色々カスタムしたKJ Works Glock19の細かいすり合わせ調整をやりました
記事作成日:2015年9月24日
フライス盤を買ってから、今まで手作業では困難だった細かい調整ができるようになり、とても重宝しています。
先日も手作業では無理だと思われるハニーバジャーのストックに溝を掘るという加工を行いましたが、今回はKJ Works Glock19のすり合わせ調整をやってみました。
私のKJ Works Glock19は、WE Glock19用のカスタムスライドを組み込むという荒業をやっているせいで、かなり調整が必要でした。
WEスライドを組み込んだ当時はフライスは無く、基本的に金ヤスリとホビールーターでなんとか対応して”一応動く”というレベルまでには持っていくことが出来ましたが、スライドを動かした時に一瞬抵抗が大きくなったり、ガス圧低下時の動作不良等が発生していたので、今回再調整する事にしました。
フライスは一度削る場所と量を決めたら後はハンドルを回すだけなのでとても楽です・・・。
楽なのに精密な加工が出来る素晴らしさ。
まず、グリップから若干飛び出し、スライドと干渉していたシャーシ的なパーツを0.5mm削りました。
手作業でも削ろうと思えば削れる箇所ですが、ここが凸凹になってしまうとスライドの抵抗が増えてしまう恐れがあったので、手作業ではやっていなかった加工です。
フライスならちゃんと水平に、綺麗に削れるので、凸凹になるリスクはありません。
続いて、ACE1ARMSのスライドのに付いている1mmにも満たない謎の突起を削ります。
恐らくガタツキ防止用の突起なのだと思うのですが、この突起のせいでスライドの抵抗が増してしまっている気がしたので、これを削り取ります。
この加工を綺麗にやろうとすると手作業じゃ無理ですね・・・。
左右についてる突起を両方共削ります。
片方の突起を慎重に削ったら、もう片方は同じ高さ分だけ削れば良いので、楽ですね。
両方合わせて2分程度で作業が終わります。
とりあえず、現状この2点を調整するだけで大分スライドの動きがスムーズになりました。
フライス盤は今後も色んな所で活躍すると思います。
すり合わせ調整はもちろん、インナーバレルのHOP窓拡張とか、加速シリンダーを作る為の穴あけとか、バリ取りとか・・・。