G&PのメタルフレームとRETRO ARMS Split Gearbox V.2のすり合わせ調整を行いました
記事作成日:2015年12月4日
DSG M4ことキメラM4の調整も一段落した(バレル周りはまだだが)ので、ちょっと前から気になっていたG&PのメタルフレームとRETRO ARMS Split Gearboxのすり合わせ調整を行う事にしました。
RETRO ARMS Split Gearboxは元々G&Pのフレームで寸法が取られている事もあり、取り付け自体は特に問題は無かったのですが、取り外す時に少し干渉する箇所が多かったのと、ギアボックスとシリンダーASSYを組み合わせた状態でメカボックスを取り外せない物かと思い、今回調整する事にしました。
という訳で、今回削った箇所を紹介します。
まず、トリガーガードの裏側(グリップの付け根部分)の凸。
本来ならギアボックスのセンターを出す為の突起だと思うのですが、ここがギアボックスにかなり干渉し、挿せるものの抜く時に引っかかってイライラする事が多々ありました。
色々見た結果、別にセンター出しされてなくても精度にはそんな影響は無さそう(Split Gearbox自体、メカボックスからバレルまで一体型になってるので)だったので、思い切って削りました。
続いて、ストックチューブの根本。
シリンダーASSYをギアボックスにくっつけた状態で抜こうとすると、ここに干渉して外れません。
なので、ここも2mmほど削りました。
この2点を削る事で、ギアボックスとシリンダーASSYが組み合わさった状態でもスムーズにメカボックスを抜差しする事が出来るようになりました。
ちなみに、ギアボックスとシリンダーASSYが組み合わさった状態でメカボックスを外したい理由としては、単純に分割メカボックスの特性上ピストンおよびタペットプレートが前進しきっている状態でシリンダーASSYを外さないとパーツを破損させてしまう恐れがある為です。
今まで私が使ってきた分割メカボックスの銃(ICS CXP.08やWE KATANA M4A1等)は標準で逆転防止ラッチを解除する機能が備わっているのですが、このM4は当然そういった物は付いていません。
ギアボックスには逆転防止ラッチを解除する為の穴は開いていますが、当然フレームからギアボックスを取り外さないとそこにはアクセス出来ないです。
なので、今まではフルオートセレクターをピストン・タペットプレートが前進しきった状態で止まるように設定していた、滅多にフルオートは使わないとは言ってもいざというときにフルオートも使えた方が便利だと感じたので、今回一手間を掛けて加工する事にしました。
ついでに、メカボックスとの相性は関係ないですが、もう1箇所フレームで気になった箇所を調整する事にしました。
それがセレクターレバーです。
G&P メカボックスのセレクターレバーの部分には最初からセレクターレバーのクリック感を出すための穴が空けられているのですが、この穴が結構小さくて浅いのです。
まあ、これは通常電動ガン全体的にそんな感じがするのですが、これのせいでよくゲーム中に勝手にセレクターレバーが変わっている(セーフとセミの間やセミとフルの間など、変な角度になってる)事が多々有りました。
更にはセミ状態だったのにいつの間にかフルになってたりとかもありました。
セレクターレバーなんてそんな頻繁に弄る物でもないので、今回そう簡単にはズレないようにしてみました。
特にセミオートセレクターとフルオートセレクター、セーフ状態より深くし、ステンレスボールが半分近く埋まる状態にしておきます。
この状態でRETRO ARMSのセレクターレバーとソコソコ固めのスプリングを取り付けます。
RETRO ARMSのセレクターレバーは比較的遊びが大きいので、硬いスプリングに押し上げられてセレクターレバーが斜めに付きます。
この斜めになっている状態だとステンレスボールとセレクターレバーが干渉してセレクターレバーが回らなくなります。
セレクターレバーを回す場合はこのように指でセレクターレバーを押し、フレームと並行になった状態で回す必要があります。
実際の動きはこんな感じ。
見ての通り、何かに引っかかった拍子程度ではセレクターレバーは動きません。
ただ、セーフティ状態から動かす時もこの仕様だと鬱陶しいのでセーフティの状態では普通のセレクターレバーと同じような感じでスムーズに動くようにしています。
とりあえず、これで暫く使ってみて使い勝手を再検討しようと思います。
イマイチだったら瞬間接着剤か何かで穴を埋めれば良いだけですし。