エボログ

先日購入したSC DSG GEN2 G1T3R1をM4に組み込んでいきます(シリンダー/ピストン調整編)

記事作成日:2015年12月2日

『FCU+プリコック+DSGな』M4を作ってみる計画。

前回はギアボックスを調整しましたが、今回はシリンダーやピストンといった吸気系の調整になります。

分割メカボックス(RETRO ARMS Split Gearbox for Ver.2)はギアボックスとシリンダー+チャンバー部に分かれている事もあり、こういうユニット単位での調整がやりやすいのが良いですね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

という訳で、作業を開始します。
今回、DSG化するに当たって新調したパーツはRETRO ARMSのDSG用ピストンと、G.A.WのDSG用M95スプリングの2点のみ。
それ以外のパーツは既存パーツを流用しようとおもいます。

RETRO ARMSのDSG用ピストンと元から入っていた同じくRETRO ARMSのピストン(4枚金属歯の樹脂ピストン)の比較。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このピストンは、DSG専用なので、不要なラックギアが削られています。
また、これはRETRO ARMSのピストン全て共通仕様なのですが、ラックギアの2枚目が完全に削り取られ、3枚目が若干削られています。
標準でバウンド対策がされてるのはわざわざ加工しなくて済むので良いですね。

ここに、RETRO ARMSのピストンヘッドとスラストベアリングを取り付けます。
錘は入れないので、重量も25gと比較的軽め。
DSGはピストンのスピードが命ですからね。
ピストン自体への肉抜きは耐久面での懸念があるのでやめておきます。(肉抜きしなくても問題ない程度の速度は出ますし)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちなみに、普段はAOE調整の為にピストンヘッドとピストンの間にワッシャーを入れているのですが、RETRO ARMSのピストンヘッドは若干通常のピストンヘッドよりも分厚いので、今回ワッシャーは入れてません。

ノズルやシリンダー(共にライラクス製)やシリンダーヘッド(ZC製)はそのまま流用。
タペットプレート(マルイ純正)も流用ですが、DSG用に羽の長さを短くしておきます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

また、タペットプレートのリターンスプリングを2巻程カットして、戻りの速度を上げておきます。(写真だと分かりませんが・・・)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後にピストンやタペットプレート、ノズル等の可動部分をグリスアップ(G.A.W G-Greaseを使用)し、スプリングを入れます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回、メカボックス単体での動作確認を行う為にスプリングガイドにネジとワッシャーを取り付けました。
これが無いと動作中にスプリングガイドが揺れてしまい、正確なデータが取れません。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ギアボックスと組み合わせて、フレームロックピンを撃ちこめば動作確認が出来る状態になります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちゃんとした動作確認はまた後日。
軽く動かした程度ですが、とりあえずセミ・フル共に問題無さそうです。

とりあえずテストでEG1000を入れていますが、EG1000でも割といい感じのレスポンスになりますね。流石DSG。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA


フルメタルティースピストンAmazonで購入する