Ver2メカボックス用FCU、BTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxを購入(開封レビュー)
記事作成日:2015年7月15日
前々から欲しかったBTCのFCU、BTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxを遂に購入しました。
実は元々RETRO ARMSの新型FCUを買おうかな~と思っていたのですが、プリコック機能は完全自動調整(マニュアルで後退位置を決めれない)ようだったので、後退位置を決めることが出来るこのBTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxに変更しました。
まあ、RETRO ARMSのFCUが販売されるのを待てなかったというのも理由としてありますがね・・・。
という訳で、BTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxです。
内容物はバッテリーケーブル2本(T型コネクタ、タミヤミニコネクタ)、データケーブル2本(1本しか使わないからもう1本は予備かな?)、モーターケーブル、コントロールユニット、トリガーボード、取扱説明書になります。
コントロールユニットとトリガーボードはこんな感じ。
一般的なFCUはトリガー(スイッチ)部分とFETやマイコンが詰まってる制御部分が一体型になってメカボックスの中に収められる製品が多いのですが、BTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxは制御部分とトリガー部分が別パーツになっています。
コントロールユニットはこんな感じ。
正面に「CHIMERA MK.2」との印字が施されています。
裏面はこんな感じ。
全体をかなり厚めの熱収縮チューブで覆っている為、不意なショートの心配は無さそうです。
端子はこんな感じ。
データケーブルはコネクタですが、モーター・バッテリーケーブルはターミナルブロックを使ってネジ止めします。
ユニット化大好き人間からすると理想のシステム。
私も昔は、こんなFETを作ってたりしたんですよ・・・。(言うほど昔の話ではないが)
続いて、トリガーボードを見ていきます。
トリガーボードにはカットオフ検知、トリガー検知、セレクタープレート検知用の各種スイッチとデータケーブルのコネクタが付いています。
一般的なFCUにはここに大量のチップがくっついているので結構ごっつくなってしまうのですが、BTC Chimera MK2 FETはかなりシンプルな感じになっています。
トリガー部分と制御部分が一体化されているBigOutのDTM2と比較するとこんな感じ。
BTC Chimera MK2には細かいチップが一切無い事が分かるかと思います。
データケーブルのコネクタは2枚の基盤に挟まれた形で配置されています。
小さい方の基盤にスプリングが付いており、ガタツキを無くしている設計が面白いですね。
大きい基盤と小さい基板はコネクタで繋がっているだけなので、外せます。
というか、データケーブルをつなぐ時ははずさないとやり辛いです。
コントロールユニットとトリガーボードをデータケーブルで繋いだらこんな感じになります。
という訳で、ファーストインプレッションとしてはこんな所です。
早速メカボックスに組み込みたい所なのですが、まだメカボックス側の調整が終わっていないので組み込みはまだ先になりそう・・・。
FCUはまずメカボックスのセッティングを完了してから組まないと破損させてしまう可能性がありますからね・・・。
安い買い物では無いので慎重に行こうと思います。