東京マルイ Glock34の内部パーツを交換して、初速の変化を見ていきます | エボログ

東京マルイ Glock34の内部パーツを交換して、初速の変化を見ていきます

東京マルイのGlock 34をちょっといじってみました。
ただ、今回は「調整」とか「チューンナップ」とかそういうたぐいの物ではなく、あくまでパーツ交換による初速の変化を確かめる為の物になります。

という訳で、弄っていきますがその前に初速を計測する際の前提条件から。

という具合になります。
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で、ノーマルの状態での初速はどんなものなのかと言うと、これくらい。
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76m/s~78m/s程度という結果になりました。

では、弄っていきます。

Glock34のバレル~チャンバーに辛口なまこと参式滑空銃身を入れてみた

まずはチャンバー、バレル周りから。
まあ、ガスガンの内部カスタムの中では一番楽に交換でき、弾の伸び具合や集弾性の変化が直ぐに現れる部分ですね。
当然、社外製品に交換すればなんでも良いという訳ではなく、パーツ同士の愛称はもちろん、弾やガス圧との愛称も大きく出るので、パーツ選びが難しい部位でもあります。

今回、交換するパーツとして選んだのは、ファイアフライの辛口なまこと・・・
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ACE研究所の参式滑空銃身(Glock 17用)です。
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なぜこの2つのパーツを選んだのかと言うと、辛口なまこの2点の凸と参式滑空銃身の1点の凸を使った3点保持による弾の集弾性の変化を試してみたかった為です。

参式滑空銃身のチャンバー側にはこのような板が付いており・・・
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ほんのコンマ数ミリの凸ですが、インナーバレルの内側の下側に凸ができているのです。
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普段ならマルイ純正バレルをそのまま使い、パッキンのみ自作の2点掛けの物(マルイ純正パッキンの凸の真ん中を削って2点がけにする)を組み込むだけなのですが、今回はちょっと冒険してみようと思いました。
まあ、イマイチならいつも通りの設定に変えます。

それと、APS DragonFlyに入れていたHOPダイアルも組み込んでみました。
正直これは必要ない気もしますが、何となく・・・。
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という訳で、こんな感じに面白い感じに3つの凸が出来上がりました。
これで上手いことBB弾をバレルの中央で保持してくれるハズ(あくまで理想論ですが)
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とりあえず、ここまで弄った状態での初速の変化はこんな感じです。
ちなみにHOPの量は目分量で適度に凸を出しているだけで、別に適正HOPという訳ではありません。
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79~80m/s程度で安定しました。

ノーマルの状態よりも初速は安定している印象です。
また、若干ですが初速が上がっています。

これは参式滑空銃身のタイトな内径(6.03mm)が影響しているのだと思われます。

ライラクスのガスルートパッキン・エアロを試してみる

続いて、マガジンを弄っていきます。
こちらも簡単に交換できるパーツですが、ガスケットの交換をしてみました。

使ったのはライラクスから出ているガスケット、「ガスルートパッキン・エアロ」です。
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左が東京マルイ純正、右がライラクス製です。
形状は同じですが、色が違うので”カスタムパーツが組み込まれている”という事がよく分かります。
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ガスルートパッキン・エアロはガスケット内部の突起を丸めてガスの流れをスムーズにするという効果があります。
また、個体によってはガスルートの気密が向上し、初速が大幅に向上する事もあるパーツになります。

という訳で、組み込んでみました。
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結果、初速は更に向上。
バレルとチャンバーを弄った時から2m/s程度増えています。
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初速の安定具合は変わらず+-1m/s程度に収まっていました。

ピストンヘッドのカスタマイズ。2種類のピストンヘッドを試してみました。

続いて弄ったのはピストンヘッド。
今回は手元にある2種類のピストンヘッドを試す事にしました。

まずはPDI製のピストンヘッドを取り付けてみましたが、Oリングのサイズどころかピストンヘッド自体がノズル側と干渉してしまい、正常に閉鎖出来ませんでした・・・。
どう見ても動作不良しか起こさない気がしたので、こちらの検証は中止。
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もう1つはライラクスのダイナピストンヘッドを試しました。
こちらもAPS DragonFlyに組み込んだ物を外して使ってみました。
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ライラクスのダイナピストンヘッドの方は丁度いいサイズで問題ないなと思ったのですが、初速を測ってみるとなんだか残念な結果に・・・。
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初速が9m/s近く下がってしまいました。

この後、グリスの種類や量を変えてみたり、Oリングのサイズを変えてみたり色々試したのですが、大きな変化は見られず初速は下がったままでした。
以前、APS DragonFlyやWE Glock17に組み込んだ時は初速UPに貢献していたのですが、相性の問題なのかGlock 34には合わなかったようです。

もしくはタイトバレル(参式滑空銃身)を組んだ影響か・・・?

ともかく、マルイ純正のカップ状のピストンヘッドに戻したら初速が戻りました。

Aプラス AirSoft 魔シリーズのWE用カスタムフローバルブを試してみる

WE用パーツですが、Aプラス AirSoftから出ているカスタムフローバルブを試してみます。
フローバルブはノズル内に組み込むバルブで、バレル側に流れるガスの量と、ブローバックエンジン側に流れるガスの量をコントロールするためのパーツになります。

左は東京マルイ純正で右がAプラス AirSoft製になります。
見ての通り、穴の大きさがだいぶ違う事が分かると重います。
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Aプラス AirSoft製のフローバルブは、東京マルイ純正に比べて多くのガスをバレル側に流すような設計になっているのが分かります。

尚、こちらのカスタムフローバルブに付属してきたスプリングが妙に長い物で、組み込みに手こずったので結局スプリングに関してはマルイ純正を使うことにしました。
左がマルイ純正、右がAプラス AirSoft製です。
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フローバルブを交換した状態での初速はこんな感じ。
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初速が一気に上がりました。
82m/sだった初速がから87m/sに向上。+5m/sです。
気になるような初速のバラつきも無く比較的安定しています。

ただ、初速が上がった分、若干ですがブローバックのスムーズさが無くなってしまいました。
夏場は問題ないかもしれませんが冬場などガス圧が低下した時ではスライドの動作不良を起こしそうな気もします。

まあ、これは暫く使ってみて様子見ですね。

マガジンの放出バルブをタニオコバのブラックバルブに変えてみた

最後に、マガジンの放出バルブを交換してみました。
今回試してみたのはタニオコバ製のブラックバルブです。
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右がマルイ純正、左がタニオコバ製。
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Aプラス AirSoft製のカスタムフローバルブと同様に、穴が大きいです。
つまり、ガスの放出量が上がります。結果初速は上がります。

ただし、ガスの放出量が上がるという事はマガジンが冷えやすくなる事に繋がります。

ガスガンで使われるフロンガス(液体ガス)は気化する時に周囲の熱を奪います。
気化するガスの量が多ければ多いほどマガジンはよく冷えるので、ガスの放出量を増やす放出バルブを組み込む時はマガジンの冷え具合にも注意する必要があります。

正直、そこら辺でいい塩梅が取られているのがマルイ純正の放出バルブな気もしますが・・・。

こちらのパーツは工具(バルブレンチ)さえあれば簡単に交換できるパーツなのでサクッと交換してしまいます。
ちなみに交換する時にOリングに若干グリスを塗布しておくと良いです。

バルブを交換した状態での結果はこんな感じ。
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更に初速が上がりました。
87m/sから95m/sと8m/sも上がってますね。

ガスの放出量が増えるタニオコバ製のブラックバルブと、バレル側へ流れるガスの量が増えるAプラス AirSoft製のカスタムフローバルブの相乗効果でしょうか。
これは中々に良いデータが取れた気がします。

ただ、予想していた問題が発生しました。
それは初速の低下が著しいということです。

今回、5発撃っての最大値を掲載しているので、”初速が上がった”という結果になっていますが、3発目辺りから急激に初速が下がり始めました。
マガジン内のガスの量が減ってきたせいではなく、単純にマガジンの冷えが純正バルブの比じゃない位に早いという事です。

真夏日であれば全然問題ないのかもしれませんが、春や秋等のまだ涼しい季節には辛いですね。
連射とかしてたら速攻でガス圧低下による動作不良を起こしそうです。

という訳で、今回は色々と内部パーツを交換してみてデータ集めをしてみました。
とりあえず、カスタムパーツ盛りだくさんな状態でサバゲーで使ってみて、この後の方向性を決めようと思います。

正直ハンドガンで40mとか50mとか狙う事なんて無いので、そんなに高い初速も必要ないんですよね・・・。
それより10m~20mのような近距離での集弾性の方が重要だと思っているので、それをやるには初速とHOPの安定化が重要だと思っています。

オマケ(リアサイトが勝手に動く問題を修正しました)

前回、Glock 34をサバゲーで使ってみて見つかった問題点。
それが、リコイルの衝撃で左側にズレていくという事。
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これ、根本的にネジが緩いんですよね・・・。
どうせ左右の調整なんてしないので、ネジロック剤で固定してしまう事にしました。
しかも、永久固定の方で。
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まず、リアサイトの左右位置を調整するためのネジを目一杯まで回し続けて外してしまいます。
その後、ネジ山にネジロック剤を塗布して戻します。

後はネジロック剤が硬化する前にリアサイトの位置を調整すれば完了です。