LG G Watch Rを少し使ってみた
記事作成日:2014年11月15日
Google Playで購入したLG G Watch Rが到着して数時間経過しました。
尚、ファーストインプレッション記事は下記から。
Google Playで購入したLG G WatchRが届きました
まず、時計画面をタップするか、「オーケー グーグル(Ok Google)」と話すと、「お話ください」と表示されます。
この状態で音声コマンド(「天気予報」、「アラーム設定」、「ナビを開始」等)を話すと、それに応じたタスクが実行されます。
Siriの時もそうでしたが、私は音声コマンドに慣れないので、まあこの機能は使わないでしょう・・・(AndroidWareにとってはこれが重要な機能なのだが・・・)
「お話ください」の画面を下にスワイプすると色々な設定が行える画面に遷移します。
例えば、明るさの調整。
LG G Watch Rには環境光センサーが無いので、明るさはシステムで設定した値で固定されます。
明るさは1〜6まで選べ、6だとかなり明るいので、炎天下でも視認性が高いと思いますが、バッテリーの消費量はかなり高いでしょう。
私は1にしました。
画面系だと他にも、常に画面を表示させるかの設定が出来ます。
これを「OFF」にしてLG G Watch Rを放置すると画面が消えます。
画面を点灯させるには、本体側面のリューズのようなボタン(リューズではない)を押すと画面が付きますが、これだと全くを持って時計として使えない事になってしまうので、私は「ON」にしてます。
もちろん、「OFF」にすればバッテリーの消費量はかなり減るでしょうが・・・。
ちなみに、この設定を「ON」にしていると、通常時はこのような時計が・・・
暫く放置するとこのように変化します。
画面全体が暗くなり、盤面のデザインが簡素化されます。
画面が暗くなるのは単に明るさを低減させる事でバッテリーの持ちを良くしているのでしょう。
デザインが簡素化されるのは、画面に表示させる色数を減らす事で端末の負荷を抑えているのだと思います。
ちなみに、どのように検知しているのかは不明(加速度センサーかな?)ですが、腕を盤面を見る角度にする(腕を横にする?)と、盤面が簡素化された省電力モードの画面から通常の画面に変化します。
また、端末の電源OFF(画面消灯ではなく、シャットダウン)や再起動、初期化(端末をリセット)などもここから行えます。
設定画面の下の方には「端末情報」というボタンがあり、それを押すとLG G Watch Rの情報が見れます。
まあ、Androidですね・・・。
更に、「ビルド番号」を連打すると、開発者向けオプションが表示されるようになります。
Bluetooth経由でのデバッグや、ADB等が使えるようになります。
時計画面に戻り、画面上から下に向けてスワイプします。
そうすると、今日の日付とバッテリー残量が表示され、更に下にスワイプするとバイブレーションのON/OFFが切り替えられます。
また、Android Wareはペアリングしているスマートフォンやタブレットの通知を受け取る事が出来ます。
例えば、メールだと時計画面にこのような表示がされます。(メールアドレスとアプリアイコンが表示)
本文が表示されている状態で左にスワイプすると、メールを削除したり、既読にしたり、返信したり(これらはアプリによって項目が異なる)、端末に表示させたりする事が出来ます。
着信時は、アドレス帳に登録されている人であれば、人物名+アイコンが表示されます。
アドレス帳に無い人は、電話番号が表示されます。
着信中に右にスワイプすると、通話拒否になります。
下にスワイプすると、SMSで送るメッセージを選択出来ます。
また、ペアリングされているスマートフォン/タブレットにインストールされているアプリでAndroid Ware対応アプリがある場合、そちらも実行する事が出来ます。
これは、ペアリングした時点で実行可能になるので、Android Wareにインストールするような必要はありません。
尚、AndroidWareにプリインストールされているようなGoogle純正の機能でも丸型ディスプレイにちゃんと対応している物は少なく、このようにバッサリ切れて情報が見れなくなってしまうのも多々有ります。
例として、「Yahoo!乗り換え案内」の通勤タイマーを表示させます。
今のところ、丸型のディスプレイを持っているAndroid Ware端末は、このLG G Watch RとMoto360だけですからね・・・。
それに対して四角形のディスプレイを持っているのはSamsung Galaxy GearやLG G Watch、SONY SmartWatch 3、ASUS ZenWatch等こっちの方が多いですし・・・。
という訳で、軽く使ってみたレビューは以上になります。
一応、時計と、スマホの通知を見る端末としては問題無さそうです。
後はバッテリーの持ち具合が気になる所ですね・・・。
以前、SONY Smart Watch MN2を使った時はバッテリーの持ち時間が短すぎたせいで使うのをやめてしまいましたので・・・。