これが流速チューンの性能というやつか
記事作成日:2014年10月13日
※こんなタイトルですが、別に流速チューンの性能を紹介してる訳ではありません。
以前、こんな記事を書いた事があります。
素体はICS CXP.08。
分割メカボックスのおかげで調整が楽なので。
まあ、「マジキチ爆音」とか言ってますが結局は流速チューンの延長線上にあるカスタムです。
流速チューンの定義は人によって様々ですが、基本的にはシリンダー内の気圧を上げて、その高い圧力を生かすために内径が広めのバレルを使って弾を飛ばすというのが流速チューンだと思っています。
内径の広いバレル(ルーズバレル)を使うと時に生じる空気の流れによって弾の軌道が安定する事を流速効果とか言ったりしますね。(多分)
という分けで、この爆音銃を作った目的は下記2点を検証したかったからです。
・銃刀法の規定内(0.98J未満)でいかに発射音を煩く出来るか
・いかにバレル長を短くして飛距離と命中精度を維持するか(バレルは短くても流速効果は出るのかという事)
結論を言うと、バレル長5.5cm(最終的には調整して5cmまで短くなったが)でも50m先のマンターゲットに当てれる程度の精度は維持出来ました。
飛距離に関しては0.28g弾で60m〜65mを射程に収めれる程度には飛びました。
発射音は申し分ないレベルで、撃ってる本人が撃つのをためらうレベルの煩さです。(某サバイバルゲームフィールドでは使用禁止命令が下されました)
という訳で、非常に良いデータが取れたのは確かなのですが、暫く使ってると何かおかしい。
初速は安定しないし、飛距離もばらつく。そして、ギアやモーターの動作が渋くなっている。
・・・おや?
ピストンヘッド、曲がっとる!!!
それになんかピストンの変なところがさけるチーズみたいな感じに裂けてるし・・・。
これ、MS社製のステンレスCNC削り出しピストンなんですよ・・・。
ステンレス製なんですよ・・・。
それが、ちょうど吸気孔の部分から外側に向けてひん曲がって、Oリングを圧迫している状態に。
確実にピストンとモーターの動作が渋くなったり、初速や飛距離が安定しなくなったのはこれが原因でしょう。
流速チューン怖い!(違う、そうじゃない)
ギアボックスの方はとりあえず問題なさそう。
ヘリカルギアは若干削れていましたが、許容範囲内。まだ使える。
いやー。
セッティング見直さないとなー・・・。