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トレポン用モーターのコミュテーターをクリーニング。タミヤ OP-486 クリーニングブラシを買ってみた。

記事作成日:2016年5月19日

先日、通常電動ガン用モーターのコミュテーターをクリーニングブラシで研磨する記事を書きましたが、トレポン(SYSTEMA PTW)のコミュテーターでも同じことをやってみました。
通常電動ガン用のブラシは一般的にはレイダウンタイプ(横に広い)ですが、トレポン用のブラシはスタンドアップタイプ(縦に広い)になるので、クリーニングブラシもスタンドアップタイプの物を買う必要があります。

という訳で、タミヤ製のコミュテーター クリーニングブラシ(OP-486)を買ってみました。
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先日紹介したOP-487と材質等は同じ感じ。
単純にブラシの形状が違っているだけのようです。
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今回メンテナンスするモーターはSYSTEMA KUMI 490モーターです。
一昨年に購入し、ずっと使い続けているせいかコミュテーターの消耗は結構激しく、コミュテーターが凸凹に削れていました。

まず、コミュテーター付近に付着しているブラシカスをエアダスターで吹き飛ばして接点復活剤をコミュテーターに塗布しておきます。
コミュテーターが綺麗になったら、片側のブラシのみこのクリーニングブラシに交換します。
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後は直流安定化電源に繋いで7.2Vで回します。
3分程回したら一旦止めてコミュテーターをチェックします。
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前回の記事で使ったSHS 守護神 ハイトルクモーターでもそうでしたが、3分だと足りないのかあんまり綺麗になった感じがしなかったので追加でもう3分回しました。
そうしたら、かなり綺麗になったのでこれにてメンテナンスは完了。

続いて、ブラシを取り付けるのですが、ブラシもそこそこ消耗していたので、今回は新しいブラシに変える事にしました。
普段はSYSTEMA純正を使っているのですが、今回は「ORGA製 High Gradeモーターブラシ for トレポン」を試してみる事にしました。
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High Gradeモーターブラシ for トレポンは、銀の含有率50%と非常に高く、ブラシカス(煤)の発生を緩和させる事が出来るブラシです。

上がORGA High Gradeモーターブラシ、下がSYSTEMA純正のブラシです。
High Gradeモーターブラシの方が明るい色(銀色が多く混じっている)のが分かると思います。
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モーターのエンドベルに取り付ける為のリングターミナルに熱収縮チューブを取り付けます。
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コミュテーターに接点復活剤を塗布してからブラシを取り付けます。
取り付けたら1分程、4V位の電圧で慣らし運転をします。
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とりあえず、これでトレポンモーターのメンテナンスは完了です。

トレポンのモーターは本当に高いですからね・・・。
丁寧に使ってあげる必要があるので、こういったメンテナンスは定期的に行っていった方が良いですね。

消耗が激しく、壊れてしまいモーター交換になった場合、お金的な面でも痛いですが、個人的にはそれ以上にまた1からピニオンギアの位置調整をしないといけないのかと思うと気が重くなります・・・。
そうならないようになるべく今のKUMI 490を長く使えるようにちゃんとメンテナンスをしていこうと思います。

その為にモーターへの配線をコネクタにしたんですし。


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