RETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2に色々パーツを組んでみる
記事作成日:2015年7月13日
先日購入したRETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2ですが、既存のメカボックスからどの程度パーツを移植出来るのかな?と思い色々なパーツを検証してみました。
サイズを計測して寸法を比較したりした訳ではなく、あくまで「付けれた」程度の検証なので、実際に組み込んで動かすとおかしい事になる可能性も考えられます・・・。
という訳で、今回素体になるのはさんざんいじくり回したこのM4です。(これは少し古い写真で、今は更にバージョンアップしてる)
内装パーツ、外装パーツ全て違う物になってるので「原型」と呼んでいいものかどうか怪しい所ですがね・・・。
という訳で、このメカボックスを移植してみようと思います。
まずはシリンダーアッシーを見ていきます。
元々WILL-TECHのピストンにMSのシリンダーヘッド、マルイの錘が入ったピストンで、シリンダーはライラクスの加速シリンダー(M4サイズ?)、シリンダーヘッドがZC製で、ノズルがSYSTEMA製、スプリングは東京マルイ純正(FAMAS用だと思われる)で、タペットプレートも東京マルイ純正です。
ピストンスプリングガイドはRETRO ARMSの物になっています(これは独自仕様なので移植は不可能)
尚、今回はちょうどRETRO ARMSのピストンヘッドとピストンの在庫があったのでこちらに交換してみる事にします。(特に深い意味はありません)
ちなみに、この分割メカボですが、ギアボックスとシリンダーアッシーをテイクダウンピンを挿すだけでガッチリ固定されるので、この状態で動作チェックが出来そうです。
分割メカボと言うと、フレームに収めないとちゃんと動かせない個体が多いのですが、RETRO ARMSは問題無さそうです。
続いて、ギアボックスですが、こちらで少し問題が発生しました。
まず、Big-OutのDTM2はそのままでは移植出来ません。
ギアボックス部分の突起(写真赤丸)がDTM2の基盤と干渉しており、ポン付け出来ないのです。
こちらはギアボックスの突起を削る事で解消する事は出来そうです。
尚、通常の物理スイッチは問題なく取り付ける事が出来ました。
東京マルイ純正とWEのスイッチで検証済み。
カットオフレバーも東京マルイ純正の物が問題なく付きました。
動きもスムーズな感じ。
また、RETRO ARMSのメカボックスは非常に太いケーブルにも対応しています。
例えば私が持っている一番太いケーブルである14ゲージのケーブルも少々強引ながら入りました。
グリップ内の配線を考えると現実的ではありませんが・・・。
通常の電動ガンサイズのケーブルは全く問題ないですし、FCUやFETを搭載した電動ガンで必要なデータケーブル/信号線を一緒に通したとしても問題は無さそうです。
また、ベベルギアの下側を通るケーブルがピニオンギアに巻き込まれないようにする為に配線を逃がす事が出来る構造になっているのは非常に有難い仕様でした。
こういう細かいチューナーへの気配りがあるのがRETRO ARMSのメカボックスの良い所ですね。