KJワークス CZ P-09の注入バルブはロットによって仕様が異なる
記事作成日:2015年6月13日
KJワークス CZ P-09のマガジンはロットによって注入バルブの仕様が大きく異る事が分かりました。
私は現状CZ P-09用マガジンを3本持っているのですが、3本とも注入バルブの仕様が異なっていました。(全て日本仕様です)
まずは外観から。
左から順に
- P-09本体に付属してきたマガジン
- 本体と同時に購入した予備マガジン
- 最近購入した予備マガジン
見ての通り、注入バルブの形状が違う事がよくわかると思います。
左のバルブは銀色で大きい。
中央のバルブは銀色で小さい。
右のバルブは金色で大きい。
取り出してみてもその違いは明白です。
バルブの直径はもちろん、ねじ山の径も異なっているので、同じメーカーの同じマガジンなのにパーツの互換が無いという状態。
尚、左のマガジンは手元にあるマガジンとのバルブの互換は無し、右のマガジンはWEの注入バルブと互換がありました。
中央のバルブ(経が小さい奴)は気化領域を確保する為の突起の長さが違いますが、東京マルイのGlock用マガジンの注入バルブと互換がありました。
分解してみた所、中身のパーツもほぼ同じ。
スプリングの長さが若干短く、硬いといった違い以外には差はありませんでした。
とりあえず、中央のマガジンと右のマガジンは国内用注入バルブに交換が可能ですね。
左のヤツは海外バルブのままです。
また、更に驚いたのは左と中央のマガジンのバンパー部分の突起(気化領域を確保する為の物と思われる)には、中腹辺りに穴が空いているのですが、右の最近買ったマガジンには穴が開いていませんでした。
もっとも、この突起はガス容量を増やす為に半分くらいに切ってしまうのでこの穴の存在自体そんなに関係は無いと思うのですが、なんか妙に気になります・・・。
海外製品だとロットによって若干の違いはある事は理解出来るのですが、ここまでパーツの互換が無くなっているとは驚きです。
また、近い時期に購入した個体でも差が出ているという事はそもそも複数の工場で同時期に製造している可能性も高そうです。
とにかく、このCZ P-09のマガジンを調達する時は仕様が異なっている可能性がある事を頭に入れておく必要がありますね・・・。
KJW ガスブローバックガン CZオフィシャルライセンス P-09 Duty BK 日本仕様 18歳以上用 KJ07BK