E&L 電動 M4A1 DX(Platinum)とEliteの分解レビュー(Part.1:バレル、チャンバー、ロアレシーバー) | エボログ

E&L 電動 M4A1 DX(Platinum)とEliteの分解レビュー(Part.1:バレル、チャンバー、ロアレシーバー)

先日購入したE&L M4A1ですが、一通り外観も眺め終わったので、早速分解していきます。

やっぱりエアーガンはとりあえず分解してみないと始まらないですね。
基本的に分解するのが楽しみで、新しいエアーガンを買ってますし。

という訳で、今回もDX(Platinum)とEliteで比較しながら分解していきます。

アッパーの取り外しは一般的なメタルフレーム採用の電動ガンと同じで、ピポットピンを抜いてアッパーを手前にずらすだけ。
ピポットピンは完全には抜けず、途中でロックが掛かるタイプなので紛失する事は無さそうです。
ファーストインプレッション記事と同様、写真は上がDXで下がEliteか、左がDXで右がEliteになっています。
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まずはチャンバーをバラしていきます。

チャンバーはドラム式で、最近海外メーカーのカスタムパーツでもよく見かけるProwinコピーのメタルチャンバーです。
DXとEliteで樹脂パーツの色が違いますが、寸法や材質は同じ感じです。(DXが赤色、Eliteが黒色)
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HOPパッキンは2点がけ(HOPの凸の中央に切れ込みが入っているタイプ)になっています。
ただ、ゴムを侵食するグリスが塗布されていたせいでひび割れを起こしてたりと荒れてます・・・。
流石にこれはパッキン交換必須ですね・・・。
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インナーバレルは390mm程度で、DXとEliteで同じものが入っていました。
正確な内径は分かりませんが、恐らく6.05mmかその程度だと思います。
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HOP窓の部分はこんな感じ。
少しハの字に開いていますが、エッジは尖っており、処理は荒いです。
また、先述の通りゴムを新色するグリスが塗布されていたせいでインナーバレルにもゴムの色素が付着してしまっています。(まあ、中華ガンは基本こんなんですが・・・)
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マズル側にはちゃんとテーパーがかけられています。
まあ、普通な感じの深さと角度ですね。
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続いて、ロアレシーバーを分解していきます。

まず、グリップを外そうと思って作業をしていたのですが、DXの方でモーターのピニオンが外れるというトラブルが起きました。
単にモーターを抜く時にピニオンギアが何かに引っかかった結果、グリップ内でピニオンが抜けてしまっただけなのですが、それだけピニオンの固定が甘いという事でもあります・・・。
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ま、中華電動ガンですし、この程度は仕方ないかなと。
気を取り直して分解を続けます。

グリップ本体や底蓋等はDXとEliteで変わりはありませんでしたが、モーターの種類が異なっていました。
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E&LのAKシリーズでも採用されてる「ELM120」というモーターが使われているのですが、当然シャフトがロングタイプになっているのと、DXがHIGH SPEED ELM120、EliteがSTANDARD ELM120と、スペックも異なるような感じです。
ファーストインプレッションでDXがLiPoバッテリーを使うとオーバーランしてしまうという問題はこのハイスピードモーターが原因ではないかと思われます。
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ちなみに、HIGH SPEED ELM120とSTANDARD ELM120の違いは指でピニオンギアを摘まみ、シャフトを回すとよく分かります。
HIGH SPEEDの方が磁力が弱いのか、抵抗が少なく軽いです。
勢い良く回すとSTANDARDの方は割とすぐに回転が止まるのですが、HIGH SPEEDの方はしばらく回り続けます。

この制動トルクが大きいせいで、カットオフされた後でもしばらくモーターが動き続けてオーバーラン、バーストしてしまったのだと思われます。

HIGH SPEED ELM120、STANDARD ELM120共にピニオンギアはD型です。
側面からイモネジで締め込むのですが、イモネジの所にネジロック剤の変わりか?と思える位にグリスがギトギトに塗布されていました。
そりゃ緩むわ・・・。
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エンドベルはこんな感じ。
後部からのネジ止め式なので、カスタムモーターの素材にも使えますし、メンテナンスも容易そう。
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ブラシは一般的な電動ガン用モーターにも採用されているレイダウンタイプ。
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続いて、メカボックスを取り外していきます。
まず、バッファーチューブを外します。

一般的な電動ガンのバッファーチューブは、チューブ内にネジを通してピストンスプリングガイドに固定するのですが、E&LのM4はガスブロのような感じでロアレシーバー自体にネジ固定します。
ネジのピッチ等は追って詳しく測りますが、ガスブロ用のバッファーチューブが使えそうです。
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バッファーチューブがロアレシーバーに固定されるタイプなので、スプリングガイドがフリーになっており、このままだと暴れてしまいます。
それを防止する為にこのようなネジが付いています。
これをはずします。(滑り止めが付いているので、素手でも簡単に回せます)
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続いて、セレクターレバーを外すのですが、セレクターレバーはファーストインプレッションで書いた通り、ネジがカバーで隠されています。
これを剥がします。
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後はテイクダウンピン、トリガーピン、ボルトリリースボタン、マガジンキャッチ等を外していくと、メカボックスが取り外せるようになります。
ちなみに、マガジンキャッチはボルトリリースボタンを先に外さないといけないので、要注意です。
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ここまではDXとEliteで差はありませんでした。
使っているパーツの素材も形状も、同じでした。

で、ここからがメカボックス。
この記事では外観のみのレビューになります(内部は次の記事で書きます)

まあ、見ての通り内部パーツがDXとEliteで異なります。
まず、外見で分かるのはノズル、シリンダー、軸受け、配線でしょうか。
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で、気になっている人も多いかと思われるセレクターレバーの構造ですが、VFCコピーの一部独自仕様でした。
基本的にはVFCのアンビセレクターレバーが流用できると思います。
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ただ、セレクタープレートが特殊で、セレクターレバーをSAFEにした時に逆転防止ラッチを解除する機構が付いています。
構造的にWEのKATANAシリーズに搭載されている物によく似ています。
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この機構のせいでセレクタープレートは独自仕様になっています。
※セレクターレバーの前側はVFCに似ているので、逆転防止ラッチを解除する機能をオミットしてしまえば流用出来るかもしれませんが・・・。

最後に、ピストンスプリングガイドですが、こちらはメカボックス後部から取り出すことが出来る、QDタイプになっています。
ただ、「どうしてこんな仕様にしたんだ?」と思える設計でして、見ての通りネジ山が独自です。
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一般的なQDピストンスプリングガイドは六角ネジかマイナスネジになっており、各種ドライバーで取り外す事が出来るようになっている(E&LのAKシリーズも六角ネジだし)のですが、E&LのM4はこんな不思議なネジ山の形をしています・・・。
一応、溝にマイナスドライバーを入れて押し込みながら回せば回るのですが、力が掛かりにくいのと、変な方向に力が掛かるので硬いバネや長いバネを入れる事は出来ないと思います。
E&Lは専用の治具でも用意してるのでしょうか・・・。

[2016/6/14 11:45 追記] 当記事のコメントで、「スプリングガイドを固定する為のネジでスプリングガイドを外せるのでは?」とご指摘を頂きました。
後ほど試してみよと思いますが、写真を見返す限りそれでスプリンガイドは外せそうです。

[2016/6/15 0:30 追記] 検証した所、ピストンスプリングガイドを固定する為のネジを逆向きで使う事で外す事が出来ました。
というか、あの突起はピストンスプリングを着脱する為に作られた物でした。

とりあえず、メカボックスの外観まで見れたので分解レビュー Part.1はこれにて終了。
Part.2はメカボックス内部のパーツをDXとEliteで比較しながら見ていきます。


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