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“流速ポン” SYSTEMA PTWにSHS M110スプリングを組み込んで流速チューンにしてみた

記事作成日:2016年5月6日

流速チューンから離れて久しいですが、久しぶりに流速チューンをやってみる事にしました。
素体はSYSTEMA PTW。
中身は2012年のチャレンジキットで、モーターを490KUMIに、シリンダーを加速シリンダー(SYSTEMA純正のCQB-R用)に交換した物になります。
初速と関係のない所で言うとFETはAIROのFETを入れ、ギアボックスは2013年のアンビタイプになっています。

ちなみに、細かい内部パーツの変更で言うと、シリンダーのOリングはG.A.WのFRUS-Oリングになっており・・・
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HOPラバーはORGAのフラットタイプを加工した2点掛けになっています。
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という訳で、そんな私のトレポンを流速チューンにしていきます。
今回使うパーツはSHS M110スプリングだけ。
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ちなみに、個人的に流速チューンは電動ガンのチューンの中では一番簡単な部類で私の安易な解釈ではありますが、硬いバネを入れてバレルカットで初速を調整すれば、それだけで流速チューンになっていると思います。
今回、トレポンで行うのも全く同じ方式で、「硬いバネを入れただけチューン」です。

SHSのM110スプリングはこんな感じで等ピッチになっています。
箱出し状態で見事に曲がってますがまあ、SHSだし・・・。
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元々入っていた90スプリング(初速調整の為にスプリングカットしています)と比較するとこんな感じ。
スプリングカットされているのでちゃんとした比較にはなっていませんが、恐らく純正のスプリングよりSHS M110の方が若干長いです。
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これを組み込んだだけだと初速が高すぎるので、バレルカットで調整していきます。
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ざっくり切って断面を整える程度にテーパー処理を施して初速を測ります。
適切な初速が出る長さになったらちゃんとテーパーを掛けていきます。

今回は流速チューンなので破裂音が極力大きくなるようにテーパーをラッパ状にしました。
このテーパーを作るのは途中から手作業になるので面倒ですが、単純にテーパーリーマーでテーパー処理を施した時より若干ながら破裂音が大きくなり、撃ってて気持ちがいいです。(流速チューンの醍醐味は私は破裂音だと思っています。)
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という訳で、最終的な初速はこんな感じになりました。
0.20gでの計測で最大96m/s前後、最低90m/s前後。
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割とちゃんとした流速になりました。
0.20gでの適正HOP量だと93m/s前後で落ち着くと思います。
恐らくこの感じだと0.3gなどの重量弾も問題なく飛ばせそうなので、外での実射が楽しみです。

最近東京マルイ純正のスプリングを使うのが多く、硬いスプリングを使う時と言えばDSGを組む時位だったので流速チューン特有の破裂音が恋しくなってきたので、今回のチューンは割と楽しかったです。
とは言っても、1時間程度で作業は終わってしまいましたが・・・(うち半分位はテーパー処理にかけた時間だと思います)。


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