マルシン EXB2 FN57の動作が渋くなってきたのでメンテナンスを行いました。
記事作成日:2016年4月19日
最近、スライドの動きが渋くなり、スライドの閉鎖不良がよく起きたり、HOPの効き具合が悪くなったりと色々問題が増えてきたマルシン EXB2 FN57のメンテナンスを行いました。
そういえば、ここ最近ノーメンテで使ってましたからね・・・。
という訳で、バラします。
スライド周りは比較的簡単に分解が出来ますが、ピストン自体の分解は実質不可能な状態になっています。(そもそもどうやって組み立てたのか分からないレベル)
もっとも、普通にメンテナンスする分にはここまでの分解で足りるので、問題はないんですがね。
本当、マルシンのFN57は分解防止対策しっかりしてると思います・・・。
とりあえず、ブレーキクリーナーを使って汚れを落としていくのですが、結構赤茶色の汚れが出てきました。
グリスの汚れは黒色なんですが、この赤茶色は何なんだろう・・・。砂埃かな・・・。
この赤茶色の汚れはシャリシャリとした粒子を含んだ汚れで、スライドやピストン周りの動きを妨げていた感じがしました。
これを拭きとって、粘度の低いグリスやシリコンオイルを塗り直しただけでかなり動きが改善されました。
HOPの効きが悪い問題に関しては、単にHOPパッキンが消耗していただけのようです。
マルシン FN57のHOPパッキンは完全な独自仕様の為換えが効かないんですよね・・・。(サードパーティからも出てなさそうですし・・・)
マルシン FN57で使われている、いわゆるHOPアーム的なパーツが金属製の為、強くHOPをかけ続けるとパッキン側が変形してしまうようです。
私は0.25g弾を使っている事もあり、HOPを強めにかけているせいでHOPパッキンの変形が激しかったのかもしれません。
なので、今回はアルミテープを使ってかさ増しする事にしました。
これは次、マルシンに修理を出す時に交換してもらおう・・・。
で、メンテナンス中に気づいたのですが、また色々な所がひび割れを起こしていました・・・。
まずはリアサイトの根本。
ここは以前も割れた事があるパーツで、マルシンに送って修理して貰った箇所です。
まだ割れては居ませんが、若干の変形とひび割れが見られます。
もう1箇所、スライドの後部にもヒビ割れが確認されました。
写真だと分かりづらいですが、1cm程度のヒビが入っています。
悪化した場合、スライド後部が吹っ飛んでいきそうな感じのひび割れです。
マルシン EXB2 FN57は、CO2のパワーを上手く使って非常に安定性の高い銃に仕上がっているのですが、やはりリコイルの負荷は色んな所に出てきますね・・・。
FN57のスライドは実物も樹脂ですし、国内で販売するなら樹脂スライドの方が良いとは思うので、スライドは樹脂で良いと思うのですが、リアサイトの根本位は金属パーツで良かったんじゃないかとも思えてきます・・・。