ドットサイトみたいだけどちょっと違う、VORTEX Spitfire 1x Prismを購入
記事作成日:2015年8月6日
VORTEX Spitfire 1x Prismを購入しました。
VORTEXの製品はどれもデザインがカッコよくて、そのうち買いたいな~と思っていたのですが、ついに購入しました。
という訳で、「VORTEX Spitfire 1x Prism」です。
パッケージもカッコイイVORTEX。
という訳で、内容物はこんな感じ。
VORTEX Spitfire本体(パドラーキャップが最初から付いている)と取扱説明書、マウント固定用のネジ(短い物)と、トルクスレンチです。
この製品は見た目はドットサイトのような感じですが、厳密にはスコープ(プリズムサイト)です。
倍率も1倍率となっており、ドットサイトと何ら変わらない感じがしますが、下記のような特徴があります。
- ドットサイトよりも視野が広い
- ドットサイトよりも明るい
- 電源が無くてもレティクルが表示される
上記はスコープと同様、レンズによって屈折した光を見る構造になっている為に生じるメリットですが、下記のようなデメリットもあります。
- レンズを通して見ている為、視野が歪む
- ブースターが使えない(後付けで倍率を上げる方法がない)
こうしてみるとまんま1倍率のスコープですね。
もちろん、レンズを通しているのでドットサイトには存在しない「アイレリーフ」が存在します。(公表で3.7インチ)
また、接眼レンズの方にピントを調整する為に「視度調整ダイヤル」が付いています。
マウントは標準でエクステンションが付いている状態になっていますが、ネジ2本で固定されているだけなので、簡単に外す事が出来ます。
下の写真左上にあるブロックがエクステンションパーツになります。
ちなみに、マウントの所にMade in Chinaのシールが張られていました。
マウントが中国製なだけなのか、本体も中国製なのか・・・。
エクステンションを外した状態のVORTEX Spitfire。
以前、購入したVORTEX SPARC GEN1タイプドットサイト(こっちはレプリカ)と比較、
左がVORTEX SPARC GEN1、右がVORTEX Spitfireです。
VORTEX SPARC GEN1と比較するとよく分かると思いますが、割と大きいです。
というか、ゴッツイです。
VORTEX SPARC GEN1がAIMPOINT T1サイズだとすると、VORTEX SpitfireはAIMPOINT COMP M4位のサイズ感になると思います。
エレベーションノブはこんな感じ。
ノブはキャップに付いている突起やマイナスドライバーで調整する事が出来ます。
ヴィンテージノブも同様に調整が可能です。
尚、キャップは紛失防止の為にワイヤーで固定されています。
レティクルのイルミネーション点灯にはCR2032型のボタン電池を使います。
光量は5段階で調整出来ます。
レティクルはこんな感じで、二重丸の中央に小さな点が1個打ってあります。
イルミネーションを点灯させた状態はこんな感じ。
赤色と緑色共に光量は「2」です。(明るい室内で使うならこれが丁度いい明るさ)
見ての通りとても綺麗にレティクルが光っている事が分かります。
尚、光量に関してはレプリカでは再現できないなと思える位しっかりした明るさを持っていました。
1段階・・・真っ暗の室内~薄暗い室内
2段階・・・明るい室内~曇っている屋外
3段階・・・曇っている屋外~明るい屋外
4段階・・・炎天下等、とても明るい屋外
5段階・・・逆光でもレティクルが見える
といった具合でした。
逆光になってもレティクルを見失わないのには感動しました。
という訳で、このVORTEX SpitfireはASG CZ SCORPION EVO3A1に取り付ける事にしました。
EVO3にはあんまり大きな光学機器は似合わないと思うので、これくらいのサイズが丁度いいですね。