マルイ系ガスブローバックハンドガンのテンプレート、HOPパッキンの加工について
記事作成日:2015年7月27日
私がマルイ系(WEやKJ等のマルイコピー製品も含む)のガスブローバックハンドガンを購入した時に真っ先に行う加工がHOPパッキン(チャンバーパッキン)の加工です。(WEやKJ等マルイ以外のメーカーの銃の場合はマルイ純正のパッキンに交換する)。
加工内容は「2点掛けにする」です。
これをひっくり返します。
マルイHOPパッキンベースにスリックパッキンを作るのとほぼ同じですが、ガスガン用パッキンは肉厚で硬く、ひっくり返し辛いのでHOPの突起が見える当たりまでひっくり返します。
このHOPの突起の中央をルーターで削ります。
左右の突起が均等になるように、かつ削りすぎてパッキンに穴を開けないように注意して加工します。
多少のバリや削りカスは何度か撃っていれば吹き飛んでしまうので、多少いい加減でも何とかなります。
通常のマルイパッキンと比較。
左がマルイ純正、右が加工したマルイパッキンになります。
この2点掛けパッキンのメリット・デメリットは下記の通り
メリット
- 左右のブレが減り、グルーピングが向上する
- 突起による抵抗が減るので、初速が若干上がる
- HOPを強く掛けても初速が低下し辛い
デメリット
- HOPの押出量が減るので、0.25gを飛ばすのが限界になる
- 失敗すると飛距離、グルーピング共に悲惨な事に
- 個体によってはHOPアームの方も加工しないとHOPが掛からなくなる
といった所。
今までも既成品(ファイアフライ なまこやA+Airsoft 魔ホップ)や自作の2点長がけパッキンや面パッキン等色々な形状の物を試してきましたが、結局この「マルイパッキンベースの2点掛け」の形に落ち着きました。
とにかく
- 安い(マルイパッキンは400円前後で買える)
- 加工が楽(1分程度で1個作れる)
- 安心のマルイ製(安定した材質、寸法の誤差が少ない)
というのが決め手でしたね。