と思われる飛びの良さ。
風が強かったのでちゃんとは計測出来ていませんが、割と安定した弾道でした。
この中華製ボルトアクション。
弄れる人。というか、弄るのが好きな人が手に取ると凄くいいおもちゃになりますね。
こんなとんでもない初速を叩き出せる銃なんてそうそう手に入らないですから・・・。
もちろん、規定内に収める事が前提でのチューニングをしないといけませんがね。
こういうキワモノ銃は特に、安全マージンを大きめに取っておいてどんな状況でも初速が規定以上出ないように調整しないとダメですし。